今日の一言 2026-03-26 (木)
道場長の一日一心 " 千代田区一番町を歩く。古の息吹と旗本屋敷の面影を辿る。【永井坂】編 "
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
本日は、二十四節氣
春分【しゅんぶん】次候
七十二候
第十一候 桜始開【さくらはじめてひらく】
3月25日~29日ごろ。
桜の花が咲くころ。
今日の " 道場長の一日一心 "
『 ちよだく いちばんちょう を あるく。いにしえ の いぶき と はたもとやしき の おもかげ を たどる。【ながいざか】へん 』
3月24日の記事の続きとなります。
( エントリーは コチラ )
1月の東京出張の折、
稽古の合間を縫って
「江戸の坂道巡り同好会」の
活動として
港区から新宿区、
さらに千代田区 番町周辺の
由緒ある坂道を歩きました。
本日は、
南法眼坂(みなみほうげんざか)から
「永井坂(ながいざか)」へと
至る道のりと、
そこからの
氣づきをお届けいたします。
一番町にある
北へ上る
この南法眼坂は、
江戸時代に
坂の脇に
「斎藤法眼(ほうげん)」という
医師の屋敷があったことが
名前の由来とされています。
病に苦しむ人々を
癒やし、
世のために
尽くしたであろう
かつての医師の存在。
その在り方に
触れますと、
合氣道琴心館寺崎道場
において
私たちが
ともに
探求し続けている
「世のため人のためにお役立ちできる人間へと成長していく」
という
願いの原点を
見る思いがいたします。
他者を想い、
己の道を
社会に活かそうとした
先人の生き様は、
私たちの歩む道を
明るく
照らしてくれているようです。
■感性をひらき、古(いにしえ)の息吹を味わう:「永井坂」
南法眼坂を後にして
一番町の交差点へ向かい、
そこから
半蔵門方面へと
南へ緩やかに上っていくのが
「永井坂」です。
江戸時代、
この坂道を挟むようにして
「永井勘九郎」と
「永井久右衛門」という、
二人の永井姓の
旗本屋敷が
向かい合って
建っていたことから
その名が付けられたそうです。
かつては
江戸城西側の守りを固める
「番町」という
武家屋敷街の
静謐 (せいひつ) な
氣が漂っていた場所なのですね。
この坂を
静かに歩み進めていると、
ふと、
現代のアスファルトの奥底から
三百数十年前の
息吹が立ち上ってくるような
感覚を覚えます。
武士たちが
帯刀し、
どのような景色を
その眼差しに映し、
どのような風の匂いを
感じながら
この起伏を歩んだのか。
そっと目を閉じ、
その氣配に
自らの五感を
澄ませてみるのです。
ただ頭で
歴史や地形を
理解するだけでなく、
かつてそこに在った
人々の「氣」や「情景」に
自らの心を
重ね合わせること。
そのように
感性をひらき、
時空を超えて
古(いにしえ)の氣を
全身で
味わい尽くすこともまた、
私にとっての
深く豊かな
「日常の稽古」となっています。
私たちの
江戸時代から続く
由緒ある東京の坂道巡りは
まだまだ続きます。
過去の坂巡りのエントリーはコチラから
↓↓↓
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合氣道琴心館寺崎道場が
大切にしているのは、
ただ技を
極めることではありません。
日々の生活の中で
「古の息吹を感じ取る感性」を磨き、
「世のため人のために役立つ自己」を
ともに探求していくことです。
自然の理(ことわり)や、
歴史ある坂道から得た情景、
そして日々の稽古を
通じた氣づきを、
この道場長ブログ
『ぼくらの合氣道』でも発信しております。
より健やかな生き方、
良好な対人関係の築き方など
現代の暮らしに活かすヒントが、
ここにあるかもしれません。
ぜひバックナンバーもご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
兵庫県合氣道連盟
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝