" 力まない生き方。重い扉も滑らかに動く「正しいリラックス」の妙 "
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
本日は、二十四節氣
清明【せいめい】次候
七十二候
第十四候 鴻雁北【こうがんかえる】
4月9日~13日ごろ。
日本で冬を過ごした雁が北へ帰っていくころ。
今日の " 道場長の一日一心 "
『 りきまない いきかた。おもい とびら も なめらかに うごく「ただしい りらっくす」の みょう 』
雨の週末になりました。
今日は全国的に雨模様のお天氣ですね。
特に関西では激しく降る予報です。
交通機関のダイヤが
乱れることも予測して、
通勤通学には
余裕を持って行動しましょう。
さて、
私が主宰する
合氣道琴心館寺崎道場が拠点とする
神戸から遠く離れた
関東で暮らす
お弟子さんたちと
ネットやスマホの恩恵によって
日々、LINEやメールを通じ、
瞬時に心を通い合わせることが
できるのは、
まさに、現代という時代が
もたらした恩恵と言えましょう。
日常の中で見つけた
小さな氣づきを
わざわざ、私に届けてくださる
そのお心遣いに
いつも胸が温かくなります。
※こちらのLINEのメッセージも
ご本人の温かなご了承をいただいた上で、
本日のブログや
インスタグラムのストーリーズにて
シェアをさせていただいております。
先日、東京にお住まいの
日本女子から
可愛らしい
メッセージをいただきました。
「先生、今日ね、
出先ですごく古くて重たい
木の引き戸があったんです。
最初は急いでいたから
腕の力だけで
えいっ!って開けようとしちゃって。
そうしたらガタガタつっかえて
肩や手や首ばかり痛くなっちゃいました」
(本当はどのような状況下にあっても、それはやってはいけないことなのですが)
その失敗談の後に、
ハッとした氣づきが綴られておりました。
「あ、これじゃダメだって思って
一度、その引き戸から手を離して、
深く息を「はぁ〜」と吐き呼吸法をしたんです」
道場での稽古を思い出し、
正しいリラックスを心がけられたのですね。
ふーっとゆったりとした
呼吸とともに
肩や上半身の力を抜き
意識を臍下の一点へと沈めていく。
重力に逆らい、
重たい戸と力で対立するのではなく
スッと氣を合わせる。
足裏から大地の力をいただき
腰から指先へと
滑らかな氣の流れを伝えていく。
「そうしたら魔法みたいに
スッと音もなく開いたんです!
嬉しくて、すぐ先生にLINEしちゃいました」
画面越しに、
そのお弟子さんの
パッと明るくなった
笑顔が浮かんでまいりました。
物理的な距離は
遠く離れていても、
共に練り深めた
合氣道の技での心身の使い方は、
しっかりと
日常の暮らしに息づいているのですね。
指先まで氣を流すように
柔らかく触れれば、
重い扉も
自分の身体の一部のように
軽やかに動くのです。
目の前の障壁と争うのではなく
明鏡止水の心で自らの感性を磨くこと。
まずは対象を受け入れ、
感謝し、一体となる道を探る。
このように道場で学んだことを
日常に生かすことがとても重要です。
日々の道場での稽古においても、
月曜から金曜日の平日の
この道場長ブログ「ぼくらの合氣道」の
執筆においても、
僭越ではありますが、
その時どきの
表現や描写の違いはあっても、
私は毎日、同じことを
繰り返し述べているに過ぎません。
しかし、
同じことを100回、1000回と
見聞きすれば、
その人の潜在意識に深く入り込みます。
後は自分自身が
それをどれだけ実践するかなのです。
今週もありがとうございました。
よい週末を。
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合氣道琴心館寺崎道場が
大切にしているのは、
稽古で培った「正しいリラックス」を
目の前の壁を乗り越える力へと
変えていくことです。
そして、その培った力を
自分のためだけに使うのではなく、
周囲の人々のために使い、
地域や社会に役立てる人間になれるよう、
ともに探究していくことです。
自然の理(ことわり)や
日々の稽古、
そして自ら氣を出すことで
得られた氣づきを、
この道場長ブログ
『ぼくらの合氣道』でも発信しております。
より健やかな生き方、
良好な対人関係を築くためのヒントが、
ここにあるかもしれません。
ぜひバックナンバーもご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
兵庫県合氣道連盟
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝