2025-01-29 03:06:00

" 人生そのものが合氣道 "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

本日は、

二十四節気 

大寒 (だいかん) 次候

 

七十二候 

水沢腹堅 みずさわあつくかたし

 

第七十一候

1月25日~29日頃までは大寒の次候にあたり、川に流れる水が凍ってしまうほど寒く、一年で一番冷える時期です。

 

 

 

 

今日のお題

 

 

 

『じんせい そのもの が あいきどう』

 

 

 

昨年12月に

X (旧ツイッター) の

フォロワーさんが主宰する

経営者向けの講習会の案内が

タイムラインに流れてきた。

 

 

それを主宰する

企業の実態等も

よくわからないのだが、

 

過去の投稿を見る限り、

信頼できる

企業であるようだった。

 

参加費は決して安価ではない。

 

どうしようか?

かなり迷ったが…

 

 

その講習会が開催される

1月19日(日曜日)は

第3日曜日にあたり、

キャナルタウン合氣道教室の稽古は

お休みの日だったこともあり、

 

「これは天地に導かれたな」と思い、

自分の直感を信じて

全ては天地大自然に任せて

その講習会に申し込んだ。

 

 

300人収容可能な

大阪なんばにある会場は

ほぼ満席状態だった。

 

 

3時間にわたり、

私にとって大変有意義な

講習会でした。

 

 

たくさんの学びの中に

こういう話があった。

 

 

" 売上を倍にするとか、

利益を出すことより、

よき伝統を受け継ぎ

「革新」を

続けていくことで

百年企業への道が開けていく " 

 

 

革新とは

旧来の制度、組織や

方法、習慣などを

改めて新しくする、

ということを意味する。

 

 

今回参加した講習会は

あくまで

中小企業の経営者向けだ。

 

 

合氣道の道場を主宰する

あなたには関係のない

ことなのでは?

 

 

そう捉える人もいることだろう。

 

 

しかし、

私の場合はそうではない。

 

 

私は

合氣道寺崎道場を主宰する

合氣道専門家です。

 

これを職業としているので、

僭越ながらプロです。

 

 

でも

その意味合いが

私の場合は少し異なります。

 

 

何が異なるのか?

 

 

それは

「合氣道とは生き方を学ぶもの」

という考え方です。

 

合氣道=人生そのものです。

 

 

合氣道の技は

道場で通用すれば

良いのではないのです。

 

日常において

発揮できなければ価値がない。

 

もちろん、

日常で人を投げたり

するのではありません。

 

 

その技を

日々、道場で鍛錬し、

その本質を理解し、

それを日常に活かすことなのです。

 

 

「日本人としてどう生きるのか」

それが私の考える合氣道です。

 

 

合氣道は日本発祥の武道です。

 

 

日本発祥の武道なら、

礼儀作法、立ち居振る舞い等

日本人として精神を

学ぶものであると考えます。

 

 

それと同時に

世の中は常に動いています。

 

昔も今も

一定で同じではありません。

 

 

昔は常識だったことが、

今では通用しないことも

多くあるのです。

 

 

過去の歴史を学び直し、

改めることは改める。

 

 

私は合氣道専門家ですが、

国家安全保障、危機管理、

テロ対策、自前資源、

北朝鮮による拉致事件、

領土問題などを勉強しています。

 

 

その内容は

テレビや新聞、ネットでは

絶対に入手不可能であり、

水面下での動きも含まれます。

 

 

それを

その道のスペシャリスト、

今もそれぞれの案件に

深く関わっている人から

直に学んでいます。

 

 

「そんなもの合氣道とは全く関係ないじゃないか」

 

そう言われたこともあります。

 

 

でも、そうでしょうか?

 

 

日本発祥の武道である

合氣道の専門家が

今現在の日本と世界情勢を

知らないでどうするのですか?

 

 

そういうことを

よく理解した上で、

これからの日本のこと、

世界のことを真剣に考え、

 

それを自分の中で

咀嚼して

私が主宰する

合氣道寺崎道場に集まる

子どもから大人、

 

特に

この先の日本を背負う

子ども達と共に考え、

指導することが最も重要なことです。

 

 

これが、

私のオリジナルの合氣道です。

 

 

 

繰り返しになりますが

先の講習会で学んだ、

 

 

" 売上を倍にするとか、

利益を出すことより、

よき伝統を受け継ぎ

「革新」を続けていくことで

百年企業への道が開けていく " 

 

 

これを合氣道道場に

置き換えて考えます。

 

 

" 会員を増やすこと、

お弟子さんを増やすこと。

もちろん

それも大切なことですが、

 

それより

先人の方々から引き継いだ

良き伝統を後世に伝え、

変えるべきところは変え

世の中の流れに沿って

道場運営にあたること。

 

そして、

この日本発祥の

素晴らしい武道である

合氣道の

今後の益々の発展のために

尽力することが

私の責務であるということです。

 

 

 

企業経営者向け講習会も

私にとっての合氣道。

 

食事も合氣道。

 

人と話すことも合氣道。

 

映画鑑賞も合氣道。

 

音楽聴くのも合氣道。

 

風呂に入っても合氣道。

 

就寝も合氣道。

 

 

人生そのものが合氣道です。

 

 

これが

私流のオリジナル合氣道でありまする。

 

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道寺崎道場

道場長 拝

2025-01-28 03:20:00

" いつもありがとうございます "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

本日は、

二十四節気 

大寒 (だいかん) 次候

 

七十二候 

水沢腹堅 みずさわあつくかたし

第七十一候

1月25日~29日頃までは大寒の次候にあたり、川に流れる水が凍ってしまうほど寒く、一年で一番冷える時期です。

 

 

 

 

今日のお題

 

 

 

『いつも ありがとう ございます』

 

 

 

マンションの共用部を

清掃してくれる人や、

ゴミ置き場を

清掃してくれる人たちがいる。

 

毎日、早朝から

寒い日も暑い日も雨の日でも、

そこに暮らす

私達住民のために

仕事をしてくれる人たち。

 

 

その人たちを見かけたら

私は必ず、

「いつもありがとうございます」と

感謝の氣持ちを伝えて

通り過ぎるようにしている。

 

 

すると、

一瞬「えっ?」と

驚くような表情を見せますが、

すぐに笑顔になり、

何とも穏やかな雰囲気になります。

 

 

その人の立場に立って

考えたら、

「いつもありがとうございます」

という言葉は

ごく自然に出てくるのです。

 

 

" それが仕事なんだから " 

" それで給料もらってるんだから " 

" して当たり前なんだ " 

 

というように

思う人もいるのではないでしょうか。

 

 

それが彼らの仕事なのだから

当たり前のことだ。

 

それはその通りです。

 

 

給料をもらう以上

社員であれ、パートであれ、

それが職業なのだから

誰もがプロであるべきです。

 

プロである以上、

その道に精通し

人並み以上の

仕事ができなければ

価値はない。

 

 

でも、

人間の主体は「心」です。

 

心が身体を動かしているのです。

 

 

 

「いつもありがとうございます」

 

そう心から

感謝の言葉を伝えられて、

悪い氣がする人は

いないと思うのです。

 

 

彼らの立場に立って

物事を考えたら、

 

「よし!今日はいつもよりきれいにしてやるぞ」

 

というように

" やる氣 " を出して

仕事をしてくれる人も

増えるのではないでしょうか。

 

 

その結果、

私達が暮らす環境が

よりきれいに

より住みやすくなれば、

 

一番ありがたいのは

住民である私達なのです。

 

 

「おい!もっときれいに掃除するよう清掃員に言っておけ」

 

「こっちは高い共益費を払ってるんだから」

 

 

それをマンションの管理事務所や

管理人に言う前に、

 

ちょっと

心を静めて、考えてみては

どうかと思うのでありまする。

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道寺崎道場

道場長 拝

2025-01-27 03:40:00

" 出過ぎた杭になれ "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

本日は、

二十四節気 

大寒 (だいかん) 次候

 

七十二候 

水沢腹堅 みずさわあつくかたし

第七十一候

1月25日~29日頃までは大寒の次候にあたり、川に流れる水が凍ってしまうほど寒く、一年で一番冷える時期です。

 

 

 

今日のお題

 

 

『ですぎ た くい に なれ』

 

 

" 出る杭は打たれる " という

ことわざがある。

 

 

才覚をあらわす者は

妬まれ、妨げられることの

たとえだ。

 

 

昔から日本人は

周りの環境に

同調、調和をする

文化や風習を持っている。

 

言い換えれば、

 

一度決まったことを

変えることができない、

 

という悪しき風習がある。

 

 

それを変えようと、

立ち上がった人の

足を引っ張ったり、

上から叩いて潰して

出させないようにする。

 

" 出る杭は打たれる " とは

そういうことだ。

 

 

世のため、人のために

熱い志を持ってしても

叩かれるのだ。

 

 

いったい

何が正しいのか?

 

さっぱり分からない。

 

 

相手の氣を尊び

相手の立場に立って、

相手を導くことが

合氣道ではないのか?

 

 

私はそう習ってきましたよ。

 

 

そして、

世のため、人のために。

 

その使命感に燃えて

自ら重荷を背負い、

組織や団体、

そこに集まる

人の役に立つよう行動することが

間違いであって、

 

自分のことしか考えず、

常に上から目線で

人の心に

ズカズカと土足で

入り込み、

 

何もせず

あぐらをかいていることが

正しいというのか?

 

 

それが正しいというのなら

それが正しい世の中なら、

 

もう、

そんなところに未練はないよ。

 

 

 

松下幸之助さんは

『出過ぎた杭は打たれない』

という言葉を残している。

 

 

世のため、人ために

役立つ人になるのなら、

" 出る杭 " になれ、

 

しかし、

" 出る杭は打たれる " から

 

いくら

叩きのめされても

踏み潰されようが

じっと耐え、

 

やがて

誰も叩けない

踏み潰すこともできない、

 

大きな大きな

天にも伸びる

" 出過ぎた杭 " になること

であると、

私は捉えている。

 

 

そうなるために、

また今日から

一からの再出発なんだ。

 

 

昨日は

そう考えさせられた

私の人生63年の記念日だった。

 

 

" おかげさまで "

再出発するには

最適の日になりましたよ。

 

 

まぁ、

63年も生きてたら

こんな日もあるよ。

 

 

この世の中に

正しいことなんか

無いのかもしれない。

 

 

でも私は

世のため、人のために

役立つ人間になることが、

 

" 天地大自然の大道 " であると

確信している。

 

この先も迷わず、

この道を進もう。

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道寺崎道場

道場長 拝

2025-01-24 04:01:00

" 道は守るもの "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

本日は、

二十四節気 

大寒 (だいかん) 初候

 

七十二候 

款冬華 ふきのはなさく

第七十候

1月20日~24日頃までは大寒の初候にあたり、ふきのとうのつぼみが地面から顔を出しはじめるころです。大地は春の準備を進めています。

 

 

 

 

今日のお題

 

 

 

『みち は まもる もの』

 

 

 

昨日の昼食は

炭火焼鳥丼を美味しくいただいた。

 

そのお店は

客からオーダーが入ってから

鶏肉を一枚一枚、

丁寧に炭火で焼いてくれる。

 

 

店員さんが焼いてくれるのを

カウンター席から

眺めながら、

ふと、こんなことを思った。

 

 

炭火で焼くから

ここの焼鳥丼は美味しい。

 

 

だから、

その熱くいこった炭火は

重宝され、大切に扱われる。

 

 

その熱くいこった

大切な炭火が

客席に飛んできたとしたら、

客は大やけどを負い

カウンターは焦げるだろう。

 

 

そうなれば、

その炭火に感謝したり

褒めたりする人は

いないのではないか。

 

 

その炭火は

即座に叩き消されるか、。

水をかけられるだろう。

 

 

鶏肉を焼く炭火も

叩き消された炭火も

 

全く同じ炭火であり、

炭火そのものに

差異はないのだ。

 

 

何が違うのか?

 

 

それは

使い方を誤っただけのこと。

 

ただ、使い道を

誤っただけのことなのです。

 

 

 

道を誤ってしまったら、

その値打ちが無くなる。

 

 

 

道を間違い、

踏み外してしまったら

 

 

プラスのものが

マイナスにもなり得る。

 

 

 

合氣道の稽古も然り、

 

 

 

私達の

日常生活、仕事、勉強、

家事、育児、食事など、

 

 

人生にあてはまる

ことではあるまいか。

 

 

 

物と事、

一切の事柄には、

それぞれ

正しい道というものがある。

 

 

 

道は守ってこそ、

価値があるのでありまする。

 

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-01-23 03:26:00

" ゆりもどし "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

本日は、

二十四節気 

大寒 (だいかん) 初候

 

七十二候 

款冬華 ふきのはなさく

第七十候

1月20日~24日頃までは大寒の初候にあたり、ふきのとうのつぼみが地面から顔を出しはじめるころです。大地は春の準備を進めています。

 

 

 

今日のお題

 

 

『ゆりもどし』

 

 

合氣道の出稽古や

勉強会などで、

東京や京都へよく出かける。

 

 

東京の都心での移動は

東京メトロや都営地下鉄が便利だ。

 

京都ではバスをよく利用する。

 

 

先日、

京都でバスに乗っていると

聞こえてくる言葉は

外国語で溢れかえっていた。

 

全く日本語が聞こえないのだ。

 

周りを見渡しても外国人ばかりで、

思わず日本人の乗客を探した。

 

 

「ここはどこ」、

「私はだれ」と思わず心で呟いた。

 

 

観光地はどこも

外国人と外国語で溢れている。

 

 

日本人を探す。

日本語にホッとする。

 

 

 

コロナ禍で観光業は

大きなダメージを負った。

 

その後、

円安も影響して

連日多くの外国人が

日本を訪れている。

 

いわゆるインバウンドだ。

 

 

次の東京出張の際に

宿泊するホテルを

交通の利便性などを

考慮して探しながら驚いた。

 

「えっ!こんなに高いの」

 

よく利用していた

ビジネスホテルやシティホテルが

値上がりしている。

 

 

もちろん

時期にもよるのだが、

 

6,000円〜8,000円位だったのが、

軒並み10,000円位になっている。

 

 

 

その要因は

コロナ禍に旅行を控えていた分、

 

旅行へ行けるように

なったことで

 

急激に需要が増えたことや、

インバウンド需要も同時に回復して、

 

国内需要よりも

料金に寛容なインバウンド需要に

合わせた基準などで

宿泊料金が高騰しているらしい。

 

 

これも一つの

" ゆりもどし " なのかな。

 

 

一度、片方に傾いたり、

揺れたりしたものが

元に戻ろうとする作用だ。

 

 

政治も同じだ、

中心を保とうとするために

右に傾けば左に傾く。

 

 

この " ゆりもどし " は

万物に共通する

自然の摂理である。

 

 

普遍的な法則であり

宇宙の真理であるから、

私達はそれに従って

生きるほかない。

 

 

 

とはいえ、

このように

あらゆるものが

値上がりしては、

 

私達の

財布の紐も固くなる一方だ。

 

 

しかし、それも

やがてゆっくりと時間をかけて

中心へと落ち着いていくのだろう。

 

 

物体の重みが

落ち着くべきところに

落ち着くことを

" 落ち着き " と言うのだから、

 

そうなっていくのだろう。

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝