2024-11-05 04:34:00

" 天ちゃん教えてよ "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

『てんちゃん おしえて よ』

 

 

11月3日 ( 日曜日 ) 文化の日に

亡父の永代経法要で

京都・西本願寺へ

お参りしました。

 

 

ご先祖様の

供養以外にも

諸事情により

年に数回、少なくとも

二ヶ月に一回は

必ず京都を訪れています。

 

私にとって、

京都という地は

何かしら

深い縁があるように

思えてなりません。

 

この地に

合氣道寺崎道場の

新たな拠点が

できるのではないか。

 

最近そう考えてます。

 

まだ漠然としていますが、

可能性は0%ではありません。

十分にありえます。

 

 

私と京都は

少なからず、

ご縁で結ばれていると

はっきり感じています。

 

 

閑話休題 ( かんわきゅうだい )

 

今日のお題です。

 

11月3日の朝、

阪急電車で

大阪梅田行き特急の

同じ車両に

 

三宮辺りだったか、

 

長い弓袋を二本に矢筒と

背中にリュックを背負った

袴姿の大学生らしき

日本女子が乗車してきた。

 

 

十三駅から京都線の

ホームに向かうが、

その弓道女子も

 

京都河原町行き 特急に

乗り換えるべく

同じホームで電車を待った。

 

乗車した車両は

違ったので、

その先は不明だ。

 

 

私は阪急大宮駅で下車し、

足腰の鍛錬のため、

徒歩で約25分かけて

西本願寺へと向かった。

 

亡父の永代経法要を終え、

 

その後、

地下鉄烏丸線

丸太町駅で下車し、

京都御苑へと向かった。

 

そこには

超広大な敷地の中に

京都御所がある。

 

 

古の時代の

天皇陛下のお住まいを

参観した後、

 

市バスに乗り

四条河原町へと向かった。

 

三連休中日で

好天に恵まれた

こともあってか、

 

河原町周辺は

車の大渋滞と

歩くことも

ままならないほどの

人と車で混雑していた。

 

 

その後、

河原町から阪急電車で

大阪梅田へと向かった。

 

 

まあ、

河原町はいつも

人でごった返しているが…

 

京都は年中、観光客だらけ。

 

空いている電車を

見たこともない。

 

毎回、

歩き疲れたあげく、

座れないのだ。

 

しかし、

大阪梅田に向かう

下りは河原町駅が起点なので

確実に座れる。

 

 

その後、

大阪梅田周辺で用を済まし

神戸に帰るため、

 

大阪梅田駅の

神戸線ホームで

電車を待った。

 

ここも

終点の新開地行き

下りは起点のため、

確実に座れる。

 

 

ありがたい。

 

 

座席に座り、

発車を待っていると

 

なんと、また

朝の弓道女子が

弓袋と矢筒を持って

友達と乗ってきたのだ。

 

しかも、

また同じ車両である。

 

「こんなこともあるんだな」

 

一人感心していた。

 

 

" 袖振り合うも多生の縁 " とは

 

まさにこのことだな。

 

 

少しの時間のズレが

あったら、

再び会うこともなかった。

 

 

今思えば、

京都御所での参観時間や、

河原町の大渋滞、

大阪梅田での用事などが

全て影響している。

 

 

もっと言えば、

人混みの河原町駅の

ホームでは

確実に座りたかったので、

一本、電車を遅らせた。

 

また、

大阪梅田駅でも

同様の理由で

一本、電車を遅らせた。

 

その結果、

再びあの弓道女子と

同じ電車で同じ車両だ。

 

 

これも何かしらの縁だろう。

 

 

私と弓道女子の

ほんの僅かな時間のズレが

あれば、

絶対にありえないことだ。

 

 

「天ちゃん、教えて」

 

 

何故、この日

二回も会わなければ

ならなかったのか。

 

 

ほんとに聞きたい。

 

 

この世に偶然は

ないんでしょう?

 

全て必然なのでしょう?

 

だったら、何故?

 

それとも

天地大自然が

楽しんでいるだけ?

 

 「理由を教えて、天ちゃん」

 

 

天地大自然はいたずら好きだ。

 

 

生きている間に、

それとも

鬼籍に入ると、

 

教えてもらえるのであろうか。

 

 

分からない。

 

 

私に分かることは

縁があるということだけ。

 

それだけは確実に

そうなのだろうと思う。

 

 

 

話もしてない

どこのどなたか存じませんが、

 

このご縁がある

弓道の日本女子の

行く末に

 

何はともあれ、

幸せあれ、栄光あれ。

 

早天の空に、そう思う。

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございます。

 

道場長 拝