" 折れるなら折るな、出ないなら出せ "
心が折れる、とか
調子が出ないとか。
一体、誰のことを言っているのか?
あるプロ野球選手が
お立ち台で
「ずっと打てずに
心が折れかけていたが、
やっと打てました」
子ども達に夢を、
人に勇氣を
与えるだとか
言っている人の
口から
涙ながらに
出た言葉がこれだ。
何と弱々しい。
心が身体を動かす
のであるから、
そら、打てませんよ。
他人の心ではなくて
自分の心だろ?
それなら折るな。
他人の調子じゃなくて、
自分の調子だろ?
それなら出せよ。
全く
悩みに
値しない。
氣は出ていると
強く思ったら
本当に
氣は出るもの。
その逆も
真実であり、
単純明快、
とてもシンプルで
簡単なことだ。
自分の
ご機嫌は
自分でとる。
自分の
身体の不調は
自分で治す。
自分の心身に
責任を持て。
調子が
良い時も悪い時も、
生きていたら
あって当然ですよ。
大事なことは、
そのような時こそ、
強く氣を出すことです。
そうすれば、
自ずと
好転してくるから。
道場長 拝
" 天国へ至るには地獄への道を知り、それを避けること "
天国へ至るためには
地獄への道を知り、
それを避けることが重要だ。
歩きながら
イヤホンで
音楽を聴いている
あなた。
スマホ見ながら
横断歩道を渡っている
あなた。
自転車の後部座席に
子どもを乗せたまま
買い物に行っている
あなた。
危機管理能力
ゼロですよ。
いつか
重大事故や
事件に遭う
可能性大ですよ。
そうならないために
危機管理が
重要だ。
過去の失敗を
振り返り、
原因と
その解決策を
しっかりと立て、
時間に余裕を持ち、
日常の行動範囲や
その分野の勉強をし、
想定される
問題を
事前に確認する。
また
思い込みと
固定概念は
思い切って
捨てよう。
あなたと家族、
あなたと関わる人に
危険が
及ばないように。
道場長 拝
" 医は医なきをもって期すべし "
医者になったら、
もう
医者が
この世に
いなくても
済むような
世界をつくるのが、
医者になった
本来の目的では
ないのか?
医療関係者は
医療を
携わる人の
必要が
なくなるほど、
健康な
人たちが
増えることを
本心では
望んでは
いないのかな?
心身の
具合が
良くない人に
対して
「患者さん」と
呼ぶ立場にある
人は
全て
そうあるべきでは
ないのか?
道場長 拝
" 人の前に立つ者は常に己を検証せよ "
あらゆる分野の
教育者、
指導者、
師範、
先生、
教師、
社長、
親方
等と呼ばれる、
いわゆる
人の前に立つ者は、
行い、
心のありよう、
生き方、
根底にあるもの
全て
本当に
自分は正しいのか?
その行いは
私利私欲を
捨ててはいるか?
人のための行動か?
自分の将来のため
などと考えていると、
お前は凡人だぞ。
人前に立つ資格はないぞ。
常に
己に
問いかけなくてはならない。
そして、
人が
見ていない時の
行動が重要だ。
天地は見ている。
道場長 拝
" 極寒なる日は氣息歩行 "
「ごっかんなるひはきそくほこう」
寒い寒いと
ポケットに手を入れて
背中を丸めても
暖かくはならない。
見た目も良くなく、
そのような姿勢は
首肩に力みが生ずる。
その結果、
血流も悪くなる。
タバコ同様に
百害あって一利無し。
寒い時には、
歩きながら
呼吸法をすると、
真冬でも
汗ばむほど
身体の内から暖まる。
初心者は
すぐに
苦しくなるので、
短い呼吸から
はじめてみると良い。
必ず
吐きから
はじめて、
吐きで
終わる。
上半身の
力を
抜いて
口から
吐いて
鼻から
吸うだけの
シンプルな呼吸法だ。
是非やってみて。
道場長 拝