2024-02-16 08:20:00

" いつまでも狭さに囚われていたら伸びない "

イギリスは

十数回戦争に負けている。

 

そのたびに

占領軍との間に

子が産まれた。

 

数多くの民族の血が

混ざり合ったところに

非常に優秀な

人間が育ったという。

 

 

 

自分自身の経験に基づく

人生観や世界観。

 

仕事に対する

哲学や思想も

相反する他のものと

交わり合い、

それを呑み込む。

 

 

一つの狭いところに

囚われ修養しても、

ある一定のところで

進歩は止まってしまう。

 

 

 

十年一区切り、

その中で寝食を忘れた

必死の二年間を修養して、

 

 

そこに盤石な揺るぎない

基礎が出来上がったならば、

 

 

相反する他のものを

貶すことなく、

排除するでもなく、

 

 

溶け合い、

自ら学ぼうとする心を持てば、

 

 

そこに立派なものや

育ちが生まれる。

 

 

やがて

その育ちが

より深く柔らかみを増して

盤石な基礎と溶け合う。

 

 

 

人の上に立つ者は、

より油断せず

実践しなければならない。

 

 

 

慢心は

やがて地位も名誉も

枯れしぼむことになる。

 

 

 

 

道場長 拝