" 人生も「経営」 "
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
本日は、二十四節氣
立夏 ( りっか ) 次候
七十二候
第二十候 蚯蚓出 みみずいずる
「立夏」は次候へと移りました。
5月10日~14日ころにあたります。
「蚯蚓出」は春の暖かさを感じて、
冬眠していた蚯蚓(ミミズ)が地上に出てくる頃。
今日のお題
『じんせい も「けいえい」 』
「経営」という言葉。
それは、
ビジネスの現場でよく使われますが、
そのルーツは
意外にも深いところにあります。
何かの著書で知ったのですが、
「経営」とは
もともと仏教用語で
「修行」を意味するのだとか。
「経」という字は、織物の縦糸を表し、
そこから転じて、
時代や場所が変わっても
揺るがない普遍の原理や道筋を
指すようになったそうです。
そして、
その変わらない教え、
変わらない道を
自ら「営み」、実践していくこと。
これこそが
「経営」という言葉が持つ
本来の意味なのかもしれません。
そうであるならば、
「経営」は決して会社やお店といった
ビジネスの世界だけの話ではありません。
私たちの
「人生」そのものが、
まさに「経営」と
言えるのではないでしょうか。
自分自身という存在を築き上げ、
磨いていくことも、また「経営」です。
私たちは皆、
" それぞれの人生 " という
航海の舵取りを任された
リーダーであり、「経営者」なのです。
いかに " 自分という船を育て " 、
" 人生という大海原 " を
どのように進んでいくのか。
それは、
時代を超えて、
今を生きる
すべての人に共通する
大切な問いかけなのではないでしょうか。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
兵庫県合氣道連盟
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝