2025-12-01 03:33:00

" 師走こそ整えるべき「自律神経」と呼吸法 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

今週もよろしくお願いします。

 

 

 

本日は、二十四節氣

小雪【しょうせつ】次候

 

七十二候

第五十九候 朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)

11月27日~12月1日ごろ。

「朔風(さくふう)」とは北風のことで、冷たい北風(木枯らし)が吹き、木の葉をすっかり払い落としてしまうころ。

 

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 " 

『 しわす こそ ととのえ る べき「じりつしんけい」と こきゅう ほう 』

 

 

 

 

 

今年も早いもので、

今日から12月、師走に入りました。

 

 

​この「師走(しわす)」という言葉は、

「師(僧侶など)」も走り回るほど忙しい、

 

という意味から

来ていると言われています。

 

 

 

 

年の瀬を迎え、

仕事納めや大掃除、

新年の準備など、

 

誰もが

心身ともに余裕を失いがちな時期です。

 

 

​

この時期は

毎年、焦りや氣の緩みから来る

事件や事故が増加する傾向にあります。

 

 

​

しかし、

この慌ただしい師走だからこそ、

 

私たちは

「心を平穏に保つ稽古」を、

 

日常の中で

意識的に行う必要があると思うのです。

 

 

 

​

 

" 合氣道の教え:乱れた時こそ、中心を意識する "

 

 

 

​合氣道では、

相手の攻撃や予期せぬ事態に直面した時、

 

まず

自分自身の姿勢を整え、

 

「中心」を崩さず

冷静に対応することを技の中で学びます。

 

 

 

心身の中心が乱れると、

技も乱れ、

 

相手を投げることができません。

また、

無用な怪我にも繋がります。

 

 

 

​

 

師走の「忙しさ」は、

たとえるなら

周囲からの波や攻撃のようなもの。

 

 

その波に

飲まれないためにも、

 

自分の内側、

つまり心身の土台である

「自律神経」を調えることが不可欠です。

 

 

 

​

 

 

" 自律神経を調える「究極の呼吸法」"

 

 

 

 

​自律神経は、

私たち自身の意思ではコントロールできない、

 

心臓の動きや

消化器の働きを司る重要な神経です。

 

 

 

この自律神経こそが、

心身の平穏と深い関わりを持っています。

 

 

​

 

自律神経には、

活動時に優位になる「交感神経」と、

 

リラックス時に優位になる

「副交感神経」があります。

 

 

 

乗り物にたとえるなら、

交感神経がアクセルで、

副交感神経がブレーキのようなものでしょうか。

 

 

 

​

そして、

この二つのバランスを

 

意図的に整えることができる

一つの方法が、「呼吸法」なのです。

 

 

 

長く静かに息を吐く時

副交感神経が優位になり、

リラックス・心身の平穏につながります。

 

 

一方で、

ゆっくり深く息を吸う時

交感神経が優位になり、

集中力・活動力につながります。

 

 

 

 

 

" 師走に実践すべき「心の安定呼吸」"

 

 

 

 

呼吸法で大切なのは、

「吐きに任せ、吸いに任せる」

ことです。

 

 

​そして、

もう一つ大切なことは「姿勢を正す」こと。

 

 

姿勢が乱れていては深く長い呼吸はできません。

 

 

椅子に座っている時でも、

仙骨を起こし、上半身の力を抜きます。

 

 

 

​

長く吐く(最重要)

口をあいうえおの「あ」または

はひふへほの「は」、に開け、

 

遠くに吐き出すように、

体の中の悪い氣をすべて出し切るイメージで、

 

時間をかけて

ゆっくりと息を吐き切ります。

 

 

 

​自然に吸う(吸うに任せる)

吐き切ったら、

力まず自然と鼻から

空氣が入ってくるのを待ちます。

 

自然に任せ、入ってくるだけ吸います。

但し、力んではいけません。

 

 

 

吐くときも吸うときも

無理に長くしようと思うと、

自然に心身は力んでしまいます。

 

 

これでは、

せっかくの呼吸法も

効果は少なくなってしまいます。

 

 

 

 

まずは、

自分自身の吐ける範囲で、

吸える範囲で実践してみましょう。

 

 

 

 

呼吸法は

吐きではじめて、吐きで終わる

ようにしましょう。

 

​

 

 

慌ただしいこの時期、

意識的に

副交感神経を優位にすることで、

 

緊張や焦りが和らぎ、

 

心身ともに健康体で

この慌ただしい時期を乗り越える

土台ができます。

 

 

 

​

 

 

" 新たな年を迎えるために "

 

 

 

 

​「呼吸」は、

私たちが生まれてから死ぬまで、

 

一瞬も

欠かすことのない生命活動そのものです。

 

 

 

この最も欠かすことのできない

生命の営みをを

 

意識的に

コントロールすることで、

 

私たちは

自分の心のあり方をコントロールできます。

 

 

 

 

​事件や事故を未然に防ぎ、

充実した年の瀬を過ごすために。

 

 

 

今日から

一つ一つの呼吸を大切に、

そこに意識を向け、心を平穏に保ちましょう。

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝