2024-05-29 07:08:00
" 囚われず、煩わされず、ありのままに生きる "
今朝も目覚めることが出来た。
ありがとう。
『とらわれず、わずらわされず、ありのまま に いきる』
災難に逢ふ時節には
災難に逢ふがよく候。
死ぬる時節には
死ぬがよく候。
江戸後期の
禅僧で歌人の
良寛(りょうかん)の言葉です。
「災難には逢いたくない」
「楽しく長生きしたい」
人間なら誰でも
そう思うものです。
しかし、
どれほど強く願っても、
あらゆる手を尽くしても、
それらからは
逃れることはできません。
そのすべてを
受け入れて
命ある限り、
生きてゆく
ほかにないのです。
「なぜ自分がこんな目に逢わなければならないんだ」
それを災難と
受け止めている限り、
その人は一生
その不運、不幸を
嘆いて
生きることになる。
いくら嘆いても
何も変わらない。
どんな大災害に
逢おうとも、
わが子を
亡くしたとしても、
それが現実の姿です。
やるべきことをやり、
生きてゆくしかないのです。
何事にも
囚われず、
煩わされることなく、
現実をありのままに
受け止める。
これが
私達が目指す修業の先。
天地大自然の法則に
則る生き方であり、
本当の
心身のリラックス
ではないでしょうか。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
道場長 拝