" できる、使いこなす、極める "
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
『できる、つかいこなす、きわめる』
できることと、
使いこなすこと、
極めることは
それぞれ違います。
合氣道でいうなら
技、心身統一、心を静める、
臍下の一点、体幹、呼吸、
立ち居振る舞い、
氣を出すことなど。
また
料理人なら
フライパンや包丁の
扱い方というように、
あらゆる仕事や、
その分野において、
「できる」とは、
繰り返し稽古、練習して
決まった型や動作が
「できる」ようになることです。
そして、
「使いこなす」とは、
それをどんな体勢や状況、
どのような
環境下においてでも、
適材適所で
出せるようになるのが
「使いこなす」ことです。
さらに
その使いこなしている
技や動作を、
他の誰よりも速く強く、
常に最大限の力で
出せるよう
練り上げることが
「極める」ことです。
従って、
「できる」や「使いこなす」
程度の修得で
満足しているようでは、
現実を知らない、
現実を見ない、
オメデタイ人なのだ。
例えば、
技において、
使いこなせるから、
「日常、何かあったら対応できる」
などと
妄想を抱いていては
いけない。
「極める」まで
技を練り上げず、
どうして対応できようか。
その程度では
何の役にも立たない
ということを
思い知ったほうが
身のためだ。
まだまだ、
まだまだ、
私達は
修行中の身であり、
未熟者である
ということを
決して忘れては
いけないのだ。
弛まぬ努力を
怠ってはいけない。
まだまだ
これからだ。
道は永遠なり。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
道場長 拝