2024-12-06 04:03:00

" 健康とは心が晴れること "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

『けんこう とは こころ が はれる こと』

 

 

また今年も

一年を締めくくる

 

指導者育成・錬成

集中稽古が

本日、12月6日から

年末までの予定で始まる。

 

 

今年は東京、神奈川から

6名の指導者と

新たに指導者を

目指す1名の

計7名の日本女子が参加する。

 

 

約7年前に2名の指導者の

育成から始まり、

徐々にではあるが

参加人数も増えてきた。

 

 

開始当初は

大晦日、元旦も返上して

稽古していた。

 

 

お盆休みやGW、

年末年始といった

通常の稽古がない期間しか、

私の手が空かないこともあり、

一般稽古のない時期に行っている。

 

 

とは言え、

今年も通常稽古は

12月21日まであるので

本日から通常稽古と

指導者集中稽古が重なり、

 

私の心身は

超フル稼働になる。

 

 

エンドユーザー

いわゆる一般向けの稽古と

指導者育成・錬成は

目的、目指すところが

違うため、

稽古法は大きく異なる。

 

 

指導者育成・錬成稽古では

1回の稽古3時間の中に

必ず30分から1時間の

座学を取り入れる。

 

それを1日に2回行う。

 

一般向け通常の

稽古がない日は3回行う。

 

1日3回となると、

・午前10時〜午後1時 稽古

・午後1時〜2時 昼食、休憩

・午後2時〜5時 稽古

・午後5時〜6時 休憩

・午後6時〜午後9時 稽古

 

大体この様な1日だ。

 

それが約3週間続く。

 

あらゆる技を通じて

相手の氣を尊重し、

心身の使い方を

徹底的に深掘りする。

 

それができなければ

指導者とは呼べない。

 

指導者とは

お弟子さんに会得させる

ことが最重要課題だ。

 

 

人に教える立場である者が

一番身に付けなければ

ならないことは心の強さだ。

 

 

指導者は絶対的に

心が強くなくては

務まらない。

 

 

技ももちろん大事だが、

心のあり方が

最も重要になる。

 

 

生き方、心のあり方、

指導者とは

どうあるべきなのか、

 

それを目と耳と口から

取り入れ学ぶ。

 

座学を取り入れるのは

そのためだ。

 

そこで

語り、語り、語りつくす。

 

魂から語りつくす。

 

1回の稽古が終われば

正直、疲労困憊だ。

 

 

それは私だけではない。

 

 

参加する指導者、

それを目指す者も同じだ。

 

 

泣き言を言ったり

愚痴をこぼしたり

弱音を吐いて、

休む者など誰一人いない。

 

 

それどころか

皆、生き生きとした

笑顔が絶えない。

 

" 稽古は愉快に "

 

それを合言葉に

稽古する道場は

常にプラスの氣で

満ち溢れている。

 

 

1日が終われば

身体は疲労困憊だ。

 

 

休息は就寝時以外にない。

 

 

しかし、

1日が終われば

 

「今日もやりきったな」

 

その思いが

いつも心を晴れ晴れと

してくれる。

 

 

それが尊い。

 

 

 

" 温泉にでも浸かってリフレッシュ " とか

 

 

世間の人はよく言うが、

 

 

そんなもので

本当のリフレッシュなど

到底出来ないのだ。

 

 

確かに温泉に浸かって

のんびりくつろぐことは

氣持ちのよいものではある。

 

それを否定するつもりは

これっぽっちもない。

 

私も温泉は大好きだ。

 

 

でも、

そんなことで

本当のリフレッシュも

できなければ、

本当のリラックスも

本当の健康増進にもならない。

 

 

ここに集まる

素晴らしい志を持った

7名の日本女子と、

東京、神奈川で

師範の帰りを待つ

お弟子さんのために

 

" 持てるものを全て出し切る "

" 全て放って空にする "

" 自分自身を全て捧げきる "

 

疲れ切って、疲労困憊して、

" やりきったな " という思いが

心を晴れ晴れにする。

 

 

それが本当の健康だ。

それが本当のリフレッシュだ。

 

 

 

「健康でありたい」

本当にそう願うのなら、

 

世のために

他人のために、

一銭にもならないことに

自分は損をしてでも

尽くし切ることなんだよ。

 

 

それ以外に

本当の健康などありえない。

 

 

それが

良い人生、良い運命に

繋がっていくのでありまする。

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

道場長 拝