2024-01-19 11:28:00
" 靖國の桜を後世に残そう "
毎年四月に行われる
千代田のさくらまつりでは、
国内外からの多くの人で賑わい、
美しい桜に心を打たれる。
暖冬は桜開花に
影響があるのか知らないが、
今年の開花時期が
氣になるところだ。
私にとって
千代田のさくらまつりは
一年で一番楽しみにしている行事だ。
それほどまで
人の心に感動を与える
都内有数の桜の名所として
多くの参拝者が親しむ
靖國神社の多くの桜が
倒木の危機にあるというのだ。
衰弱の主な原因は
寿命を超える樹齢、猛暑、
また多くの人の踏圧による土壌などらしい。
今の境内林としての役割を
維持し続けるためには、
「世代交代」を
進めていくことが
不可欠とのこと。
世代交代には少なくとも
十年以上はかかる管理が
必要不可欠のようだ。
靖國の桜といえば、
先の大戦で散華された
英霊の方々が
「靖國の桜となってまた会おう」と
再会を誓った特別な想いが
込められており、
我々を見守って下さっている。
また、境内に咲くソメイヨシノは
東京管区気象台が指定した
開花・満開を観測する対象の
標本木もある。
この平和への願いが込められた
「靖國の桜」を守る。
減衰する樹々を手入れし
次代へ繋ぐプロジェクトとして、
ここに「靖國神社の桜を守る」
クラウドファンディングが
実施されている。
わが国が誇る
この特別な桜を
後世に残すことが、
今を生きる
我々の責務の一つでは
ないだろうか。
道場長 拝