" 言葉の裏側を理解できるか "
今朝も目覚めることができた、
ありがとう。
本日は、
二十四節氣
啓蟄 ( けいちつ ) 初候
七十二候
蟄虫啓戸 すごもりむしとをひらく
第七候
「雨水」から「啓蟄」へと移り、
「蟄虫啓戸」は3月5日~9日くらいにあたります。
「啓」は「開く」、「蟄」は「虫などが土中に隠れ閉じこもる」意味から、
啓蟄とは、冬ごもりしていた虫などが地上に這い出てくるころをいいます。
ひと雨ごとに暖かくなっていく時期です。
今日のお題
『 ことば の うらがわ を りかい できる か 』
" コミュニケーションにおいて最も大切なことは、相手が語らない部分を聞くことである。 "
これは、
「マネジメントの父」と称され、
名だたる経営者から師と仰がれる
経営学者ピーター・ドラッカーの言葉です。
" 相手が言葉にしていない
氣持ちや意図を理解することこそが、
コミュニケーションの本質である。" と説いています。
しかし、
残念ながら、
相手の言葉を文字通りにしか
受け取れない人が少なからずいるのです。
「だって、そう言ったじゃないですか」
「それなら、そうと言ってくれなきゃ分かりません」などと言うような人。
そのような人は
心が幼稚であると言わざるを得ません。
言葉の裏側を読み解く力が
大人には必要だと思うのです。
" 相手が言葉にしていることは、考えていることの一部にすぎない。"
相手の本音を察して、
理解できるのが大人です。
大人のコミュニケーションでは、
言葉の表面的な意味だけでなく、
その裏側に隠された
感情や意図を
読み解く力が求められるのです。
" 相手がどのような状況に置かれているのか "
" どのような立場なのか "
それを考慮することで、
言葉の真意が見えてくることがあります。
また、
同じ言葉でも、
習慣や価値観が異なれば、
意味合いが変わることもあります。
これらの要素を総合的に判断し、
" 相手が本当に伝えたいことは何か "
それを推測することが、
大人のコミュニケーションにおける
重要なスキルではないでしょうか。
なぜ言葉の裏側を
聞き取れない人は心が幼稚なのか?
言葉の裏側を聞き取れない人は、
相手の氣持ちを想像する力や、
多角的に物事を捉える力が
不足しているように思うのです。
自己中心的な思考で
自分の考えや感情にばかり氣を取られ、
相手の立場に立って
物事を考えることができない人。
相手の微妙な感情の変化に
氣づくことができず、
共感力に欠けていて、感情が未熟な人。
また人間関係における
様々な経験が不足しており、
言葉の裏側にある複雑なニュアンスを
理解できない人。
これらの要因が重なることで、
相手の言葉を文字通りにしか受け取れず、
表面的なコミュニケーションに
終始してしまうのです。
では、
どのようにすれば
言葉の裏側を聞き取る力を
養うことができるのでしょうか。
まずは、
相手をよく観察することです。
私は常日頃から
相手の言動や立ち居振る舞い、
一挙手一投足に至るまで、
相手をよく観ています。
表情、声のトーン、仕草など、
言葉以外の情報にも注意を払うのです。
" 相手がどのような状況に
置かれているのか " 、
" どのような氣持ちなのか " を
相手の立場に立って想像してみる。
その想像力を高めるために
私が実践している一つの方法が、
読書や映画鑑賞、落語などです。
その物語を通して、
人間の感情や心理について学ぶことです。
それも一つの有効的な
『人間観察力の高め方』を養う場だと思います。
大人のコミュニケーションとは、
言葉のキャッチボールだけでなく、
心の交流です。
相手が語らない部分に耳を傾け、
相手の氣持ちに寄り添うこと。
それが、
人間関係をより深め、
" より良い人に出会うための鍵 " となるのでありまする。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝