2024-03-08 07:36:00
" 傲慢は倒れる 耳は二つに口は一つ "
物体は重心が高くなれば
倒れやすく脆くなる。
これは
人でも会社や組織でも
同じことだ。
トップに立つ人間が傲慢なら、
その会社が滅びるのは
時間の問題だ。
傲慢は学ぶことを
忘れ止めてしまう。
いつも謙虚な心で
聴く耳を持つことが
傲慢にならない
一つの方法ではないだろうか。
人間は
耳は二つあるのに
対して
口は一つである。
これは何を意味するのだろうか。
何故、耳は二つあるのか。
人の話をよく聴くため
ではないだろうか。
自分にとって
耳が痛いであろう
苦言、諫言など
自分の非を改めるよう
注意してくれる存在に
感謝と歓迎の
心を持つことが
肝要ではあるまいか。
愚者は大体傲慢であるから、
その存在を
遠ざけてしまい
学ぶ場を失って
成長を自ら止めてしまう。
やがて病にさいなまれ、
身も心も崩壊するだろう。
このような愚者に
将来待っているものは
難聴である。
何故なら
人の話を聴くことが
できないなら、
耳は必要なくなる。
自分がまいてきた種は
自分が刈り取ることになる。
怖ろしい天地の配剤なのだ。
道場長 拝