" 人からの提案は喜んで受け取る "
今朝も目覚めることができた、
ありがとう。
本日は、
二十四節氣
啓蟄 ( けいちつ ) 初候
七十二候
蟄虫啓戸 すごもりむしとをひらく
第七候
「雨水」から「啓蟄」へと移り、
「蟄虫啓戸」は3月5日~9日くらいにあたります。
「啓」は「開く」、「蟄」は「虫などが土中に隠れ閉じこもる」意味から、
啓蟄とは、冬ごもりしていた虫などが地上に這い出てくるころをいいます。
ひと雨ごとに暖かくなっていく時期です。
今日のお題
『 ひと から の ていあん は よろこん で うけとる 』
人の提案を喜ぶ。
弟子の提案を喜ぶ。
道場生が積極的に
稽古に取り組む道場を作るには、
指導者は道場生からの、
また道場生は指導者からの
提案を喜んで受け入れることが大切です。
たとえそれが、
すぐに実践できない提案であったとしても、
その意欲や熱意を評価し、受け入れる。
つまり、
指導者も道場生も積極的に提案できる
雰囲氣を作ることが重要だと思うのです。
その団体、組織の繁栄を心から願う
お弟子さんの提案に対して、
「それはダメだ」と否定したり、
何度も否定したりするようなことがあれば、
その弟子は
「提案しても無駄だ」と感じ、
指示されたことしか
やらなくなってしまうでしょう。
また、その反対もある。
道場生のなかには
自分で自ら進歩、成長を止めている者もいる。
それに一切、氣づいていない者。
いくら言っても、
まるで「のれんに腕押し」では
その道場生に対して、
指導者は何も言わなくなる。
それでは、
道場全体の進歩や向上は望めません。
やがてそのような団体は
衰退していくことは明らかだ。
それがその組織、団体にとって
プラスであるのか?
マイナスであるのか?
その組織、団体のトップは考える必要がある。
時に、指導者は
思い切った大胆な改革が
必要となるときもあるだろう。
ポイントとして、
指導者はお弟子さんの提案を
積極的に聞き、評価する姿勢を示す
「心の器」がなくてはならない。
一方で、お弟子さんは
指導者の提案に対して、
素直な心で聞く「心の器」が必要だ。
たとえ、その提案が実現しなくても、
提案したこと自体を
認め、感謝し、褒める「心の器」。
中には、
経験、知識の大きな違いから
「とんでもない提案」を聞くこともある。
そのような提案であっても
頭ごなしに否定するだけではなく、
その提案にまずは、感謝して、
建設的な意見交換を心がける。
指導者は否定的な意見を言う場合でも、
改善点や代替案を提示する。
指導者も道場生も
お互いの提案を積極的に取り入れることで、
新しい稽古方法やイベント、
さらには、
地域への合氣道の普及活動などが生まれ、
道場全体の活性化につながる。
指導者のみならず、
道場生一人一人が、
道場の運営に参加しているという
意識を持たせることで、
より主体的に稽古に
取り組めるようになるのではないか。
それが道場全体の成長に
つながるのではないだろうか?
指導者は道場生からの
道場生は指導者からの
提案に対して、
常に聞く耳を持ち、
それを積極的に受け入れ、
共に成長していく
道場を目指すべきではないのか。
これは何も
合氣道道場に限ったことではない。
稽古を「仕事」に、
団体、組織は「会社」に置き換えることができる。
指導者を「経営者、社長、上司、先輩」に置き換える。
道場生や弟子を「従業員や部下」に
置き換えて、考えることもできるだろう。
あらゆる
企業、会社、組織、団体も
すべては地域、社会、人のためにある。
だからこそ、
各々分野は違うが、
それが「世のため」、「人のため」になるのだと思う。
そうであるなら、
人はそれぞれの立場を乗り越えて、
可能な限り" 私心を捨て " 、
地域、社会に貢献するべきではないのか?
それが
私たち「人間の存在価値 」でありまする。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝