2026-01-16 03:14:00

" 昔の人の「骨休め」と知恵、藪入りと合氣道 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

小寒(しょうかん)末候

 

七十二候

第六十九候 雉始雊(きじはじめてなく)

1月15日~19日ごろ。

雄のキジがメスに恋焦がれて鳴き始めるころ。

 

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 " 

『 ​むかし の ひと の「ほねやすめ」と ちえ、やぶいり と あいきどう 』

 

 

 

 

 

"「休む」と「ダラける」は似て非なるもの "

 

 

 

​お正月の

東京出張から戻って一週間。

 

息つく暇もなく、

明日1月17日からは

今年二度目の東京出張です。

 

 

まさに「師走」ならぬ

「師睦月(しむつき)」と

いったところでしょうか(笑)。

 

 

 

さて、

本日1月16日は、

 

昔から

「藪入り(やぶいり)」

と呼ばれる日です。

 

 

 

かつて、

奉公に出ている丁稚や女中、

 

あるいは

嫁いだお嫁さんたちが、

 

実家に帰って

骨休めをすることが

許された貴重な休日、

 

それが「藪入り」でした。

 

 

 

小正月(1月15日)は

「女正月」とも呼ばれ、

 

正月の激務をこなした

女性たちを労う日でもありました。

 

 

主人は

奉公人にお小遣いを持たせ、

 

芝居見物や

帰省を楽しませたといいます。

 

 

 

 

" 人生における「休息」の定義 "

 

 

 

​この「骨休め」について、

一つ勘違いしてはいけないことがあります。

 

 

 

 

「緩める」「休む」ことと、

「氣を抜く」ことは全く別物です。

 

 

 

稽古でも

「上半身の力を抜きましょう」

「リラックスしましょう」と言いますが、

 

これはペシャンと潰れてしまう

「虚脱状態」のことではありません。

 

 

 

 

氣を抜いてしまえば、

それは単に「ダラけている」だけ。

 

 

 

心身の統一は解け、

隙だらけの状態になってしまいます。

 

 

 

これでは

本当の意味で疲れは取れませんし、

有事に対応することもできません。

 

 

 

 

「氣を出して、緩める」

「氣を繋げたまま、休む」

 

 

 

​これこそが、

本当の意味での

心身の安らぎ(回復)になります。

 

 

 

張り詰めた糸を

プツンと切るのではなく、

 

張りを持たせたまま、

しなやかに撓(たわ)ませるイメージ。

 

 

 

 

それが

人間の「自然体」であり、

休息の極意です。

 

 

 

 

 

​さて、

明日の17日から再び東京へ向かいます。

 

 

お正月の稽古の準備や

道場運営を支えてくれている

 

東京・神奈川の

女性のお弟子さんたちに、

私なりの「藪入り」の労いを用意しました。

 

 

 

昔の主人は

小遣いを渡しましたが、

 

私は神戸の

とびきり美味しいお菓子を厳選し、

手土産に持参しようと思います。

 

 

 

​稽古でしっかりと

「氣を出して」汗を流したあと、

 

 

稽古後には甘いもので

「氣を出しながら緩める」

時間を共有しましょう。

 

 

明日からの東京での稽古、

皆さんの澄んだ「氣」に触れるのを

楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

追伸:1.17によせて

​明日1月17日は、

私たち神戸の人間にとって

決して忘れることのできない日、

 

阪神・淡路大震災から

31年を迎える日でもあります。

 

 

​月日は流れましたが、

あの日の記憶は

今も鮮明に心に残っています。

 

 

出発の前に、

犠牲となられた方々に

深く黙祷を捧げたいと思います。

 

 

​鎮魂の祈りを胸に、東京へ向かいます。

 

 

 

 

 

今週もありがとうございました。

良い週末を。

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝