2024-11-07 04:23:00

" 何でもありの世の中で "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

『なんでも あり の よのなか で』

 

 

" 世の中 " とは

人々が生活するこの世。

世間。社会。

世間の人々の間。

社会の人間関係のこと。

 

 

その世の中が

何でもありなのだ。

 

私達が暮らす

日本だけでなく、

 

世界中の国々もまた、

何でもありの世の中だ。

 

 

" 世のため 人のため " と

いくらきれい事を並べても、

 

所詮、

自分のため、家族のため。

他人のことなど知らぬ。

 

その結果、

何でもありの世の中になる。

 

それが現実だ。

 

 

良い悪いではなく

それが日常の現状であり、

世の常なのだ。

 

それが当たり前の世界なんだ。

 

 

人は簡単に

利権、地位、既得権益に

流されるもの。

 

それにしがみつかねば

生活できない。

生きていけないから、

自分が危ない。

家族が危ない。

 

だから、

簡単に恩人でさえ裏切る。

 

昨日言っていたことを

平氣で今日は

真逆のことを言う。

 

「だって仕方ないじゃないか」

 

今年の自由民主党の

総裁選では

毎日、そういうことが

私達の知らないところで

繰り返されていた。

 

 

それが人間という

ものなのだ。

 

 

その政治家達が

立法府で

私達の暮らしに直結する

法律を作るのである。

 

 

その様な

自分が大事、家族が大事

という人達が

 

ほんとに我々国民の

ためになる

法律を作れるのだろうか。

 

 

ただ、政治家の中にも

その様な私利私欲ではなく、

 

自分の立場が

驚かされようが、

国益と国民を護る

ためだけに尽力する

立派な政治家も

少数でもいることが、

救いである。

 

 

しかし、

何も政治家だけの

ことではない。

 

 

年齢、性別、収入、

学歴、職業など

関係なしに人間は

皆、そうだ。

 

 

そんな世の中で

どう生きるのか。

 

このエントリー

一つ前のエントリーにも

関連することであるので、

 

感心がある人は

どうぞご覧になって下さい。

 

 

私が主宰する

合氣道のお弟子さん方の

技を見ていても、

それは同様だ。

 

自分が大事。

相手の氣など知らぬ。

 

 

相手が力一杯に

自分の手首を握る。

 

" 痛いからやめて "

痛ければ痛くないよう

自分が動けばよい。

痛ければそれ以上、

痛くならないよう

さっさと投げてしまえばよい。

痛いのは相手の責任ではない。

自分の責任です。

 

" この方向から取りに来て "

相手が取りに来る方向が

氣に入らなければ、

自分が好む方向に

動けばよいだけ。

 

 

" そんなに力一杯握らないで "

相手が力で来るなら、

自分が力を抜いたら

力む相手ほど

簡単に投げ飛ばす

ことができる。

力一杯握られるのも

自分の責任です。

 

そんなもの、

しっかり投げてあげて

" 力は抜きましょうね "

というふうに

教えてあげたらよいのだ。

 

 

 " その技を体得したいな "

見た目は簡単そうでも

やってみれば難しく

奥深い技を体得したければ

日常生活で鍛錬しろ。

 

普段何もしないで

体得できるわけがない。

 

体得できない。

相手を直さないと

相手を投げることができない。

 

それはただ

自分が未熟者なだけ。

 

練習不足なだけのこと。

 

 

それは日常生活においても

そうだから、

技もそうなるのである。

 

 

日常を直さないと

技も直らないのだ。

 

 

それも全部含めて

この世は何でもありの世界だ。

 

 

肝心なことは

その何でもありの

相手であっても、

 

自分はブレてはいけない。

 

 

その " 何でもあり " を

すべて許し

すべて飲み込んで、

 

スッキリ笑って、

自分の行きたい方向に

導かねばいけない。

 

 

 " 人はそんなものだ "

 

そう思っていれば

腹も立たない。

 

 

その人のために

尽力を尽くしてあげた人でも

裏切られることは

当たり前にある。

 

 

そのような嵐に

巻き込まれない

強い心を持つことだけを

 

生涯、鍛錬し続けることしか、

 

この

" 何でもありの世の中で "

 

生きていく術は

ないのでありまする。

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

道場長 拝