2024-02-28 06:33:00
" 明日ありと思う心の仇桜、夜半に嵐の吹かぬものかは "
「あすありとおもうこころのあだざくら、よわにあらしのふかぬものかは」
世は無情だ。
明日があると思っていると、
桜の花がはかなく散るように、
機会を失うことになる。
一度でも
その機会を逃してしまうと
次はなくなる。
夜半に嵐は吹く。
今日学ばずとも明日あり、
今年学ばずとも来年あり
などとは
考えてはいけない。
人の時間は
無限にあるものではない。
その人の思考には
関係なく時は流れ、
夜半に嵐は吹くことを
決して
忘れてはいけない。
道場長 拝