2025-05-27 03:36:00

" ダーウィンの言葉に学ぶ!合氣道と「一意専心」の極意 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

小満【しょうまん】 次候

 

七十二候

第二十三候 紅花栄【べにばなさかう】

二十四節氣「小満」は次候へと移りました。

「紅花栄」は5月26日~30日ころにあたります。

 

紅色の染料や食用油の原料となる紅花が、鮮やかに咲き誇る頃のこと。

 

 

 

 

 

今日のお題

 

 

 

 

『 ダーウィン の ことば に まな ぶ!あいきどう と「いちいせんしん」の ごくい 』

 

 

 

 

今日は、

合氣道の稽古にも

人生にも通じる大切な " 心の態度 "

 

「一意専心」についてお話ししたいと思います。

 

 

 

 

 

" 「頭のよさ」より大切なこと " 

 

 

 

 

チャールズ・ダーウィンの

こんな言葉をご存知でしょうか?

 

 

 

彼は

「人間にとって重要なのは、頭のよさよりも心の態度である」

と言ったそうです。

 

 

 

これはまさに、

日々の稽古の中で

 

合氣道師範として、

僭越ではありますが

痛感することと重なるのです。

 

 

 

 

学校の成績や知識の量だけが、

本当に価値ある人生を

送るために必要なものでしょうか?

 

 

 

ダーウィンの言葉は、

「そうではない」と語りかけているように感じます。

 

 

 

真に大切なのは、

学問的な「頭のよさ」だけではなく、

 

物事を深く考え、

一つのことに集中して取り組む

 

「真剣な心の態度」なのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

" 合氣道と「一意専心」 " 

 

 

 

 

 

合氣道の稽古は、

まさにこの「一意専心」

養う場であると私は考えます。

 

 

 

技を習得するためには、

一つ一つの動作に集中し、

 

自分の心を「臍下の一点に静める」

必要があります。

 

心が静まるから、

相手の「氣の動き」を読みとることができるのです。

 

 

 

 

 

雑念を払い静め、

" 今この瞬間 " に心を集中することで、

 

初めて技は身体に染み込み、

より深い理解へと繋がります。

 

 

 

 

 

" 日常生活に活かす「一意専心」"

 

 

 

 

 

これは稽古に限った話ではありません。

 

仕事でも、趣味でも、家事でも、

どんなことでも、

 

目の前のことに心を込めて

取り組むことで、

 

見えてくる世界が変わります。

 

 

 

心を " そこ " に集中することで、

 

より効率的に、

より深く物事を理解し、

 

結果として

大きな充実感を得ることができます。

 

 

 

 

「一意専心」とは、

ただ一つのことに集中することだけを

指すのではありません。

 

 

 

それは、

今、自分が取り組んでいることに対して、

" 真摯に向き合う " 

「心の態度」そのものなのです。

 

 

 

 

 

" 稽古と人生を豊かにする心の姿勢 " 

 

 

 

 

 

ダーウィンの言葉が示すように、

私たちの人生を豊かにするのは、

 

生まれ持った

才能や知識の量だけではありません。

 

 

 

むしろ、

目の前のことに

どれだけ真剣に向き合い、

 

一途に取り組むことができるか、

 

 

その「心の態度」こそが、

 

私たちの成長と充実した人生を

形作るのだと私は信じてやみません。

 

 

 

合氣道の稽古を通して、

技を磨くだけでなく、

 

この「一意専心」の心の態度を養い、

 

合氣道琴心館寺崎道場の

会員の皆さんの人生が

より豊かになることを願っています。

 

 

 

さて、

あなたは、今日、

何に「一意専心」しますか?

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-05-26 03:57:00

" 変わるなら、まず「どうしたら?」と問え "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

小満【しょうまん】 次候

 

七十二候

第二十三候 紅花栄【べにばなさかう】

二十四節氣「小満」は次候へと移りました。

「紅花栄」は5月26日~30日ころにあたります。

 

紅色の染料や食用油の原料となる紅花が、鮮やかに咲き誇る頃のこと。

 

 

 

 

 

今日のお題

 

 

 

 

 

『 かわ る なら、まず「どうしたら?」と とえ 』

 

 

 

 

 

" 「どうしたらいいだろう?」それが、自分の成長の始まりだ " 

 

 

 

私たちは日々の生活の中で、

様々な「壁」にぶつかります。

 

 

 

たとえば、

 

「合氣道の技を上達させたい」

「もっと学問を深めたい」

「仕事で成果を出したい」

「心を強くしたい」など、

 

 

大小問わず、願いや目標は尽きません。

 

 

 

そして、

それらの願いや目標を前にして

抱く感情が、

 

まさに

「どうしたらできるようになるか?」

「どうしたらうまくなるか?」

という問いではないでしょうか。

 

 

 

この自問こそが、

実は「努力の第一歩」なのです。

 

 

 

 

 

" その一歩がないと、何も始まらない " 

 

 

 

 

「どうしたらいいだろう」という

問いを立てることなく、

 

ただ漠然と時間を過ごす人は、

 

残念ながら、

真剣に物事に取り組む「やる氣」が

欠けていると言わざるを得ません。

 

 

 

 

目標があっても、

それを達成するための

 

具体的な思考を始めなければ、

何も変化は生まれません。

 

 

 

それはまるで、

目的地を決めずに

ただ歩き始めるようなものです。

 

 

どこへ向かうのかも分からず、

ただ彷徨うだけでは、

 

決して望む場所にはたどり着けません。

 

 

 

 

" 合氣道の稽古においても同じです " 

 

 

 

 

ただ、師範から言われたことを

道場で漠然とこなすだけでは、

 

言うまでもなく、

本当の上達には繋がりません。

 

 

それどころか、

「自身の成長」にも繋がらない。

 

 

 

「どうすれば、もっと体の捌きがスムーズになるか?」

 

 「どうしたら、余計な力を抜くことかできるのか?」

 

「この技の極意はどこにあるのか?」と

 

 

 

常に自問し、

 

改善策を考えることで、

 

技は磨かれ、

 

 

" 心と身体 "  は  天地大自然と一体 "  になっていきます。

 

 

 

 

 

" 思考が行動を、行動が結果を生む " 

 

 

 

 

「どうしたらいいだろう」

という思考は、

 

次に取るべき行動を明確にし、

自身を具体的な努力へと駆り立てます。

 

 

 

そして、

その努力が積み重なることで、

 

やがて

「目標達成」という喜びに繋がるのです。

 

 

 

 

もし今、

自分が何か目標を持っているのに、

 

どう行動していいか分からないと

感じているなら、

 

 

 

まずは

「どうしたらできるようになるか?」

" 真剣 " に考えてみること。

 

 

 

その思考こそが、

未来を変えるための最初の一歩です。

 

 

 

 

明日からの稽古、

そして日々の生活において、

 

この「努力の第一歩」を実践するのか?

これまで通り、何もしないのか?

 

 

 

 

君はどっちだ?

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-05-23 03:21:00

" 変えられた未来、変えられない過去 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

小満【しょうまん】 初候

 

七十二候

第二十二候 蚕起食桑 かいこおきてくわをはむ

 

二十四節氣は「立夏」から「小満」へと移りました。

「蚕起食桑」は5月21日~25日ころにあたります。

 

この時期は、蚕が卵から孵化し、桑の葉を盛んに食べ始める頃です。

 

 

 

 

 

今日のお題

 

 

 

 

 

『 かえ られ た みらい、かえ られ ない かこ 』

 

 

 

 

"「歴史に『もしも』はない。"

 

よく耳にする言葉ですが、本当にそうでしょうか?

 

 

 

 

「もしあの時、違う選択をしていたら…」

 

 

 

 

歴史を振り返る中で、

誰もが一度は思い描く「もしも」の世界。

 

 

 

 

過去の出来事を振り返る時、

私たちはつい

 

「もしあの時、違う選択をしていたら…」と

考えてしまうことがあります。

 

 

 

 

それは、

 

「歴史」が

「人間の意思決定の積み重ね」によって

形作られてきた側面があるからです。

 

 

 

 

" 人間の選択が生む「もしも」日米開戦の岐路 "

 

 

 

 

先の大戦、

日本側から見れば " 大東亜戦争 "

世界から見れば " 第二次世界大戦 "

 

 

 

その悲劇の始まりには、

人間の選択による「もしも」

存在した可能性があるように思うのです。

 

 

 

 

もし、

近衛総理と昭和天皇が

ルーズベルト大統領と会談していれば、

 

悲惨な戦争は起きなかったかもしれません。

 

 

 

 

歴史は大きく変わっていたかもしれません。

 

 

 

 

このように、

政治や外交といった

人間の営みの中で下された決断は、

 

その後の歴史を左右する

可能性を十二分に秘めており、

 

そこに「もしも」という

概念が生まれる余地があります。

 

 

 

 

 

" 抗えぬ大自然の猛威:決して存在しない「もしも」" 

 

 

 

 

 

しかし、一方で

 

歴史を形作る要因は、

人間の選択だけではありません。

 

 

 

地震、津波、豪雨、干ばつ、

異常氣象といった「天変地異」は、

 

人間の力を遥かに超えた

「天地大自然の猛威」であり、

 

 

 

これらに「もしも」という概念は

存在し得ません。

 

 

 

 

たとえば、

 

" もしあの時、巨大地震が起こらなかったら… "

という仮定はありえません。

 

 

 

それは「天地大自然の営み」だからです。

 

 

 

「天地大自然の法則」の前では

私たち人間は無力です。

 

 

 

 

「天変地異」は、

人間の意思とは無関係に、

 

時に、無慈悲に

歴史の流れを変えてしまう力を持っています。

 

 

 

 

" 「もしも」を通して見つめる、人間の責任と自然の摂理 " 

 

 

 

 

「歴史にもしもはない」という言葉は、

特に後悔の念を込めて

語られることが多いかもしれません。

 

 

 

しかし、

人間の選択によって生まれた

「もしも」を考察することは、

 

 

" 過去の過ちから学び " 、

" 未来のより良い選択へと繋げる " ための

重要なプロセスです。

 

 

 

一方で、

人間の力では

どうすることもできない

大自然の力の前では、

 

私たちは

謙虚にならざるを得ません。

 

 

 

 

「天変地異」は、

私たちに " 自然の偉大さ " と、

 

 

その中で生きる " 人間の脆弱さ "

改めて教えてくれます。

 

 

 

 

それは、

いくら人間の " 最先端技術 " をもってしても、

 

絶対に " 天地大自然に勝ることはない "

 

 

 

天地大自然の御心が

常に私たちにそう諭してくださいます。

 

 

 

 

歴史を考察する際には、

人間の選択による「もしも」と、

 

抗えぬ自然の力による「必然」という、

 

 

この

二つの側面を理解することが

重要ではないでしょうか。

 

 

 

 

過去の出来事から学び、

次世代への未来の糧とするために…

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-05-22 03:23:00

" 【必見】寝る前の習慣で人生が変わる?スマホ断ちがもたらす驚きの効果! "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

小満【しょうまん】 初候

 

七十二候

第二十二候 蚕起食桑 かいこおきてくわをはむ

 

二十四節氣は「立夏」から「小満」へと移りました。

「蚕起食桑」は5月21日~25日ころにあたります。

 

この時期は、蚕が卵から孵化し、桑の葉を盛んに食べ始める頃です。

 

 

 

 

 

今日のお題

 

 

 

 

『 【ひっけん】ねるまえ の しゅうかん で じんせい が かわ る?スマホ だ ち が もたら す おどろ き の こうか!』

 

 

 

 

現代社会において、

私たちは

常に様々な情報に囲まれて生活しています。

 

 

 

便利な一方で、

知らず知らずのうちに

心身に悪影響を与えている可能性も。

 

 

 

今日は、誰もが実践できる

「危機管理能力」を高めるための、

 

私が毎日実践している

とっておきの方法のお話です。

 

 

 

 

" 危機管理能力とは?"

 

 

 

「危機管理能力」と聞くと、

企業や組織の大きな問題に対処する

能力を想像するかもしれません。

 

 

しかし、

個人レベルでの「危機管理能力」とは、

 

 

日常生活に潜む様々なリスクを予測し、

未然に防いだり、

 

問題が発生した際に

適切に対処したりする能力のことです。

 

 

 

たとえば、

健康面でのリスク、精神的なストレス、

人間関係のトラブルなど、

 

私たちの身の回りには

多くの「危機」の種が潜んでいます。

 

 

これらに意識的に対処することで、

より穏やかで充実した

毎日を送ることができるようになるのです。

 

 

 

 

" 私が実践する「寝る前の危機管理」"

 

 

 

 

私が特に重要視しているのは、

「睡眠」を最高の状態に

保つための「危機管理」です。

 

 

 

睡眠は、心身の健康を

維持するために不可欠な時間。

 

 

この時間を大切に護るために、

私はある習慣を実践しています。

 

 

 

 

" 寝る2時間前にはスマホを見ない " 

 

 

 

 

LINEやYouTubeをはじめとする

SNSは、非常に便利な

コミュニケーションツールです。

 

 

 

しかし、

その中に時には

マイナスの言葉や内容のメッセージが

含まれていることも多くあります。

 

 

 

もし寝る直前に、

氣分が落ち込むようなメッセージを

見てしまったらどうなるでしょうか?

 

 

 

 

人間が起きている間は

「顕在意識」(現在の意識)が

活発に働きますが、

 

 

眠りにつくと

「潜在意識」が優位になります。

 

 

 

 

"「潜在意識」とは心の倉庫なのです " 

 

 

 

 

私たちは、

この「潜在意識」に蓄えられた

情報に基づいて思考し、行動しています。

 

 

 

つまり、

寝る前にネガティブな情報を

取り込んでしまうと、

 

それがダイレクトに「潜在意識」に

インプットされてしまうのです。

 

 

 

 

「潜在意識」に

ネガティブな情報が蓄積されると、

 

「無意識」のうちに

思考や行動もネガティブになり、

 

私たちの生活にも

悪影響を及ぼしかねません。

 

 

 

 

これを防ぐため、

 

私は

" 寝る2時間前には一切スマホを見ない "

ようにしています。

 

 

 

 

これにより、

潜在意識にポジティブな情報のみを

取り込むよう日頃から意識しているのです。

 

 

 

 

" 緊急の電話着信以外は無視する " 

 

 

 

 

「通知音が鳴ってもスマホを手に取らないなんて、なかなかできない!」と

思う方もいるかもしれません。

 

 

 

しかし、

私は緊急の電話着信以外は、

完全に無視します。

 

 

 

「それなら電源を切ればいいじゃないか」と

思われるかもしれませんが、

 

 

 

残念ながら、

私のGoogle Pixelは、電源を切ってしまうと

アラームが作動しない設定になっています。

 

 

私は

このブログ

「ぼくらの合氣道 道場長の一日一心」

 

これを平日の毎朝3時に起きて、

書くことを自分に課しています。

 

 

そのため、

毎朝3時にアラームが鳴るようにしています。

 

 

したがって、

電源は入れたままですが、

通知音には一切、

反応しないように徹底しています。

 

 

 

 

" あなたの「寝る前」を変えてみませんか?"

 

 

 

 

ここでご紹介したのは、

私の個人的な

「寝る前の危機管理」の一例です。

 

 

 

他にも実践していることは

たくさんありますが、

 

特にこれは、

私の「心の平穏」「質の高い睡眠」

大きく貢献してくれています。

 

 

 

 

「質の良い睡眠」は、

日中の集中力や生産性を高めるだけでなく、

 

「精神的な安定」にも繋がります。

 

 

 

 

 

" 物に使われてはいけない " 

 

 

 

 

 

「物は使うもの」であって、

" 物に使われてはいけません " 

 

 

 

今や私たちの生活に

欠かすことのできない、

 

この便利なスマホを上手に使いこなす。

 

 

 

そのためには、

スマホと適切に距離を取り、

 

 

「潜在意識」に「ポジティブな情報」を

満たすことで、

 

私たちの人生はより豊かになるはずです。

 

 

 

あなたも今日から、

寝る前の習慣を見直して、

 

自分なりの「危機管理」を始めてみては?

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-05-21 03:45:00

" あなたはどっち? 学ぶ姿勢でわかる「伸びる人、伸びない人」の決定的な差 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

小満【しょうまん】 初候

 

七十二候

第二十二候 蚕起食桑 かいこおきてくわをはむ

 

二十四節氣は「立夏」から「小満」へと移りました。

「蚕起食桑」は5月21日~25日ころにあたります。

 

この時期は、蚕が卵から孵化し、桑の葉を盛んに食べ始める頃です。

 

 

 

 

 

 

今日のお題

 

 

 

 

 

 

『 あなた は どっち? まな ぶ しせい で わか る「のび る ひと、のび ない ひと」の けっていてき な さ 』

 

 

 

 

 

" 伸びる人と伸びない人を分ける、 たった一つの「学びの姿勢」"

 

 

 

 

日々、

多くのお弟子さんと向き合い、

合氣道の指導を始めて、

今年で13年になります。

 

 

 

 

最初の10年間は、

ひたすら人間観察に時間を費やしました。

 

 

 

その中で、

「この人は伸びるな」

「この人は伸びないな」

という傾向が見えてきたのです。

 

 

 

 

しかし、

それは固定されたものではありません。

 

 

 

 

本人の「学ぶ意識」が変わるだけで、

伸びると思っていた人が伸び悩んだり、

 

逆に伸びないと思っていた人が

大きく成長したりすることもあります。

 

 

 

 

では、一体何がその違いを生むのでしょうか?

 

 

 

 

" 学びを阻む「目線」と「理由」" 

 

 

 

 

 

まず、伸びる人は、

私の話をよく聞き、

話を聞く時は私の方に顔を向けます。

 

 

真剣な眼差しで、

その話に集中しているのがわかります。

 

 

 

 

一方、伸びない人は、

目線が下がっていたり、よそ見をしています。

 

 

 

残念ながら、

その間は他のことを考え、

私の話が上の空で、

頭に入っていないのでしょう。

 

 

 

 

合氣道を学ぶために、

月会費を納め、稽古のために時間を作り、

交通費をかけて道場まで来ているのに、

 

なぜ肝心の話を聞かないのか?

私は理解に苦しみます。

 

 

 

 

ただ道場に来て、

私に言われた通り

稽古をするだけでは伸びません。

 

 

 

伸びるためには、

その人にとって

少し " ハードルを上げた行動 " をする

必要性があるのです。

 

 

 

 

したがって、

伸びる人には、道場の稽古以外にも

「こういうことをした方が良い」と

具体的な助言をします。

 

 

 

たとえば、

 

「後輩を指導する」

 

「指導者になって教室を持つ」

 

「師範に代わって代稽古をする」

 

「師範や先輩の袴をたたむ」など。

 

 

 

 

素直な人は、

その通りに行動に移します。

 

 

 

 

しかし、そこで止まってしまう人は、

「何かと理由をつけて、師の提案を断る」 のです。

 

 

 

 

これまで10年間にわたり

人間観察をした経験上、

断言しますが、

 

このような人は決して伸びません。

 

 

そのような人が成長したという

実績は一度もありませぬ。

 

 

 

 

繰り返しになりますが、

 

「合氣道を始めよう」という志のもとで、

兵庫県合氣道連盟に入会費を納め、

 

合氣道琴心館寺崎道場に

年会費を納め、

月会費を納めて

 

自身の人生の貴重な時間を

稽古に費やし、

 

交通費を払ってまで、

 

駐車場代を払ってまで、

 

また、ある者は

雨の日にはカッパを着てまで、

自転車で道場に来るというのに、

 

 

 

「成長を自ら拒む」という行動に

私は理解不能です。

 

 

 

 

 

"「継続」が成長を加速させる " 

 

 

 

 

 

さらに、

師の助言通りに行動できる人の中にも、

大きく二つのタイプに分かれます。

 

 

 

一つは、

その行動に自ら期限を設けず、

 

師から「よくそこまでできたね。次はこうしてみては」と

言われるまで、ひたすらやり続ける人。

 

 

 

 

彼らは

まさに " 青天井 " で成長していきます。

 

 

 

 

もう一つは、

「もうこれだけやれば十分だ」と、

 

自分の " 浅はかな考え " で

行動を途中でやめてしまう人。

 

 

 

師から

「まだ続けてみては」と

助言しても、

「もう十分やりました」と答える。

 

 

 

これが、

" 自身の成長を止めている " ことに

全く氣づいていないのです。

 

 

 

率直に言えば、

素直さに欠け、

それは「傲慢」 と言わざるを得ません。

 

 

 

 

伸びないお弟子さんも含め、

全員を分け隔てなく、

伸びるように導くのが師の務めです。

 

 

 

 

しかし、

最終的に「伸びる」か「伸びない」かは、

 

 

他ならぬ、

自身の「学ぶ姿勢」にかかっているのです。

 

 

 

 

 

" 100人に1人の「真の成長者」"

 

 

 

 

 

師からの助言に

迷うことなく行動に移せる人は、

" 100人に10人 " ほどです。

 

 

 

そして、

それを継続できるとなると、

その " 10人の中でさらに1人。" 

 

 

 

つまり、

本当にできる人は

" 100人に1人 " しかいないのが現状です。

 

 

 

 

これほどに

もったいないことはありません。

 

 

 

" 時間もお金も使って "

" 稽古に来る意味 " を、

もう一度深く考えてみれば、

 

 

このシンプルな真実に

賢者ならすぐに氣づくはずです。

 

 

 

あなたの成長は、

あなたの「学びの姿勢」にかかっています。

 

 

 

あなたが賢者であるなら、

今すぐ意識を変えてみてはいかがかな?

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝