" キャッシュレスなお賽銭 "
今朝も目覚めることができた、
ありがとう。
本日は、
二十四節氣
立春 (りっしゅん) 初候
七十二候
東風解凍 はるかぜこおりをとく
第一候
二十四節氣では「大寒」から「立春」へと移り、2月8日頃までは立春の初候にあたります。
東風とは春風のこと。
東風解凍とは、あたたかな春風が吹きはじめ、川や湖の氷がゆっくりと解けるころのことです。
今日のお題
『キャッシュレス な おさいせん』
近年、
日本社会全体で
キャッシュレス決済が普及しており、
神社仏閣でも
その流れに対応する
動きが出ているらしい。
1月13日の成人の日に
聖徳太子が建立した
七大寺の一つである
大阪の四天王寺に参拝した。
お賽銭箱の前には
「PayPayでお賽銭出来ます」と書かれた
大きなQRコードの看板が
設置されていた。
「へぇ~、なるほどな」と感心した。
現金にしようか?
キャッシュレスにしようか?
財布の中の小銭を確認すると
500円硬貨しか入っていない。
四天王寺は
参拝場所が多数あるから、
小銭は残しておきたいところだ。
早速
QRコードを読み取り、
キャッシュレスでお賽銭してみた。
「これは便利だわ」
これは
参拝者の利便性を考えた、
良いアイデアだと思った。
現金を持たない参拝者や、
小銭の準備が面倒な
参拝者にとって、
キャッシュレス決済は
利便性が高いと言える。
また近年、
外国人観光客が増加している中、
日本円の現金に
不慣れな人も多く、
キャッシュレス決済の
ニーズは高いと考えられる。
神社仏閣側にとっても、
大量の小銭が貯まるより、
キャッシュレス決済の方が
ありがたいのではないだろうか。
現時点では、
まだまだ現金でのお賽銭が
一般的であり、
全ての神社仏閣で
利用できるわけではないが、
今後、
キャッシュレス賽銭の導入は
神社仏閣の利便性を高める上で
有効な手段の一つと言えるだろう。
賛否はあるだろうが、
神社仏閣の今後の新しい
お参りのスタイルを
確立することにもつながるだろう。
古い形式にとらわれず、
時流に逆らうことなく
デジタル化を進めることは
次世代の子どもたちも
神社やお寺に氣軽に
お参りに行くようにもなるだろう。
そうなれば
日本全体の
神社仏閣の底上げにもつながる。
今後、
ますます多くの神社仏閣で
キャッシュレス決済が
利用できるようになることを
私は期待している。
この神社仏閣の
「キャッシュレスなお賽銭」から
学ぶことは、
必ずしも、
" 古いものが良い " というわけでは
ないということだ。
天地大自然は今現在も
止まることなく流転している。
世の中は常に流れている。
日本古来の文化や伝統は
守らなければいけない。
しかし、
絶対に守るべきものと、
変えるべきものは
区別しないといけないのでは
ないだろうか。
日本人は
一度決まったことを
なかなか変えられないという
風習を持っていることは、
先の戦争以来、
たしかなことである。
でも、
いつまでも
それではいけないと私は思う。
ものごとは
何でもそうだ。
時代は流れています。
その時代、その時代によって
何が最適なのか?
いつも頭を柔軟にして、
対応していくことが肝要でありまする。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝