" 環境は心を育む。私の新たな挑戦 "
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
本日は、二十四節氣
大暑【たいしょ】初候
七十二候
第三十四候 桐始結花【きりはじめてはなをむすぶ】
二十四節氣は「大暑」へと移りました。
二十四節氣における夏の最後の節氣で、一年で最も暑さが厳しい時期とされています。
「桐始結花」は7月22日~27日ころにあたり、きりの花が実を結び始める頃。
今日の " 道場長の一日一心 "
『 かんきょう は こころ を はぐく む。わたし の あらた な ちょうせん 』
"「良い環境」が育む心と身体 "
毎日を大切に、
日々の生活の中で、
私が強く感じていることの一つに
「環境」の重要性があります。
今日は、その「環境」が
私たちにもたらす影響について、
「コベカツ」という
神戸市が全国に先駆けての取り組みを
例にお話ししたいと思います。
" コベカツとは?合氣道琴心館寺崎道場の新たな挑戦 "
「コベカツ」については
このエントリー でも触れていますので、
宜しければご覧になってください。
「コベカツ」とは、
神戸市立中学校に通う全ての子どもたちが
校区の枠を超えて、
様々な部活動に参加できる神戸市の取り組みです。
神戸市教育委員会のウェブサイトで
詳細が確認できます。
合氣道琴心館寺崎道場は、
この「コベカツ」に積極的に参画し、
中学校の部活動に
合氣道を取り入れる活動を始めます。
これは、
より多くの子どもたちに
合氣道を通して
正しい「心と身体の使い方」を身につけて
もらうための大切な一歩です。
" 地域選び・学校選びが未来を拓く "
もう一つ、
「コベカツ」の特徴として
神戸市立中学校に通う中学生だけではなく、
私立中学校に通う中学生や小学生、社会人、
大人から子どもまで
実に幅広い多世代交流が可能になります。
その上で、
「コベカツ」に登録する際、
合氣道琴心館寺崎道場が特に重視しているのが
「地区選び」と「学校選び」です。
これは、
単に場所を選ぶという以上に、
「エネルギーの高い場所」
「良い氣が流れている場所」を
選ぶということに他なりません。
人間は住んでいる街からも、
そこに集う人々からも、
とてつもない「氣」の影響を受けます。
住む空間や街が変われば、
そこにいる人が変わり、
出会いが変われば、
そこから受ける「エネルギー」も変わるのです。
私たちが「良い環境」と考えるのは、
単に安全で便利というだけではありません。
" 質の高い「情報」が心身を育む "
たとえば、
子どもの教育に熱心な家庭が多い地域では、
公立学校であっても
自然と教育の質が向上します。
また、
街を歩けば、
身だしなみの整った人々が
犬の散歩をしていたり、
その地域のスーパーやコンビニで
買い物する人の姿であったり、
道路を走る車や自転車の運転マナーや、
カフェやファミレスなどで
聞こえてくる会話が
教養を感じさせるものであったり、
道路が美しく清掃されていたりと、
日常生活の中で
「目にするもの」、
「耳にするもの」、「感じるもの」、
つまり、五感から得られる
ありとあらゆる「情報」の質が高まるのです。
このような「質の高い環境」に
身を置くことで、
私たち自身の「心と身体」も
その街の波動と共鳴し、
より「良い方向」へと引き上げられていきます。
周囲の人々から良い刺激を受け、
私たち自身もまた、
「質の高いエネルギー」を
発することができるようになるのです。
「人間は生きている間、学び続けるものである」
そう私は常々考えています。
したがって、
他人がどうこうではなく、
自分が「その道」を歩めば良いのです。
そして、
「その道」を歩む上で
私自身が「質の高いエネルギー」、
「プラスの氣」を発しなくてはなりませぬ。
その意味でも「環境」は大事なのです。
合氣道は心身を正しく鍛える道ですが、
その修練の効果は、
日々の生活を送る「環境」によっても
大きく左右されると私は考えます。
今日の " 道場長の一日一心 " は
「環境」という視点から、
合氣道と子育て、
そして地域との繋がりについて
考えてみました。
「コベカツ」を通じて、
一人でも多くの子どもや地域の方々が
「良い環境」の中で「合氣道」と出会い、
心身ともに健やかに成長する一助となれば、
それほど幸いなことはございませぬ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
兵庫県合氣道連盟
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝