2025-02-05 03:46:00

" 疲れる原因は姿勢にあり "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

 

本日は、

二十四節氣

立春 (りっしゅん) 初候

 

七十二候 

東風解凍 はるかぜこおりをとく

第一候

二十四節氣では「大寒」から「立春」へと移り、2月8日頃までは立春の初候にあたります。

東風とは春風のこと。

東風解凍とは、あたたかな春風が吹きはじめ、川や湖の氷がゆっくりと解けるころのことです。

 

 

 

 

今日のお題

 

 

 

『つかれ る げんいん は しせい に あり 』

 

 

 

姿勢が良いと

見た目も美しく、

格好が良いですね。

 

 

しかし、

その重要性は

外見だけにとどまりません。

 

 

 

姿勢が悪いと、

体が前後左右に傾き、

 

体の軸が

常に不安定な状態になります。

 

 

この状態が続くと、

視線もまた不安定になり、

両目から入る情報に

ズレが生じるのです。

 

 

脳は、

このズレを修正するために

余分な作業を強いられ、

 

その結果、

脳の疲労が蓄積し、

集中力や判断力が

低下すると言われています。

 

 

つまり、

姿勢を正すことは、

見た目を美しくするだけでなく、

 

脳の疲労を軽減し、

集中力や判断力を

高めることにもつながるのですね。

 

 

 

それが

" 人間の脳の仕組み " であることが

分かれば、

 

 

親が子どもに

「勉強しなさい」

「集中しなさい」などと

いくら言ったところで、

できるはずもないのです。

 

 

 

私が主宰する

合氣道寺崎道場には

背中が丸まっているような

子どもは一人もいません。

 

 

 

しかし、

その子どもたちでも

初めて道場に来た時は

皆、姿勢がひどく乱れていました。

 

 

正座したとき、

ほとんどの子どもは

仙骨が起きていませんでした。

 

 

 

しかし、

その子どもの仙骨に

そっと手を当て起こしてやります。 

 

 

 

それを繰り返し行うだけで

改善できるのです。

 

 

 

まぁ、

子どものことですから、

 

時々、氣が抜けてしまって

背中が丸まってしまうことも

ありますが、

 

そのときも

「仙骨を起こしなさい」などと

口で注意するのではなく、

 

そっと優しく

仙骨に手を当ててあげるだけで

一瞬にして直ります。

 

 

 

それを繰り返し行えば、

私が近付いただけで

さっと自分で

仙骨を起こせるようになるのです。

 

 

 

 

また、

姿勢の悪さは

脳だけではなく、

内臓にも悪い影響を

与えてしまいます。

 

 

 

良い姿勢は

道場だけではなく、

家庭で実践することが大切です。

 

 

親子で実践することが重要です。

 

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-02-04 03:28:00

" 得にならないことをすれば成長する "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

 

本日は、

二十四節氣

立春 (りっしゅん) 初候

 

七十二候 

東風解凍 はるかぜこおりをとく

第一候

二十四節氣では「大寒」から「立春」へと移り、2月8日頃までは立春の初候にあたります。

東風とは春風のこと。

東風解凍とは、あたたかな春風が吹きはじめ、川や湖の氷がゆっくりと解けるころのことです。

 

 

 

 

今日のお題

 

 

 

『とく に ならない こと を すれ ば せいちょう する』

 

 

 

今年の1月2日に

91歳で逝去された

 

大手カー用品チェーン

「イエローハット」の創業者で、

「日本を美しくする会」の

創設者でもある

 

鍵山秀三郎氏

( かぎやま ひでさぶろう ) は

ご自身の著書に

 

「人間は自分の得にならないことをやらなければ成長できない」

という言葉を残されている。

 

 

イエローハット創業以来、

自ら率先して続けられた

掃除に多くの人が共鳴し、

その影響で

近年は掃除運動が

国内外に広がっている。

 

その重要な役割を

果たされた

立役者であるからこそ、

 

この言葉には説得力がある。

 

 

私など鍵山秀三郎氏の

足元にも及ばないが、

 

いや、

そういう表現をすること自体が、

僭越過ぎることではあるが…

 

 

道端に落ちている

タバコの吸い殻拾いを

自分の毎朝の日課にしている。

 

 

ことの発端は

今から約30年前、

 

10代後半から

趣味で始めたサーフィンが

きっかけとなり、

神戸から遠く離れた地で

民宿を営み、

サーフィンが生活の一部だった頃に

 

ビーチに落ちている

タバコの吸い殻や空き缶、

ペットボトルやゴミを拾う

ことから始まった。

 

 

現在のような

電子タバコなどない時代だ。

 

タバコのフィルター部分は

永遠に自然に還らない

ということを知った。

 

それ以来、

海から上がる時に

砂浜に落ちている

タバコの吸い殻拾いを

行うようになった。

 

 

サーフィンから離れた

今現在ではビーチではなく、

道端に落ちているタバコの吸い殻を

毎日拾っている。

 

 

このブログの以前のエントリーでも

書いたことがあるが、

一本も拾えなかった日は

未だ一度もない。

 

 

鍵山秀三郎氏の

「人間は自分の得にならないことをやらなければ成長できない」

 

この言葉通り、

自分が成長しているか、

どうかは自分では分からない。

 

 

しかし、

社会に地球に

貢献していることは事実だ。

 

 

その事実こそが、

自身の成長につながって

いくのではないかな。

 

 

そのように思うのでありまする。

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

 

 

 

 

2025-02-03 03:25:00

" 三寒四温 "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

本日は、

二十四節氣

立春 (りっしゅん) 初候

 

七十二候 

東風解凍 はるかぜこおりをとく

第一候

二十四節氣では「大寒」から「立春」へと移り、2月8日頃までは立春の初候にあたります。

東風とは春風のこと。

東風解凍とは、あたたかな春風が吹きはじめ、川や湖の氷がゆっくりと解けるころのことです。

 

 

 

 

今日のお題

 

 

 

『さんかんしおん』

 

 

 

二十四節氣は、

太陽と地球の位置関係によって

定められているのですね。

 

 

現在の暦だと、

一年は365日、うるう年が366日。

 

地球が太陽の周りを

一周する長さとは

少しずれがあるために、

年によって日付が動く。

 

 

そのため、

立春の日付が2月3日か4日の

どちらかになることが多いそうです。

 

 

 

きのう2月2日は立春の前日であり、

節分でした。

 

 

今年もたくさんの子どもたちが

参加して

合氣道寺崎道場の

毎年の恒例行事である、

節分の豆まきを

子どもたちと楽しく行いました。

 

 

昨年に引き続き、

今年も子どもたちを

楽しませるために、

大切な休日を使ってまで

赤鬼に扮して走り回ってくださった

〇〇君のお父さんには

心より感謝しています。

 

 

魂からありがとうございました。

 

 

 

まだまだ、

この世の中

捨てたものじゃないですね。

 

 

 

 

さて、旧暦では

立春を一年のはじまりと

していたことから、

 

節分は

現在でいう大晦日のような扱いで、

盛大にお祝いされてきました。

 

 

節分に豆をまいたり

鬼を退治したりするのは、

 

季節の変わりめに

悪いものが入ってきやすい、

そのように考えられていたため、

 

邪氣を祓い、

無事に新年を迎えることを祈念して、

節分の行事を行ってきたのですね。

 

 

 

今日のお題である

「三寒四温」とは、

冬に寒い日が三日くらい続くと

その後に、

四日ほど暖かい日がつづくことです。

 

 

寒暖が冬から初春にかけて

繰り返され、

少しづつ氣候が春めいてきます。

 

 

本来、

三寒四温という言葉は

冬に使われる季語ですが、

 

 

私達、人間の心も

似ているようにも思うのです。

 

 

自分にとって

良い日もあれば、

悪い日もあって。

 

願い通りになる日もあれば、

願い通りにならない日もある。

 

 

決して、

おもしろくない日

ばかりではないが、

 

人生は

自分の思い通りに

ならないことの方が圧倒的に多い。

 

 

 

毎朝、

決まった道路に落ちている

タバコの吸い殻拾いをする中に、

一本の桜の木がある。

 

 

枝の蕾をそっと触ってみた。

 

まだまだ、

その蕾は固く閉ざされたままだ。

 

 

寒い日も暑い日も

雨の日も雪の日も

台風の強風にも耐えてきた蕾。

 

 

そして、

やがて柔らかくなった蕾は

きれいな桜の花を咲かせて、

私達を楽しませてくれる。

 

 

それを見ていると、

万物の霊長たる、人間が

桜の蕾に負けるわけにはいかない。

そう思う。

 

 

 

子どもたちのために

大切な休日にも関わらず、

赤鬼に扮してくれた、

〇〇君のお父さんの志と

桜の蕾に触れ、

 

それに恥ずかしくないよう

自分の心を育てなければならない。

 

 

 

季節の変わりめ、

また新たな一年の始まりに

そう思うのでありまする。

 

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

 

 

2025-01-31 03:10:00

" うつわ "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

本日は、

二十四節気 

大寒 (だいかん) 末候

 

七十二候 

鶏始乳 にわとりはじめてとやにつく

第七十二候

にわとりが春の訪れを感じて卵を産むころです。

1月30日~2月2日頃までは大寒の末候にあたり、一年でもっとも寒さが厳しいころです。冬の最後の節季。大寒の最後の日は節分ですね。

 

 

 

 

今日のお題

 

 

 

『うつわ』

 

 

 

わが家のベランダは西に向いている。

 

そのため、

午前中はほとんど日が差さない。

一方で

午後から夕方にかけて

太陽の光の恩恵を受ける。

 

" 西日が強く差す "

ベランダなので、

生き物や植物が育たない。

 

 

ゆいいつ、

縁紅弁慶 (フチベニベンケイ)

という和名や

花月 (かげつ)という名の植物。

いわゆる

金のなる木、成金草と呼ばれる

植物だけが何とか育つ。

 

 

この植物に限らず、

植木鉢の大きさによって

大きくも育つし、

小さくも育つものだ。

 

大きく立派に

育てようと思えば、

大きな鉢に変えなければ、

大きくは育たない。

 

 

 

これと同様に

人間もその人の

" 器 " の大きさで

物事を考えたり、行動するものだ。

 

 

 

何かことがうまく運ばないとき、

人間関係がうまくいかないとき、

 

そのようなときは、

私はいつもベランダに出て

この植物をじっと眺める。

 

 

その植物を

今以上に大きく

育てようと思えば、

植木鉢の大きさを変えるしかない。

 

 

そしていつも、

「そうか」と改めて氣づくのだ。

 

 

ことがうまく運ばないことも

人間関係で悩むことも、

 

" すべては自分の責任だ " 

 

 

自分の " うつわ " が小さいから

起きている現象なのだ。

 

 

それに氣がつけば、

自分の " うつわ " を

大きくすることだけを考え、

実践すれば良いだけのこと。

 

 

500mlのマグカップで

500ml以上のコーヒーは

飲むことができないのだ。

 

 

自分の周りに

愚痴や人の陰口ばかり言う人が

集まってくるとすれば、

それは自分の " うつわ " が

それだけのものだからだ。

 

 

それが嫌なら

自分の " うつわ " の大きさと

入れる内容を良いものに

変えるよう努力すれば、

周りも変わっていく。

 

 

今の仕事は嫌だ、

こんな仕事がしたい。

 

今の給料は安すぎるから、

せめてこれくらいはもらいたい。

 

こんな洋服着てみたい。

 

こんな車がほしい。

 

こんな家がほしい。

 

 

そういうことが

実現しない原因は

全部それが今の " 自分のうつわ " 

であるからだ。

 

 

仮に一時期は

実現できたとしても、

いつかは自分にしっぺ返しがくる。

 

 

人に何か頼まれても嫌だと断る。

それを重荷と考える。

 

それが " 自分の小さなうつわ " だ。

 

 

何事も自分の責任。

 

何があっても他人のせいにせず、

自分の " うつわ " の小ささを

顧みて反省する。

 

 

頼まれごとは

絶対に無理なことでない限り、

氣持ちよく引き受ける。

 

人の役に立つことなら、

自らすすんで重荷を背負う。

 

それを喜びとする。

 

 

それを怠らず実践し続ける。

 

 

そういう人は人に頼りにされる。

 

 

周りから頼りにされる

ということは

" うつわ " が大きい人間である証だ。

 

 

今日も

その " うつわ " を

もっと大きく育てよう。

 

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-01-30 03:14:00

" 小さなことでも人の役に立っている "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

本日は、

二十四節気 

大寒 (だいかん) 末候

 

七十二候 

鶏始乳 にわとりはじめてとやにつく

第七十二候

にわとりが春の訪れを感じて卵を産むころです。1月30日~2月2日頃までは大寒の末候にあたり、一年でもっとも寒さが厳しいころです。冬の最後の節季。大寒の最後の日は節分ですね。

 

 

 

今日のお題

 

 

 

『ちいさな こと でも ひと の やく に たって いる』

 

 

 

" 人の役に立つ人間になろう " 

" 人の役に立つことをしよう " 

 

日々の合氣道の稽古のなかで

とくに子どもたちには、

そういう話をよくします。

 

 

合氣道寺崎道場に通う

とても純粋で

素直な子どもたちは、

私の話を真剣に聞いて、

何度もうなずいてくれます。

 

 

とはいえ、

子どもたちにとって

 

人の役に立つことって、

" 何をすれば良いのかな? " 

 

そのように思う

子どもたちも

多いのではないでしょうか。

 

" 人のため、世の中のため " 

になることって、

何か大きなことを

しなければならない。

 

そのように考える

大人も少なくないかもしれません。

 

 

でも、

私たちの日々の生活の中で

ちょっとしたことを

するだけで、

人に役立つことができるのです。

 

 

 

実際に、

きのう私がしたことをお話します。

 

 

きのうは水曜日で

兵庫キャナルタウン合氣道道場で

お稽古がある日です。

 

 

自宅から道場に

歩いて向かっている途中、

道路に釘が一本落ちていたので、

拾いました。

 

 

その道路は

よちよち歩きの幼児や

自転車もよく通ります。

 

また、

兵庫キャナルタウン合氣道道場に

自転車で通う

子どもたちも少なくありません。

 

 

運悪く、その釘で

自転車のタイヤがパンクする

危険性もあります。

 

幼児が転んで大きなけがに

つながる可能性もあります。

 

 

道路に釘が落ちていても、

なんの役にも立たないので

それを拾う。

 

 

たった、

これだけのことでも

 

人の役にも

地域の役にも立つのです。

 

 

ほんの少しの " 勇氣 " をだして、

今日も人の役に立つことを

一つでもしてみよう。

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝