" 運氣の下がりは上昇の入口。天地大自然の法則と合氣道の理合い "
今朝目覚めることができた。
ありがとう。
本日は、二十四節氣
雨水(うすい)次候
七十二候
第五候 霞始靆(かすみはじめてたなびく)
2月24日~28日ごろ。
春霞のため、
遠くの山や景色がほのかに現れては消え、
幻想的な情景をつくります。
今日の " 道場長の一日一心 "
『 うんき の さがり は じょうしょう の いりぐち。てんちだいしぜん の ほうそく と あいきどう の りあい 』
今日の
道場長のひとことは…
「運氣の下がりは上昇の入口だ」
運命の
法則からすると、
運氣が
大きく上がる前には、
必ず一度
運氣が落ちることになります。
運の落ち込みは
決して不運の入口ではなく、
むしろ
幸運への近道なのです。
運氣が下がると
一般的に
心が落ち込むものですが、
その程度で
落ち込んでしまっては、
せっかくの
開運のチャンスを
逃してしまいます。
もし運氣が落ちた、
ツイてないと感じたら、
「これからの運氣上昇が楽しみだ!」
と笑っていればよいのです。
なぜなら、
運氣の下がりは
喜ばしいことだからです。
運が上がるとき、
その前には必ず
「下がる」という
現象が起きる。
これは
特別な魔法でも
なんでもなく、
天地大自然の
摂理であり、
物理法則
そのものなのです。
たとえば、
手にしたボールを
床に落とせば、
必ず
上に跳ね返りますね。
重力に従って
下へ向かった力は、
地面に
ぶつかることで
反発力に変わり、
上へと向かうのです。
もし、
そのボールを強く、
勢いよく
地面に向かって
投げつけたら
どうなるでしょう?
そう、
より一層大きく
上に跳ね上がりますよね。
私たちの
身体も同じです。
真上に高く
ジャンプしようと思ったら、
棒立ちのままでは
絶対に飛べません。
必ず一度、
下に膝を曲げ、
上体を下げて
重心を落とします。
地球の重力を
しっかりと感じながら、
足の裏で
大地を強く
蹴るからこそ、
空高く
跳ね上がることが
できるのです。
日常を
見渡せば、
この法則は
至る所にあります。
弓矢は、
弦を後ろに
大きく引くからこそ、
矢が前へ
勢いよく
飛んでいきます。
猫が獲物に
飛びかかる前も、
必ず体を低く
沈み込ませて
力を溜めますよね。
夜も同じで、
夜明け前が
一番暗く、
氣温も
下がります。
「下がれば、上がる」
これは、
天地大自然の
揺るぎない
絶対的な
大法則なのです。
そして、
私たちが
お稽古している
合氣道の技も、
全く同じ
「理合い(法則)」の中に
あります。
合氣道で、
自分より
力の強い相手を
力任せに
投げ飛ばそうとしても
相手はびくとも
動きません。
まず、
相手の「氣」を
下に導きます。
すると、
人間の身体は
無意識のうちに
バランスを保とうとし、
「上に上がろう」とする
反発の「氣」が
生まれます。
私たちは、
その相手が
自ら上がろうとする
「氣」を尊重し、
決して
逆らわず、
相手の
行きたい方向(上)へと
導いてあげるのです。
相手が
ふわりと
上へ浮き上がったら、
どうなるか?
あとは
地球の重力が
仕事をしてくれます。
「上がれるところまで、上がりきれば、次は必ず下がる」
この天地大自然の法則に
逆らわず、
目の前の相手に
寄り添うだけ。
結果として、
相手は自然と崩れ、
投げられて
いくのですね。
人生の
バイオリズムも、
合氣道の技も
同じです。
もし今、あなたが
「運氣が下がっている」
「氣分が落ち込んでいる」と
感じているなら、
それは
あなたが
これから
大きく飛躍するため、
高く
ジャンプするために
「膝を曲げて力を溜めている状態」
なのです。
だから、
無理に上がろうと
焦らなくて
大丈夫です。
下がっていく
自分を認め、
受け入れ、
自然の重力を
感じながら、
「おっ、今は深くしゃがんでいるな。
次にジャンプする時が楽しみだ!」と
笑い飛ばして
やりましょう。
下がれば、
必ず上がります。
天地大自然の
摂理に
身を委ね、
のびのびと、
一度しかない
人生を
楽しんでいきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
兵庫県合氣道連盟
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝