" 専門外の学びから氣を読む〜資源エネルギー勉強会と藤の花〜 "
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
本日は、二十四節氣
穀雨【こくう】初候
七十二候
第十六候 葭始生【あしはじめてしょうず】
4月20日~24日ごろ。
暖かくなり水辺の葭が芽吹き始めるころ。
今日の " 道場長の一日一心 "
『 せんもんがい の まなび から き を よむ。しげんえねるぎー べんきょうかい と ふじ の はな 』
先週末は二日間にわたり、
京都にて
勉強会に参加してまいりました。
今回は【資源エネルギー】について、
深く学んでまいりました。
えっ、
「合氣道と何の関係があるの」と、
疑問に思われる方も
少なくないかもしれません。
しかし、
これだけ世界の国々が
資源を巡って、
対立する世の中であります。
合氣道の師範が
ただ、道場で技だけを
指導していれば良いという時代では
もはやなくなっていると、
私は考えております。
もちろん、
これは私個人の考えにすぎません。
ですが、
このような時代だからこそ
専門分野以外のことも、
積極的に学ぶことが大切なのです。
広い視野を持つことによって
何もかもが繋がってきて、
本当の意味での
「相手の氣」を読み取ることができると、
私は、
身をもって実感しております。
こうした感覚は、
ただ言葉を聞くだけでは、
到底、
理解できるものではありませぬ。
あらゆる事象を、
肌で感じ取ることが必要なのです。
さて、
勉強会の合間に、
宇治にある
「平等院」を参拝いたしました。
ここは、
「藤の花」の名所として知られております。
桜が散ると、
藤の季節がやってまいります。
藤の花は、
藤棚や盆栽に美しく仕立てられ、
垂れ下がるように咲き誇ります。
その垂れ下がった花が
まるでお辞儀をして
客を迎えているように見えるため、
「歓迎」という
花言葉がつけられております。
この美しく垂れ下がった姿から
私はふと、
ある合氣道の技が頭に浮かびました。
合氣道には
まさにお辞儀をして
相手を導く技があるのです。
たとえば、
「両肩取り前方投げ(お辞儀)」という技。
相手に
両肩をしっかりと持たせます。
そして
相手の向いている方向に
自らがすっと転換し
一氣に深く、お辞儀をして投げるのです。
臍下の一点に心をしずめ、
頭を深く下げて、礼をするだけ。
それだけで、
相手はふわりと宙に浮くのです。
この技を学ぶことで
相手と決して争わずとも、
自由自在に
お互いを活かし合う
関係性を築けることを実感できます。
「礼」や、「お辞儀」という
日常の所作ひとつが、
そのまま技として活きてくるのです。
専門外の学びも、
一見無関係に思える花々の姿も、
すべては、
私たちの生き方へと繋がっております。
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合氣道琴心館寺崎道場が
大切にしているのは、
ただ道場のなかで、
技の形を極めることではありません。
合氣道以外の学びにも、
素直な心で耳を傾け、
自分自身の視野を広げ続けること。
そして、
藤の花が優しく頭を垂れるように、
相手を柔らかく迎え入れる姿勢を
日々の生活のなかで、
実践していくことであります。
自らが深く頭を下げる
そのゆったりとした心の余裕が
対立を生まずに
お互いを活かし合う関係性を
育んでいくと信じております。
自然の理(ことわり)や
日々の学びを通じた氣づきを、
この道場長ブログ
『ぼくらの合氣道』でも発信しております。
争いの絶えない現代において
相手の氣を読み、
自由自在に相手を正しい方向へと
導くためのヒントが、
ここにあるかもしれません。
ぜひバックナンバーもご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
兵庫県合氣道連盟
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝