2025-09-12 03:33:00

​" 型を破れば、道は開ける。オリジナルという発想 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

本日は、二十四節氣

白露【はくろ】次候

 

七十二候

第四十四候 鶺鴒鳴(せきれいなく)

「鶺鴒鳴」は9月12日~17日頃。

 水辺に住むセキレイが鳴き始める頃。

 

 

 

 

 

 今日の " 道場長の一日一心 " 

『  かた を やぶ れ ば、みち は ひら け る。オリジナル という はっそう 』

 

 

 

 

 

​街を歩けば、

流行のファッションに身を包んだ人々、

 

SNSを開けば他人の投稿に

「いいね」、共感の嵐。

 

 

 

それらすべてが、まるで自然発生的に

生まれたかのように見えますが、

実はそうではありませんね。

 

 

必ず、

それを仕掛けている人、

 

つまり

「未来を先に決めている人」

いるのですね。

 

 

 

 

"「オリジナル合氣道」で未来を創る "

 

 

 

 

​私ごときが僭越ですが、

合氣道の世界でも

同じことが言えると思うのです。

 

 

 

誰かが「こうあるべき」

決めた型や技を

 

ただ「なぞるだけ」では、

本当の真理には

たどり着けないのではないでしょうか。

 

 

 

合氣道の技の稽古は、

相手の動きに無理に逆らわず、

 

その相手の氣の方向を尊重して

自分の中心、

つまり「自分の軸」を保つことにあります。

 

 

 

 

相手の攻撃を受け流し、

自分の進みたい方向に導くように、

 

人生においても、

誰かがつくり出した流れに

ただ乗るのではなく、

 

自分の「中心」を見つけ、

未来を「先に」決めてしまう

という「生き方。

 

 

 

たとえば、

ファッション業界では

 

一年半先の流行が

決められていると言われています。

 

 

パリコレでチェック柄が多用されれば、

それが翌年のトレンドになるように、

 

私たちも

「私はこうありたい」という

 

未来を先に決めてしまうという

生き方もあるのではないでしょうか。

 

 

 

 

「私はこういう人生を送りたいから、こういう選択をする」と

 

決めてしまえば、

他人に何を言われても

自信を持っていられます。

 

 

 

​中には

それを誹謗中傷する人も

あるかもしれません。

 

 

 

合氣道の受け身に例えるなら、

相手からの批判や雑音も、

 

涼しい顔をして

受け身をとることでその衝撃を吸収し、

 

自分のエネルギーに変えて

立ち上がることができます。

 

 

 

 

そして、

自分がその言葉通りの人生を

心から楽しんでいれば、

 

周囲は次第に共感し、

やがて自分の「生き様」

 

憧れるようになる人も

現れるようになるかもしれません。

 

 

 

 

 

" 合氣道琴心館寺崎道場が目指すもの "

 

 

 

 

​私が主宰する

合氣道氣心館寺崎道場は、

 

私の師範である琴地茂先生から

教えていただいた

 

大切な技を継承する一方で、

日々、私はあえて他流派の技も研究します。

 

 

 

 

それに対して、

否定的な意見も当然あることでしょう。

 

 

 

 

しかし、

師範から教わった技の真理が、

 

他流派の技を複合し

試行錯誤することで

 

師範から教わった技の

一つひとつ、部分部分に、

 

非常に理に適った真理が

見えてくることが少なくないのです。

 

 

 

 

​真理が分かれば、

それはもはや流派の技ではなく、

 

私自身のオリジナルな

合氣道として捉えることができると思います。

 

 

これは、人生においても同じですね。

 

 

 

​誰かが築いた

大きな組織の中で、

 

その組織のトップを

追い抜こうとしても、それは至難の業です。

 

 

 

 

たとえば、

経営の神様と称される松下幸之助氏や、

 

圧倒的な影響力を持つ作家・村上春樹氏と

同じ土俵で同じような活動をしても、

彼らを超えることは難しいでしょう。

 

 

 

しかし、

自分だけの「オリジナル」なら話は別です。

 

 

 

自分にしか生み出せない世界観、

自分だけのフィールドを

築いてしまえば、

 

どんなに優れた人にも

劣ることはありません。

 

 

 

 

" 合氣道を通して「日本人」としての誇りを伝える "

 

 

 

 

​いつも事あるごとに

このブログで言っていることですが、

 

合氣道琴心館寺崎道場が

目指すのは、

 

単に技を教えることだけでは

ありません。

 

 

私は日々、

様々なことを学び続けています。

 

 

 

それは誰でも

無料で情報を得られるような、

 

ネットやSNSの

無責任な情報等とは全く違います。

 

 

正当な授業料を納め、

学校教育では教えてもらえない

 

正しい歴史認識、

現在の国際情勢、

 

安全保障、危機管理、テロ対策、

資源エネルギーから政治経済まで、

 

幅広い知識を身につけるためです。

 

 

 

そして、

それらの知識を

私自身が学び続けることで、

 

合氣道の稽古の中で、

若い弟子たちに

真に伝えることができるのです。

 

 

 

今の日本には、

日本人としてどう生きていくのか、

 

日本人としての誇りを持って

生きることの

 

重要性を若者に伝える

必要があります。

 

 

合氣道は日本発祥の武道てす。

 

 

そうであるなら、

 

日本の根幹を深く学び、

日本人としての誇りを持って生きることが

 

私たちの責務であると、

私は強く思います。

 

 

 

 

それが、

日本という国に生まれた

私たちに課せられた使命でもあると、

私は考えています。

 

 

 

合氣道を通して、

技の習得はもちろんのこと、

 

一人の人間として、

そして日本人としてどう生きていくのか。

 

 

 

単なる

どこにでもある合氣道道場ではなく、

 

合氣道琴心館寺崎道場を主宰する

不肖私は自分だけのオリジナルな

合氣道の道を堂々と歩むこと。

 

 

 

それを魂から

次世代に伝え、

 

指導することこそ、

合氣道琴心館寺崎道場が

ここに存在する理由なのです。

 

 

 

この先も、

その根幹が揺らぐことは決してございませぬ。

 

 

 

 

今週もありがとうございました。

良い週末を。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝