今日の一言 2026-06-03 (水)
道場長の一日一心 " 乱れた空間に良き出会いなし "
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
本日は、二十四節氣
小満【しょうまん】末候
七十二候
第二十四候 麦秋至【むぎのときいたる】
5月31日~6月4日ごろ。
麦が黄金色に熟し収穫の時期を迎えるころ。
今日の " 道場長の一日一心 "
『 みだれた くうかん に よき であい なし 』
人の成長というものは、
「良き友」、「良き本」、
そして
「良き師」に出会うことで
育まれていきます。
しかし
周囲を見渡したとき、
たとえば、
職場の椅子がしまわれずに
出っぱなしになっている。
トイレの便器の蓋が
開いたままになっている。
脱いだ靴が
乱れたまま放置されている。
使った後のコーヒーカップが
置かれたままになり、
洗面台の周りには
水滴が飛び散っている。
もし、
そのような空間が
広がっているならば、
果たしてそこに、
自分を真に向上させてくれる
「良き友」がいるでしょうか?
おそらく、
そのようなところに
「良き本」を読むような人は
いないでしょう。
ましてや、
「良き師」などいるわけがない。
「類は友を呼ぶ」のですね。
場が乱れている
ということは、
そこにいる人々の
「心の乱れ」が、
そのまま表れているのです。
合氣道琴心館寺崎道場において
私が最も重んじるのは「調和」です。
実は、
椅子をしまう、靴を揃える、
トイレの便器の蓋は閉める
といった、
日常の行動そのものが
他者や空間との
調和の稽古なのです。
次に使う人のことを
思いやり
場を美しく保つことは、
周囲との摩擦をなくす
和合の働きに他なりません。
「臍下の一点(せいかのいってん)」に
心を静め、
周囲の場を整えていく。
正しいリラックスを
保ちながら
所作を行うことで、
自身の心にも
「静寂」が生まれ、
自然と周囲の環境と
一つに溶け合っていきます。
まずは目の前にある
小さなことから整えてみませんか。
自らが率先して
椅子をしまい、
散らかった履物を揃える。
その小さな
調和の積み重ねが、
やがて同じように
心を磨く「良き友」や、
「良き師」を引き寄せる
磁力となっていくのです。
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合氣道琴心館寺崎道場が
大切にしているのは、
ただ技を極めることではありません。
誰も見ていないところで
乱れた靴を揃え、椅子を静かにしまう。
そうした日常の
「率先躬行」の実践を通して、
自らの「心と身体の調和」を深めていくこと。
そして、その和合の姿勢が
「周囲の人の心に灯火を灯す」きっかけとなり、
やがて社会の喜びに繋がるような生き方を、
ともに探究していくことです。
日々の所作から生まれる
和合の氣づきを、
この道場長ブログ
『ぼくらの合氣道』でも発信しております。
より健やかな生き方や、
良好な対人関係を築くヒントが
ここにあるかもしれません。
ぜひバックナンバーもご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
兵庫県合氣道連盟
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝