" 春の足音に誘われて。「啓蟄」に感じる自然との調和と合氣道 "
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
本日は、二十四節氣
啓蟄(けいちつ)初候
七十二候
第七候 蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)
3月5日~9日ごろ。
冬の間を土のなかで過ごした
虫や生きものたちが、
暖かな春の日差しを感じて地上に姿を現すころ。
今日の " 道場長の一日一心 "
『 はる の あしおと に さそわれ て。「けいちつ」に かんじる しぜん との ちょうわ と あいきどう 』
厳しい
寒さのピークを越え、
ふと見上げる
空の青さや風の匂いに、
柔らかな
春の氣配を感じる
季節となりました。
日だまりで
氣持ちよさそうに
まどろむ
野良猫の姿に、
思わず目を細めてしまう
今日この頃です。
暦の上では
「雨水」を過ぎ、
二十四節氣は
「啓蟄(けいちつ)」へと
移り変わりました。
「啓」はひらくこと、
「蟄」は土の中で
冬ごもりをしている虫を意味します。
つまり「啓蟄」とは、
冷たい大地の底で
じっと春を待っていた
生き物たちが、
暖かな陽氣に誘われて
モゾモゾと動き出し、
顔を覗かせる季節のこと。
七十二候で
いうところの初候
「蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)」(3月5日〜9日頃)
という
美しい言葉通り、
生命の息吹が
いよいよ
力強さを増していく時期ですね。
朝夕の冷え込みは
まだ少し残りますが、
日中には
上着がいらないほどの
ポカポカとした
陽氣の日も増えてきました。
河川敷や道端で
鮮やかな菜の花が
見られるようになり、
お店には
ワラビといった
瑞々しい
旬の山菜が並び始めると、
春をぐっと
身近に感じるようになります。
春分まで
あと半月ほど。
いよいよ
本格的な春の到来も
目前だなと実感します。
私たち
合氣道を学ぶ者にとっても、
この季節の変化は
非常に大切です。
冬の間、
自身の根を深く張るように、
一つひとつの
基本と向き合い
積み重ねてきた
冬の間の稽古。
それはまさに、
土の中で
じっとエネルギーを
蓄える虫たちの姿と
重なります。
そして
「啓蟄」を迎え、
天地大自然の「氣」が
外に向かって
大きく巡り始めるのと
同調するように、
私たちの心身もまた、
強ばりが解けて
のびやかに
動くようになってきます。
一雨降るごとに
暖かさを増し、
春は本格化していきます。
冬の間に
内に秘めた力を、
春の陽光とともに
外へ向かって
のびのびと発揮していく。
そんな
自然の理(ことわり)を
感じながら、
今週末も
道場で共に、
心地よい汗を流しましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
兵庫県合氣道連盟
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝