2025-01-23 03:26:00

" ゆりもどし "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

本日は、

二十四節気 

大寒 (だいかん) 初候

 

七十二候 

款冬華 ふきのはなさく

第七十候

1月20日~24日頃までは大寒の初候にあたり、ふきのとうのつぼみが地面から顔を出しはじめるころです。大地は春の準備を進めています。

 

 

 

今日のお題

 

 

『ゆりもどし』

 

 

合氣道の出稽古や

勉強会などで、

東京や京都へよく出かける。

 

 

東京の都心での移動は

東京メトロや都営地下鉄が便利だ。

 

京都ではバスをよく利用する。

 

 

先日、

京都でバスに乗っていると

聞こえてくる言葉は

外国語で溢れかえっていた。

 

全く日本語が聞こえないのだ。

 

周りを見渡しても外国人ばかりで、

思わず日本人の乗客を探した。

 

 

「ここはどこ」、

「私はだれ」と思わず心で呟いた。

 

 

観光地はどこも

外国人と外国語で溢れている。

 

 

日本人を探す。

日本語にホッとする。

 

 

 

コロナ禍で観光業は

大きなダメージを負った。

 

その後、

円安も影響して

連日多くの外国人が

日本を訪れている。

 

いわゆるインバウンドだ。

 

 

次の東京出張の際に

宿泊するホテルを

交通の利便性などを

考慮して探しながら驚いた。

 

「えっ!こんなに高いの」

 

よく利用していた

ビジネスホテルやシティホテルが

値上がりしている。

 

 

もちろん

時期にもよるのだが、

 

6,000円〜8,000円位だったのが、

軒並み10,000円位になっている。

 

 

 

その要因は

コロナ禍に旅行を控えていた分、

 

旅行へ行けるように

なったことで

 

急激に需要が増えたことや、

インバウンド需要も同時に回復して、

 

国内需要よりも

料金に寛容なインバウンド需要に

合わせた基準などで

宿泊料金が高騰しているらしい。

 

 

これも一つの

" ゆりもどし " なのかな。

 

 

一度、片方に傾いたり、

揺れたりしたものが

元に戻ろうとする作用だ。

 

 

政治も同じだ、

中心を保とうとするために

右に傾けば左に傾く。

 

 

この " ゆりもどし " は

万物に共通する

自然の摂理である。

 

 

普遍的な法則であり

宇宙の真理であるから、

私達はそれに従って

生きるほかない。

 

 

 

とはいえ、

このように

あらゆるものが

値上がりしては、

 

私達の

財布の紐も固くなる一方だ。

 

 

しかし、それも

やがてゆっくりと時間をかけて

中心へと落ち着いていくのだろう。

 

 

物体の重みが

落ち着くべきところに

落ち着くことを

" 落ち着き " と言うのだから、

 

そうなっていくのだろう。

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-01-22 03:22:00

" 何にでも順序がある "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

本日は、

二十四節気 

大寒 (だいかん) 初候

 

七十二候 

款冬華 ふきのはなさく

第七十候

1月20日~24日頃までは大寒の初候にあたり、ふきのとうのつぼみが地面から顔を出しはじめるころです。大地は春の準備を進めています。

 

 

 

 今日のお題

 

 

『なに に でも じゅんじょ が ある』

 

 

どんなものでも、

どんなことでも

物事には

必ず、順序がある。

 

 

遠くにあるものを

手に取ろうと思えば、

まず近くのものから

取らねばならない。

 

 

遠くへ行こうと

思えば、

まず近くから

出発しなければならない。

 

 

習字は、

楷書から始めて

行書、草書へと段階を踏む。

 

 

通るべき道というものには

必ず、道順があるのだ。

 

 

合氣道も同じだ。

 

 

技は楷書から学ぶ。

 

一つの技を

さらに細かく分け、

手の動き、足の動き、

目線、肩、肘の位置など、

 

一挙手一投足を

決められた順序で稽古する。

 

 

その一挙手一投足には

それぞれ意味がある。

 

それを丁寧に

説明しているにも関わらず、

 

勝手に技の順序を

変えてしまう人も少なくない。

 

ついつい、

面倒になって

教わった通りにしない。

 

そこで、

師範の私が

「投げてみて」と

その人の手を取る。

 

「さぁ遠慮せず、どうぞ」

 

結果は

投げることができないばかりか、

ほんの数センチも

私を動かすことができない。

 

 

そこで初めて氣付く。

 

順序通りしてない人は

絶対に相手を投げることが

できなくなるのだ。

 

 

氣付いては忘れ。

忘れては氣付く。

 

大体、そんなものです。

 

 

でも、

その先に違いが出てくる。

 

 

真剣に " 道筋の理 " を

探究する者は

 

決して、

順序を間違えないのだ。

 

 

あなたはどちら?

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-01-21 03:30:00

" しない " と " できない "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

本日は、

二十四節気 

大寒 (だいかん) 初候

 

七十二候 

款冬華 ふきのはなさく

第七十候

1月20日~24日頃までは大寒の初候にあたり、ふきのとうのつぼみが地面から顔を出しはじめるころです。大地は春の準備を進めています。

 

 

 

 今日のお題

 

 

『しない と できない』

 

 

 " しない " と " できない " を

一緒くたにしてはいけない。

 

 

" しない " とは

する氣がない事をいう。

 

その言葉の通り、

" しない " のである。

 

 

例えば、

私はエベレストには

登らない。

 

登山に興味がないからだ。

だから

登山を " しない " 。

 

 

一方、

" できない " とは

やるだけやってみたが、

" できなかった " のである。

 

 

従って、

 

" しない " と " できない " は

違います。

 

 

このような

ごく当たり前のことを

分かってない人が多い。

 

 

そういう人、

あなたの周りにも

きっといると思いますよ。

 

 

やりもしないで、

できない、

できません、という。

 

 

それは

" できない " ではなくて、

" しない " なんでしょ。

 

 

何事も順風満帆に

事が運ぶ時はいいが、

 

少し、調子が悪くなると

すぐに " できません " になる。

 

そして、

そのストレスで

頭痛がしたり、肩が凝ったり、

歯が痛んだり、腹が痛んだりする。

 

その原因は

一体、どこにあると思います?

 

他人でもなければ、

環境でもありませんよ。

 

 

自分の心にあるのですよ。

 

 

 

世の中、

そんなに甘いものでは

ありませんよ。

 

 

人生の大半は

思い通りに

いかないことばかり。

 

 

人生の大半が

そうなんですよ。

 

 

その人生に生きていて、

 

" できない、できない " と

言っているようでは、

 

 

自分の人生は

何もできない人生だ。

 

そう言っている

ようなものですよ。

 

 

こんな面白くない人生を

私は歩みたくないですね。

 

 

あなたはどうですか?

 

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-01-20 03:43:00

" 人間は鍛錬しないと怠けるよ "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

本日は、

二十四節気 

大寒 (だいかん) 初候

 

七十二候 

款冬華 ふきのはなさく

第七十候

1月20日~24日頃までは大寒の初候にあたり、ふきのとうのつぼみが地面から顔を出しはじめるころです。大地は春の準備を進めています。

 

 

 

 今日のお題

 

 

 

『にんげん は たんれん しない と なまける よ』

 

 

 

人間は

毎日毎日、

鍛錬しないと怠けます。

 

 

面倒、厄介、わずらわしい、

飽きる、億劫、嫌氣がさす。

 

 

そういう

" 心の芽 " が出たら、

瞬時に

切り捨てねばなりません。

 

 

「まぁ、これ位ならいいか」

 

" これ位なら " 

 

その " これ位 " を

放っておくと、

 

やがて

" これ位 " の

許容範囲が

みるみる拡がっていく。

 

 

そして、

怠け心が

本領を発揮しだすのだ。

 

 

さらに

齢 ( よわい ) を

重ねるほど、

それが凄まじくなるから、

 

ほんの小さな

" 怠け心 " であっても

即座に切り捨てることだ。

 

決して、決して、

油断してはなりませぬ。

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝

2025-01-17 03:50:00

" 感慨無量 "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

本日は、

二十四節気 

小寒 (しょうかん) 末候

 

七十二候 

雉始雊 (きじはじめてなく)

第六十九候

1月15日~19日頃までは小寒の末候にあたり、雉(きじ)のオスがメスを求めて、甲高い声で鳴くころです。

 

 

 

 今日のお題

 

 

『かんがいむりょう』

 

 

あと1時間ほどで

5時46分になる。

 

30年前の

阪神淡路大震災は

震災関連死を含め、

6,434人にのぼった。

 

その中には友人も1名いる。

静かに黙祷を捧げる。

 

 

今年は

天皇皇后両陛下が

1.17 のつどい

阪神淡路大震災30年追悼式典に

御臨席され、

1月16日(木)から17日(金)まで、

神戸市に行幸啓になられた。

 

昨日は

私の自宅から

徒歩数分の

沿道での奉送迎が

行われるということで、

 

まずは

天皇皇后両陛下が

ご視察なさる

兵庫津ミュージアムまで

出かけた。

 

 

どの沿道で

奉送迎が行われるのか

知らされていないから、

 

皆、思い思いの

沿道に人が立っている。

 

 

ようやく、

沿道に多くの警察官が

配置に着きはじめ、

 

「この場所では天皇皇后両陛下をお迎えすることができません」

 

警察官に移動させられ、

手荷物検査、ボディチェック、

金属探知機による

セキュリティチェックを受け、

 

指定の場所で

天皇皇后両陛下を

奉送迎するまでの間、

 

警察官から

色々な注意点の説明があった。

 

注意点は

" 物を投げない " とか

" 追いかけない " など

常識的なことだ。

 

 

この日

沿道で警護につく

警察官は

通常の制服ではないらしく、

 

式典でしか着用しない

制服を着用している

とのことだった。

 

見た目には

そう違いはないように

思ったが…

 

 

「もうまもなく天皇皇后両陛下がお通りになられます」

 

沿道は人で埋め尽くされている

にも関わらず、

静寂に包まれた。

 

" 3 " と書かれたパトカーが

通り過ぎる。

 

天皇皇后両陛下

通過まで3分の合図だ。

 

" 2 "  2分前

" 1 "  1分前

 

1分間隔で

3台のパトカーが

通り過ぎたあと、

 

黒塗りのSPの車、

2台の白バイ、

黒塗りのSPの車、

 

その次が

天皇皇后両陛下が

お乗りになるセンチュリーだ。

 

ゆっくり走行しながら

私の前を一瞬にして

通り過ぎていかれた。

 

沿道に向かって

天皇皇后両陛下が

手を振ってくださった。

 

 

ほんとに一瞬ではあったが、

私の心の琴線に触れ、

深く感動した。

 

沿道の人々も皆、

深く感動していた。

 

 

残された私の人生で

一生に一度、

しかも

自宅から徒歩数分の圏内に

天皇皇后両陛下が

行幸啓になられたのだ。

 

 

ご自身やご家族のことは

一切祈らず、

ただただ、

私達日本国民の幸せと

世界の平和を

毎日、祈ってくださるご存在。

 

 

天皇皇后両陛下の

ご存在の偉大さを

改めて感じた。

 

とてもとても

大きなご存在なんだ。

 

そして、

私達日本国民にとって

心安らぐご存在なんだ。

 

 

『感慨無量』

 

 

胸の前で " 日の丸 " の旗を

振りながら、

涙が出るほど感動した。

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝