2024-11-11 04:34:00

" 無用の長物 "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

『むよう の ちょうぶつ』

 

 

無用の長物とは

 

あっても役に立つどころか、

かえって邪魔になるもの。

あっても益のないもの。

 

という意味だ。

 

 

それは人の心では

執着、傲慢、

わがまま、氣兼ね、

思い込み、思い過ごし、

偏向、偏見、先入観、

自惚れ、思い上がり、

アップデートできない頭。

 

 

人間の肉体では

余分な力み。

 

 

日常生活では 

時間潰し、

新聞、テレビなどの

偏向、隠蔽報道する

マスメディア、

発信元が定かでない

SNSの情報。

 

 

その他にも

まだまだあると思うが、

 

さっと考えただけで

これだけある。

 

 

あっても意味がない、

役立ちもしない、

かえって邪魔に

なるものなら、

 

さっさと取っ払ってしまおう。

 

 

合氣道の稽古とは、

この無い方が良い

余計なものを

毎回、取り除く

稽古をしているのだ。

 

特に心身においては

一回の稽古で

" 薄皮を剥いでいく"

ようなものだ。

 

それが

たとえ一枚の薄皮であっても、

半年経てば半年分の

一年経てば一年分の

 

不要な薄皮は

確実に剥がれていく。

 

 

この不要なものを

取り除けば、

 

その分だけ心身ともに

軽やかになる。

 

 

その軽やかになった心身に

心の静まりが加われば、

 

正しく物事を判断する

能力が養われる。

 

その結果、

世間に溢れる

おびただしい

情報の中から

正しい情報だけを

選別できる。

 

 

つまり、

 

" 自分の頭で考える " ことが

できるようになる。

 

 

無用の長物には

用がないのでありまする。

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

道場長 拝