2024-02-22 07:27:00

" 他力本願 "

「たりきほんがん」

 

 

 

例えば

 

サッカーのワールドカップや

 

野球のWBCなどでは

 

決勝トーナメントへ

 

勝ち上がるための

 

グループステージでの戦いがある。

 

 

 

 

 

勝ち点や得失点差などで

 

上位2チームが

 

決勝トーナメントに

 

進むことができる。

 

 

 

 

 

「他の代表チームの結果次第になった。もはや決勝トーナメントへ進むのは他力本願だ」

 

 

 

 

 

自力で予選突破が

 

不可能になった時に

 

よく耳にする言葉だ。

 

 

 

 

 

スポーツ以外でも

 

「そのような考えは他力本願でしかない」

 

 

 

 

 

このように他人をあてにする

 

無責任でネガティブな意味で

 

使われることが多い。

 

 

 

 

 

 

 

しかし、

 

本来の意味は

 

仏様の力をお借りする。

 

 

 

 

 

 

 

「他力」とは

 

他人の力ではなく

 

仏様が人々を救おうとする

 

願いの力を指すものであり、

 

 

 

 

 

人生の最後において

 

自分の力を超えた存在に

 

導いてもらうという

 

願いの言葉だ。

 

 

 

 

 

 

 

仕事でも生き方でも

 

事にあたっては、

 

自分の力の限りを尽くして、

 

あとは大いなる存在に

 

自分自身をゆだねる。

 

 

 

 

 

 

 

その大いなる存在とは

 

神であり、仏様であり、

 

天地大自然である。

 

 

 

 

 

それが本来の

 

「他力本願」であります。

 

 

 

 

 

道場長 拝