" 醜い家族という名の密室 "
今朝も目覚めることができた、
ありがとう。
本日は、
二十四節氣
雨水 (うすい) 初候
七十二候
土脉潤起 つちのしょううるおいおこる
第四候
「立春」末候から「雨水」初候へと移り、2月19日~23日くらいにあたります。
「雨水」とは雪から雨へと変わり、雪や氷が解け、農耕の準備をはじめる目安とされるころ。
雪から春の暖かな雨に変わり、冷たく固くなっていた大地が潤い、動植物が目覚めるころ。
今日のお題
『 みにくい かぞく という な の みっしつ 』
電車内や飲食店などで
自分たち中心の
周囲への配慮に欠ける
家族連れを見かけることが多くあります。
もちろん、
すべての家族が
そうであるとは思いませんが、
他人に迷惑がかかろうと、
" 自分たち家族だけよければいい "
というような、
自分たちのことしか眼中になく、
周囲への配慮に欠ける人たちを
見かけることがありますよね。
彼らは
まるで " 家族という名の密室 " に
いるかのように、
自分たちだけの世界に
閉じこもってしまうのです。
親子、夫婦、祖父母や孫。
それが二人だけなら、
まだそれなりに秩序があるものの、
数人以上になると、
周囲のことは
見えなくなってしまいます。
そして、
その " 家族という名の密室 " を
守るためには、
他者を犠牲にすることも
厭わないように見えるのです。
自分たちの方、
すなわち
" 内側にしか氣が向いていない "
状態なのです。
しかし、
家族連れで行動するときほど
自分たち以外の
" 外側に氣を向ける"
必要があるのではないでしょうか。
家族という閉じた空間で、
互いを甘やかしあい
依存しあうことで、
社会性を失ってしまっては
いけないと思うのです。
" 醜い家族連れ " を目にするたびに、
わが家族はそうなってないか?
他人から見られて
" 美しい家族連れ " であるか?
いつも
氣に留めておく必要がありますね。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝
" 社会が必要とするから、仕事は存在する "
今朝も目覚めることができた、
ありがとう。
本日は、
二十四節氣
立春 (りっしゅん) 末候
七十二候
魚上氷 うおこおりをいずる
第三候
「立春」は次候から末候へと移り、2月14日~18日くらいにあたります。
だんだんと暖かくなり、川や湖の氷が薄くなり解けはじめ、魚が跳ねるころのことです。
春の氣配に魚たちも少しづつ活発な動きになるのですね。
今日のお題
『しゃかい が ひつよう と する から、しごと は そんざい する 』
先日、久しぶりに
スーパー銭湯に行ってきました。
薬草ミストサウナで
適度に汗を流し、
露天のうたたね湯で
寝ころびながら、
ふと、思ったことがあります。
それは、
家に風呂があるにも関わらず、
私を含め大勢の人が
お金を払ってでも
" スーパー銭湯に行きたい "
という事実です。
「何を当たり前のことを言ってるんだ」
そう思われるかもしれませんが、
以下のように思うのです。
仕事や職業というものは、
一見すると
各自が自由に選択し、
自分の力で
遂行しているようにみえます。
しかし、実際には
" 社会がそれを必要としているからこそ、その仕事は成り立っているのです。"
つまり、
私たちは自分の意志で
仕事をしているように見えても、
実は " 社会に仕事をさせてもらっている "
と言えるのではないでしょうか。
スーパー銭湯の仕事は、
" 人々がのんびりと温泉につかりたい "
という欲求があるからこそ
必要とされます。
もし人々が
家の風呂で十分だと考えれば、
スーパー銭湯の仕事は成り立ちません。
これは
どのような
仕事にも当てはまりますよね。
このように考えると、
「仕事って、なんてありがたいんだ」
そう思えるのです。
私たちが
社会から仕事を任されていること自体、
非常に " ありがたいことだ " という
感謝の念が湧いてきます。
私たちは
天地大自然の一部として、
社会の一員として、
自分の能力を活かせる場を
与えられているということは、
決して当たり前のことではないのです。
改めて
自分の仕事が
" 社会にどのように貢献しているのか "
ということを
ときどき考えてみることも大切ですね。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝
" 自分で探し考えたことは忘れない "
今朝も目覚めることができた、
ありがとう。
本日は、
二十四節氣
立春 (りっしゅん) 末候
七十二候
魚上氷 うおこおりをいずる
第三候
「立春」は次候から末候へと移り、2月14日~18日くらいにあたります。
だんだんと暖かくなり、川や湖の氷が薄くなり解けはじめ、魚が跳ねるころのことです。
春の氣配に魚たちも少しづつ活発な動きになるのですね。
今日のお題
『じぶん で さが し かんがえ た こと は わすれ ない』
道に迷ったりしたとき、
人に道を尋ねるのは
圧倒的に女性が多いようですね。
一方で、
男性は地図やナビを見て
自分で見つけるまで探しまわる。
私も例外に漏れず、
人に道を尋ねることはほとんどないです。
「道に迷ったら、人に聞くのが一番手っ取り早い」
確かにそうかもしれません。
特に、急いでいる時や
土地勘のない場所では、
人に尋ねるのが効率的な手段ですよね。
でも、
誰かに道を尋ねる前に、
ちょっと、立ち止まって考えてみよう。
" 自分で考えることに
重要性があると思うのです。"
たとえば、
地図アプリやナビをじっくり見てみたり、
周囲の景色や標識を観察してみたり、
道に迷った
過去の経験や知識を思い出してみる。
そうすることで、
意外と簡単に
目的地にたどり着けることもあります。
" 自分で探す過程が大切です。"
人に聞いてしまうと、
すぐに答えを知ることができます。
これは時間の無駄を省き、
効率的なことに違いありません。
しかし、
自分で考えて、
試行錯誤して、
ようやく目的地にたどり着いた時の
達成感は格別です。
またその過程で、
様々な発見や学びがあることもあります。
" 記憶に残る経験が大切だと思うのです。"
人に聞いたことは、
すぐに忘れてしまうけれども
自分で考え、
苦労して見つけた道は、
記憶に残りやすいものです。
これは合氣道の技を覚える時も同じです。
「あっ、その技忘れました」
そう言って、
あたかも忘れることが当然のように
何度も私に技をきく人もいます。
本氣で覚えようとしない
心の表れですね。
そういう人は
この先も何ら変わりませんよ。
人にきけばすぐわかるが、
すぐ忘れる。
自分で考えたことではないからです。
その反対に
一度、頭の回路を通ったことは忘れない。
自分で考える時間を持つことです。
現代社会は、情報過多の時代です。
何が正しいのか?
自分で考える習慣を身につけないと
これからの時代についてはゆけない。
少し立ち止まってでも、
自分を見つめ直す時間を持つことが大切です。
自分と向き合い、
本当に大切なものは何かを考える。
人にきく前に
" まずは自分で考えること。"
それが、
考える力を養い、
現代社会において
豊かな人生を送るための
第一歩になるのではないでしょうか。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝
" 普段通らない道で「天の声」? "
今朝も目覚めることができた、
ありがとう。
本日は、
二十四節氣
立春 (りっしゅん) 末候
七十二候
魚上氷 うおこおりをいずる
第三候
「立春」は次候から末候へと移り、2月14日~18日くらいにあたります。
だんだんと暖かくなり、川や湖の氷が薄くなり解けはじめ、魚が跳ねるころのことです。
春の氣配に魚たちも少しづつ活発な動きになるのですね。
今日のお題
『ふだん とおら ない みち で「てん の こえ」?』
先日、
歩いていると、
スマホが落ちていることに
氣が付きました。
「落とし主は困っているだろうな」
そう思い、
交番に届けることにしました。
スマホを拾った現場から
最寄りの交番まで歩きながら、
「あっ!そういうことだったんだ」
" あること " に氣が付きました。
その " あること " とは、
もう何年も前のことですが、
免許証やカードが入った
カードケースを落としたことを
思い出しました。
あの時は、
警察から電話があり、
交番に届けてくれた人がいたことを
知りました。
本当にうれしかったし、
届けてくれた人に
感謝の氣持ちでいっぱいになりました。
それともう一つ、
次女が電車内にスマホを
落としたことがありました。
その時も
無事、次女の元に戻ってきました。
この世は巡り巡る。
スマホを拾った場所は
自宅からそう離れている場所では
ないのですが、
普段あまり通らない道でした。
きっと、
お天道さまが
「拾ってあげなさい」と
私を導いてくださったのだと
思いました。
交番に到着し、
拾ったスマホを届けました。
警察官が
「落とし主が見つかるまで、こちらで保管します。」
そう言って、
警察官は丁寧にスマホを
受け取ってくれました。
私は、
落とし主が見つかることを祈って
交番を後にしました。
以前、
カードケースを落とした時も
次女がスマホを落とした時も、
直接お礼をすることは
できなかったけれど、
世の中に一つ、
お返しができたような氣がしました。
スマホを落とした人が
ご自身の手元に無事戻ってきて、
喜んでいる姿を思い浮かべると
とても温かい氣持ちになりました。
この記事を読んだあなたも、
もし街でスマホを拾ったら、
ぜひ交番に届けてあげてください。
あなたの親切が、
きっと誰かの大きな助けになります。
拾ったスマホを
私はギュッと握りしめ、
「拾わせてくれて、ありがとう」
何度も何度も、心より感謝しました。
" この世の中に偶然はなく、すべてのことは必然なのだ "
私は、いつもそう確信しています。
いつか必ず、
自分に返ってくるのですね。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝
" すぐに役立つものは、すぐに役立たなくなる "
今朝も目覚めることができた、
ありがとう。
本日は、
二十四節氣
立春 (りっしゅん) 次候
七十二候
黄鶯睍睆 うぐいすなく
第二候
「立春」は初候から次候へと移り、2月9日~13日くらいにあたります。
「春告鳥」とも呼ばれる鶯が、美しい声で鳴きはじめるころのことです。
黄鶯は「鶯」、睍睆は「鳴き声が美しい」という意味だそうです。
今日のお題
『すぐ に やくだつ もの は、すぐ に やくだた なく なる』
「目先の便利さの落とし穴」とでも
言いますか、
私たちは、
つい目先の便利さや
効率に飛びつきがちです。
たとえば、
" 最新の家電 " とか
" 流行のアプリ " とか、
" 短期的なスキルアップ " であるとか。
これらは一時的には
私たちの生活を
豊かにしてくれるかもしれません。
しかし、
現代において
技術革新は目まぐるしく、
今日、便利だったものが
明日には時代遅れになることも
珍しくありません。
一方で、
すぐに役立つわけではないけれど、
長い目で見ると
「本当に価値のあるもの」があります。
たとえば、
" 基礎的な知識 " や
" 教養 " であるとか、
" 普遍的なスキル " とか。
また、
" 人間関係 " も
それにあたると思います。
これらのものは、
すぐに成果が出るわけではありません。
しかし、
長い年月をかけて
培うことで、
様々な場面で応用が利き、
人生を豊かにしてくれます。
今ではスマホさえあれば
ネットで検索し、
すぐにたくさんの情報を無料で
手に入れることができます。
パソコンや携帯電話も
なかった時代に比べれば、
ほんとうに便利な世の中になりました。
しかし、
日々、合氣道の指導をしていて
実感することは、
「本当に大切なもの」は、
「すぐには手に入らない」ことが多い
ということです。
大人、子どもに限らず、
合氣道の体験にくる人や
入門して間もない人の
" 姿勢の悪さ " には、ほんとうに驚きます。
でも、
そういう私も
合氣道を始めるまでは、
" 自分の姿勢の悪さ " というものに
全く氣づかなかったのです。
人間は、
自ら氣づかなければ
悪いものも直ることはないのです。
永年染み付いた
" 自分の姿勢の悪さ " を正すには、
一歩一歩、日々の取り組みが
必要不可欠なのです。
それだけで何年もかかるのです。
将来を見据え、
長期的な視点で物事を考えることが、
とても重要であると思うのです。
それが、
変化の激しい
現代社会を生き抜く上で、
不可欠な力となるのではないでしょうか。
「すぐに役立つものは、すぐに役立たなくなる」
この言葉を胸に刻み、
日々の選択を見直してみましょう。
本当に大切なものは何か、
未来を見据えて考えること。
それが、
私たち自身の成長に
つながるのではないでしょうか。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝