2024-12-12 04:50:00

" 鏡は先に笑わない "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

本日は、

二十四節気 (にじゅうしせっき) 

大雪 (たいせつ) 次候

七十二候 (しちじゅうにこう)

熊蟄穴(くまあなにこもる)

熊が越冬のために

穴にこもる頃です。

 

 

今日のお題

 

『かがみ は さき に わらわ ない』

 

 

人間は

絶対に見ることが

出来ないものがある。

 

それは自分の姿だ。

 

自分の目で

他人の姿は見えるが、

自分の姿を見ることは

不可能だ。

 

 

しかし、

それを可能にするのが鏡だ。

 

 

鏡に映る

自分の顔や髪型や

全身は見ることが出来る。

 

 

鏡に自分の顔を映して

微笑むと、

鏡に映る自分も微笑む。

 

眉間にシワを寄せて

怒ると、

鏡に映る自分も怒る。

 

 

しかし、

鏡の方から

先に微笑むことは

絶対にない。

 

 

鏡の方から

先に怒ることも

決してない。

 

 

 

人間関係も同じだ。

 

 

 

自分が笑えば、

相手も笑ってくれる。

 

自分が怒るから、

相手も怒る。

 

挨拶も同様。

 

 

まずは自分から、

笑ってみよう。

 

 

その場を明るくする

光となろう。

 

暗いところに

自分の明るい光をあてよう。

 

 

わが子の悪い癖を

本氣で直して

あげたいのなら、

 

まず、親が

自分の悪い癖を正そう。

 

わが子は親の鏡だ。

 

わが子の姿は

親の姿である。

 

 

「また稽古に遅刻したの?ダメじゃない」

 

 

一体、

どの口が言っているのか。

 

親のあなたに

遅刻癖があるから

子どもも遅刻するのです。

 

まずは、

あなたが直しなさいよ。

 

 

鏡というのは、

姿や形を見るためだけに

あるのではなく、

 

このように、

大切なことを

私達に教えてくれて

いるのですね。

 

 

" 鏡は先に笑わない "

 

 

人生の教訓にしたい。

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

道場長 拝