" 見えない糸に導かれて〜全国から集うかけがえのないご縁〜 "
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
今週もよろしくお願いします。
本日は、二十四節氣
立夏【りっか】次候
七十二候
第二十候 蚯蚓出【みみずいずる】
5月10日~14日ごろ。
冬眠していたミミズが土の中から出てくるころ。
今日の " 道場長の一日一心 "
『 みえない いと に みちびかれて 〜 ぜんこく から つどう かけがえのない ごえん 〜 』
先月二十九日、
無事に合氣道演武大会を
終えることができました。
その後、
一日だけ休養日をいただき
それからはまた、
休みなく合氣道指導の毎日です。
私が主宰する
合氣道琴心館寺崎道場
春の恒例行事である
指導者育成練成稽古。
五月十七日まで続く
この集中稽古は、
月曜日から日曜日まで、
一般の通常の稽古と
同時進行で行っております。
午前と午後に
指導者育成練成稽古をして、
夜は一般の通常稽古というように
一般の稽古も休むことなく
通常通りに会員の皆様と
道場で共に稽古を重ねております。
連日の指導となりますゆえ、
たしかに身体は
疲労を感じることもございます。
しかし、
心はいつも晴れやかなのです。
人間は
忙しく活動し、
氣を出しているほうが、
かえって
臍下の一点から
新たな豊かな氣が満ちてまいります。
まことに
不思議なものでございますね。
今年もこの指導者育成練成稽古に
集まってくれたのは、
東京や神奈川で
指導にあたるお弟子さん方
そして、
指導者を目指す若き日本女子たちです。
彼女らは故郷を遠く離れ
東京の大学で学び、仕事に就いた、
東北から九州出身の若者たちです。
そして
日々、神戸の道場に通ってくださる
一般のお弟子さん方にしても、
そのご出身は本当に様々です。
同じ兵庫県内であっても、
北部の山あいの地方から
この神戸へ出てこられた方。
遠く沖縄で生まれ育ち、
ご縁あって神戸で仕事をされている方。
ご両親のお仕事の関係で、
ここ神戸の地へ引っ越してこられた方など。
それぞれに
全く異なる背景を持った、
多様な人生が交差しています。
よくよく考えてみますと、
これは途方もない奇跡ではないでしょうか。
地球という
この広大な星に私たちは生まれ、
何十億という人々が暮らす中で
同じ時代を生きるということ。
さらには、
数ある国や地域の中から
この同じ街にたどり着くということ。
歩んできた道も、
見てきた景色も違う者同士が
ふとした見えない糸に導かれ、
同じ一つの道場の扉を開く。
そして
今日も同じ畳の上で、
技を通して
呼吸を合わせているのです。
それぞれの場所で
日々の仕事や生活に向き合いながらも、
道着に着替えれば
いつでも一つに繋がることができる。
もし、
ほんの少しでも
人生の歯車が違っていれば、
決してすれ違うことさえなかったであろう
かけがえのない道友たち。
人間の浅はかな知恵や計算では
到底計り知れない、
大いなる天地大自然の
采配を感じずにはいられませぬ。
まさに、
人智を超えた人と人との結びつき。
この世の中に
偶然などというものは存在しない、
すべてが「必然」。
出逢うべくして出逢った奇跡に、
ただただ、深く感謝するばかりです。
この尊いご縁を大切にし、
皆様と心豊かな時間を紡いでまいります。
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合氣道琴心館寺崎道場が
大切にしているのは、
ただ技の形をなぞることではございません。
人智を超えた出逢いの奇跡に深く感謝し、
日々の生活の中で
内なる氣を整え、
自然体で在ることをはかること。
そして、
道場で結ばれた和合の精神を自ら体現し、
周囲の人々の心に
温かな灯火を灯すような生き方を
ともに探究していくことでございます。
見えないご縁が織りなす自然の理や、
日々の稽古を通じた氣づきを
この道場長ブログ
『ぼくらの合氣道』でも発信しております。
より健やかな生き方、
良好な対人関係の築き方など
現代の暮らしに活かすヒントが、
ここにあるかもしれません。
ぜひバックナンバーもご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
兵庫県合氣道連盟
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝