" 雨音の正体は打ち上げ花火。コベカツ体験会後の胸に染み入る夜 "
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
今週もよろしくお願いします。
本日は二十四節氣
大暑【たいしょ】次候
七十二候
第三十六候 大雨時行【たいうときどきにふる】
八月二日~六日ごろ。
夕立や台風など、夏の大雨が降るころ。
今日の " 道場長の一日一心 "
『 あまおと の しょうたい は うちあげ はなび。こべかつ たいけんかい ご の むね に しみいる よる 』
「大雨時行」の時期は
突然の夕立が多くなります。
7月の末頃に
「コベカツ」の体験会で、
ある市立中学校を訪れました。
「コベカツ」とは
全国に先駆けて神戸市が進める
神戸市立中学校 部活動の
地域移行の新しい取り組みです。
校区や世代の枠を越えて
子どもたちが主体的に
やりたい活動を選べる素晴らしい制度です。
私が主宰する合氣道琴心館寺崎道場も
合氣道琴心館寺崎道場コベカツクラブとして
活動しております。
この日、
向かった先の中学校は
坂の多い、神戸市でも
トップクラスの急勾配の坂の上にあります。
坂の勾配に沿うように建てられた
見晴らしの良い学校です。
その日は夕方から
大氣の状態が不安定で
時折、激しい雨が降る日でした。
体験会に集まった
子どもたちは
皆、合氣道に触れるのは初めてです。
最初は不慣れな場に
少しそわそわとして、ぎこちない様子でした。
7月31日のブログの記事でも
記したように、
( ※エントリーはコチラ )
そこでまずは
重力に逆らわない
「自然な姿勢」というものを
体感してもらいました。
肩や腕の無駄な力みを手放し、
心と身体が同じ方向を向いた時。
自分の中に
どれほど強い力が眠っているのか。
余分な力が抜けて、
すっと美しい姿勢に整った瞬間。
子どもたちの表情は
驚くほどパッと明るくなり、
瞳がキラキラと輝き始めました。
その純粋で
まっすぐな姿を目の当たりにし、
彼らの無限の可能性を
どこまでも引き出していきたいと
強く心に誓いました。
深い感動とともに
武道場を後にした時には
日は完全に暮れていました。
この急勾配の
坂の頂上に位置する
その中学校の武道場からは
神戸の美しい100万ドルの夜景が
広がっています。
手を伸ばせば
届きそうなほど、
燦然と輝いていました。
ほんとに
すぐそこに見える絶景が
その坂の急勾配を物語っています。
その時、突然
空が閃光とともに、
ゴロゴロと音を立てました。
「カミナリか?」
また激しい雨が来ると思い、
車を停めているグラウンドへ
雨を避けようと急いだ足取り。
すると、
南西方向の海辺りから
美しい花火が上がり始めたのです。
位置的には
神戸ハーバーランドの辺りでしょうか。
空のゴロゴロという音と
強い光は雨ではなく花火の音でした。
「こんなことってあるの?」
「できすぎやろ!」
急な雨だと思っていた
空からの思いがけない光景。
ただただ、
その美しさに見とれるばかりでした。
未来を見つめる
生徒たちの純粋な瞳。
手を伸ばせば
届きそうな宝石のような夜景。
そして、
闇夜を優しく照らす思いがけない花火。
それはまさに
天地からの最高の贈り物でした。
言葉にはできないほどの
深い感動が
じーんと胸の奥に染み入る夜でした。
――――――――――――――――――――
合氣道琴心館寺崎道場は
技だけを習得する場ではありません。
私たちが大切にしているのは
この夜のように
心を震わせる感動を忘れず、
日常に溢れる美しさを
ここに集う道友たち皆で探究していくことです。
心豊かに生きるための
日々の氣づきを
この道場長ブログ
『ぼくらの合氣道』でも発信しております。
温かい氣持ちで日々を過ごすヒントが
ここにあるかもしれません。
ぜひバックナンバーもご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
兵庫県合氣道連盟
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝