2026-09-11 03:38:00

" 恩師の言葉を拳拳服膺。奇跡の出会いと新たな使命 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は二十四節氣

白露【はくろ】初候

 

第四十三候 草露白【くさのつゆしろし】

九月七日~十一日ごろ。

草に降りた露が、朝の光に白く輝いて見えるころ。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

『 ​​おんし の ことば を けんけんふくよう。きせき の であい と あらたな しめい 』

 

 

 

 

今月から、

神戸市では市立中学校の部活動が、

平日も休日も、

完全に地域へと移行されました。 ​

 

 

 

「コベカツ」と呼ばれる

この取り組みに、

 

私ども合氣道琴心館寺崎道場も

合氣道団体として登録し、

 

月曜から日曜まで、

毎日どこかの中学校や集会所へ赴き、

愉快に稽古を行っております。

 

 

 

​兵庫区のキャナルタウン教室をはじめ、

灘区の長峰中学校と鷹匠中学校、

中央区の湊翔楠中学校、

北区の鈴蘭台中学校、

西区の櫨谷中学校。 ​

 

 

 

昨日も、

西区の櫨谷中学校で

 

地域の中学生から小学生、

親子で参加する

7名の方々が稽古に来られました。

 

 

 

全部で約30名近くの方々が、

新たにコベカツ入会申請をしてくれました。

 

 

 

本当にありがたいことです。

 

 

 

​先日、

無事にスタートを切れたご報告もかねて、

師匠である合氣道琴心館 館長

琴地茂(ことちしげる)先生に

ご挨拶へ伺いました。

 

 

 

先生も大変喜んでくださり、

「初心を忘れずにやり続けなさい」と、

深く心に染み入るお言葉をいただきました。

 

 

 

 

​今から約15年前。

私が指導者として道場を始めた時は、

お弟子さんは誰もおらず、

自分一人からのスタートでした。

 

 

 

当時はSNSも今ほどなく、

手書きのチラシを作り、

一軒一軒ポストへ投函する日々。 ​

 

 

 

稽古をするにも

お弟子さんを募集するにも

会場がなければできません。

 

場所を確保するにもお金がいります。

 

当然、赤字です。

 

 

 

その赤字を埋めるため、

当時、Yahooオークションに

不用品を出品していた時のことです。

 

 

そこで、ある法則に氣づきました。

 

 

一つの商品を1000人が見て、

1人がウォッチリストに入れる。

 

ウォッチリストに10人入って、

ようやく1人の入札者がある。

 

オークション価格を

競ってもらうためには

最低でも2人以上の入札者が必要です。

 

 

つまり、

1000人に1人が興味を持ち、

 

その興味を持った人が10人集まって、

ようやく1人が動いてくれるという法則です。

 

 

 

チラシを配布して

お弟子さんを増やすにも、

 

この法則が

当てはまるのではないかと考えました。

 

 

 

 

 

しかし、

インターネットで

この一つの商品が売れる法則より、

 

合氣道のポスティングは

はるかに厳しい現実でした。

 

 

 

​実際には、

10000枚配って、

やっと1人の問い合わせがある。

 

ただこの1人は、

興味を持ったにすぎません。 ​

 

問い合わせが10人以上になって、

やっと1人が無料体験に来てくれる。

 

さらに無料体験が5人以上来て、

ようやく1人の入会者がある。

 

 

これを自分の手と足だけで

成し遂げようとすると、

まさに天文学的な数字になってきます。

 

 

 

​くる日もくる日も、

チラシをまくために歩きました。

 

 

足腰の鍛錬にもなると

自分に言い聞かせながら、

何年も続けました。

 

 

 

それでも、

配っても配っても

問い合わせは皆無です。

 

 

マンションのごみ箱に捨てられた

自分の手書きチラシを拾い集め、

また違う場所へ投函する。

 

 

「一体、何をしてるのだろう」と、

情けなさに胸が締め付けられ、

 

恥ずかしい話ですが、

ありのままに申して、

涙を流しながら

ポスティングした日もありました。

 

 

 

それでも、

お天道さまは見てくれています。

 

 

 

「チラシ見ました。体験できますか?」

初めて、そうお電話をいただいた時の

震えるような嬉しさは、

言葉や文章では決して表現できないほどです。 ​

 

 

 

「寺崎さん、あんたが一軒一軒チラシをまいた、あの時のことを忘れずに、コベカツで集まってくれた人を大切に育ててあげなさいよ」

 

琴地先生が、

そっと諭してくださいました。

 

 

「はい。ありがとうございます」と、

襟を正す思いで

拳拳服膺(けんけんふくよう)いたしました。

 

 

 

 

コベカツでも、

種目によっては

大勢集まる人氣の競技もあります。

 

 

 

サッカーやバスケットボール、ダンスなど。

 

各学校での説明会でも、

集まる保護者や生徒の人数は、

私の合氣道の説明会の時の10倍以上でした。

 

 

 

ある陸上競技の団体の方のお話では、

1校だけで120人も集まったそうです。

 

 

 

​それに比べると、

合氣道琴心館寺崎道場コベカツクラブは

6か所で30人という人数であり、

圧倒的に少ないかもしれません。

 

 

 

​さはさりながら、

​一つの地区に5万枚、10万枚と

ポスティングして歩いたあの頃を思えば、

これはまさに、奇跡のような人数です。

 

 

 

​もし今の時代、

SNSをどれほど駆使したとしても、

 

コベカツという枠組み以外で、

新たに30名もの方々に

集まっていただこうと思えば、

 

一体どれほどの労力と、

途方もない時間が必要となることでしょう。 ​

 

 

 

そう考えると、

胸の奥から

熱いものがこみ上げてまいります。

 

 

あの経験があったからこそ、

今こうして集まってくださった

 

お一人お一人との出会いが、

本当に、本当にありがたくてたまりません。

 

 

 

ご縁を結んでくださった皆様、

そしてお天道さまに、

ただただ深く頭(こうべ)を垂れ、

感謝申し上げるばかりです。

 

 

 

何事も、

無駄な経験などありませぬ。

 

 

 

この30人の方々と、

コベカツ以外の

何年も通ってくれるお弟子さん方を

どう伸ばしていくか。

 

 

その責任と使命に、

この先も邁進してまいります。

 

 

 

今週もありがとうございました。

良い週末を。

 

 

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​合氣道琴心館寺崎道場が大切にしているのは、

初心を忘れず、

目の前の人とのご縁に深く感謝しながら、

 

自ら率先躬行(そっせんきゅうこう)して

周囲の人の心に灯火を灯すあり方を

共に探究していくことです。

 

 

日々の生活に活きる氣づきを

この道場長ブログ

『ぼくらの合氣道』でも発信しております。

 

 

前を向いて生きるヒントが

ここにあるかもしれません。

 

 

ぜひバックナンバーもご覧ください。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟 

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝