2024-09-27 03:34:00

" 師匠ならどうしただろう "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

『ししょう なら どうした だろう』

 

 

今日の書き込みは

長文になりそうです。

 

 

この2週間というもの、

実は苦悩の日でありました。

 

そして、

苦悩の中にも

人間力というものが

良く分かった2週間でした。

 

 

12年前、

合氣道師範として

お弟子さんを導く中で

 

どうしても

腑に落ちなかった

ことがありました。

 

それは

「人のために」

ということでした。

 

合氣道寺崎道場の

会報誌である

「ぼくらの合氣道」には

以前に書いたことがある

事柄なのですが、

 

私が合氣道を始めた頃、

藤平光一翁のご著書が

私の教科書でした。

 

その中に

「人のためとは自分のためだ」

著書そのままの言葉では

ありませんが、

私にはそのように

とれる言葉がありました。

 

人のために徳を積んでいると

いつかは自分に返ってくる。

 

だから、

人のために尽くして、

仮にその人が裏切るような

行動にあったとしても、

 

「あなたのためにしてあげたのに」

などというようなことを

思ってはいけない。

 

その人からは

何の恩恵やお礼を

受けられなくても

 

いつかは

廻り廻って、

自分のもとに返ってくる。

 

結局は自分が

一番徳をするのであるから、

「人のためとは自分のため」に

なるのだということである。

 

つまり、陰徳ということだ。

 

それはその通りである。

 

が、しかしだ、

 

然は然り乍ら、

そこが問題である。

 

天の理も陰徳も

理解できるのだが、

 

「人のためとは自分のため」

 

なんだ結局、

自分のためなのか。

 

それが12年間、

腑に落ちなかったことである。

 

 

月日は立ち、

縁あって、

 

自由民主党

参議院議員であり、作家の

青山繁晴先生の

講演会に参加するようになった。

 

講演会というより、

私にとっては勉強会だから、

私は勉強会と呼んでいる。

 

毎月ある勉強会も

隔月で東京と神戸で

実施され、

一回、5時間の

長尺の座学である。

 

毎回、熱心に

メモを取りながら

今も学ばせていただいている。

 

その勉強会に参加するうちに、

「人のために」という言葉が

腑に落ちてきたのだ。

 

青山繁晴先生が

「人のためとは人のためだ」

「人のために死ねるのが国会議員なんだ」

 

「脱私即的 (だっしそくてき)」

魂からの語りに、

 

私は思わず、「これや」と

膝を叩いた。

 

「脱私即的」とは

私心を捨て去り、

本来の目的に即き、

やるべきことをやる、

という意味で、

それは辞書にも載っていない。

 

なんと青山繁晴先生が

小学5年生の時に

思いついた言葉だそうです。

 

人のために死ねることが、

本当の人のためであり、

見返りも何も求めない。

私心を捨て、

やるべきをやる。

 

人のためとは、

自分のためではなく、

 

人のためとは、人のため、

なのだ。

 

その言葉を聴いた瞬間、

12年間のモヤモヤが

一氣に解消した。

 

それ以来、

私にとっては

青山繁晴さん、から

青山繁晴先生、になり

今では私の「師匠」だ。

 

もちろん、

私が勝手にそう思っているだけ。

 

でも、それで良い。

 

私の師匠は、

合氣道を教えてくださった

琴地茂先生、

そして、

生き方を教えてくださった

青山繁晴先生である。

 

もっと書きたいが、

冒頭の話が長すぎますね😁

 

なんと、

ここからが

今日のお題の話になります。

 

2週間の苦悩の日の始まりとは、

9月12日木曜日です。

 

その日は

自由民主党総裁選告示日で、

候補者推薦届出日でした。

 

メディアでは

一切、報道されませんでしたが、

 

青山繁晴先生は

2年前から

今回の総裁選に

立候補することを

宣言なさっていました。

 

今回の総裁選

立候補者9人のうち

事実上、

一番に手を挙げられています。

 

立候補するには

9月12日木曜日

10:00〜10:15の間に

推薦人20名の届出を

済まさなければなりません。

 

青山繁晴先生は

この推薦人の

引き剥がしが

活発に行われることも

何度も話されておられました。

 

案の定、

強烈な引き剥がしが

実際に行われ、

 

推薦人になっては、

引き剥がし。

 

なっては、引き剥がし。

 

とうとう、

タイムリミットとなり、

今回の総裁選立候補は

叶いませんでした。

 

20人まで

あと5人であったと

聞きました。

 

 

裏金問題で派閥解消、

それは表向きだけ、

裏では今も、

派閥の長老らの

影響力が存在している。

 

青山繁晴先生以外の

国会議員は

与野党問わず

誰も皆、

職業としての政治家だ。

 

仕事だから、

上司の言う事を聞かねば

自分の将来がなくなる。

 

簡単に言えば

そういうことだ。

 

青山繁晴先生以外、

誰も皆、自分のためのお仕事。

 

人のためには死ねないのだ。

 

だから、自分を守る。

 

こんなことでは

これからの日本は

良くはならない。

 

私達の代理人である

主権者から選ばれた

国会議員は何をするために

あるのか。

 

それは、

国益と国民を守るための

法律を作ることだ。

 

日本を良くすること。

 

国民が住みやすい、

安心できる日本にすること。

 

その法律を作ることに

何故、自分の利益など

関係あるのか…

 

 

私は青山繁晴先生に

生き方を教わり、

師匠と決めた。

 

師匠が立法府にいる限り、

青山繁晴事務所を通して、

自由民主党党員であり続ける。

 

したがって、

今回の総裁選も

私は総裁選選挙に

一票を投じる権利がある。

 

投票用紙に「青山繁晴」と

書くことができない。

 

どう考えても

他の9人の政策では

日本は変わらない。

 

中には

この人が総理になれば

日本は大変なことになる、

そんな人もいる。

 

投票しなければ無投票になる。

 

また投票用紙に

「青山繁晴」と書いて

投票しようか。

 

さぁ、そこから

苦悩の日々が続いた。

 

 

例によって

メディアでは報道されないが、

青山繁晴先生は党員獲得数

3年連続で1位であるから、

 

今回、

「青山繁晴」と書いて、

投票する人はかなりいると思う。

 

 

しかし、それは

事実上、無効となる。

 

それを死票という人もいるが、

私はそうは思わない。

 

強い決意の表れだ。

 

でも無効票で

あることには間違いない。

 

一体、どうすれば良いのか…

 

 

いくら、心を静めても、

5時間、6時間坐っても、

呼吸法をしても、

答えが出ない。

 

こんなとき、

師匠ならどうしただろう、と考えた。

 

師匠にしても同様だろう。

 

政策で任せられる

人がいないから、

自ら立候補の決意をされた。

 

その当本人にも

議員票がある。

 

 

師匠が直接、私たちの目を見て

話された、

これまでの数珠の言葉を

思い返してみる。

 

 「判断材料は提供する」

その上で、

「自分の頭で考えろ」

「人間のやることだ」

「結局は人間性だ」

 

そうか、人間性か。

 

そう考えたとたんに、

心が軽やかになってきた。

 

やるべきことを

きちんとやり、

責務を全うしよう。

 

党員票の締切は

9月26日木曜日だ。

 

秋分の日を挟んだ

三連休、21日は

合氣道の稽古があるが、

その翌日、翌々日は休みだ。

 

天地大自然から

ゆっくり考える時間を

いただけた。

 

22日と23日に

これまでの思い込みを

一旦、空にしてから、

 

立候補者9人の政策など、

ユーチューブ、テレビ、

自由民主党討論会、

党会報誌など、

徹底的に見直した。

 

そして、消去法をした。

 

まず、

拉致被害者を取り戻す

という決意の表れの

象徴である、

ブルーリボンバッジを

付けていない1名を消去した。

 

政策に拉致被害者救出が

ない候補者を消去。

 

総理大臣として

靖國神社に正式参拝を

しないと表明している

候補者を消去。

 

親中、媚中と

判断した候補者を消去。

 

洋上風力発電、

太陽光パネルに依存して

推進する候補者を消去。

 

増税やむ無しという

考えの候補者を消去。

 

最後に

不快な作り笑いが

目に付く候補者を消去。

 

これにより

私の中では2名に

絞られました。

 

あとは、

その2名の人間性を

しっかり観察しました。

 

その観察だけで

丸一日使いました。

 

 

もちろん、

会って話したことなどない人の

何が分かるというのか。

それも画面上で。

 

そう思われる人も

いらっしゃると思います。

 

その通りです。

 

でも、私には分かるのです。

 

それは

日々の合氣道の稽古の

賜でございます。

 

合氣道師範という

立場ですので、

普段から

伊達に人のこと見てませぬ。

 

心を静めて

100%その人だけに

心を向けて、

その人と一体になれば

すぐに見えてきます。

 

その人の本心が

身体中から

モクモク、メラメラと現れます。

 

私は絶対に見抜きます。

 

その力は

この12年間の

お弟子さん方に

つけていただきました。

 

嘘つきは、

この国のリーダーには

相応しくない。

 

いつか必ず、

我々国民をも

騙すことになる。

 

 

画面上では

候補者の身体の

上半身しか見えないため、

 

最終的には

上半身と顔に

力みがない

お一人を選びました。

 

嘘つきは、

身体と顔に

必ず力みが見られます。

 

 

23日夜、

近くのスーパー銭湯の

露天風呂で

2日間フル稼働した

心を癒やしてやりました。

 

この2日間で

外出したのは

この時だけでした。

 

そして、

昨日9月26日

党員票締切の約5時間前の

午後12時過ぎに、

 

自由民主会館にて

投書箱に

直接投票を済ませました。

 

ほとんどの党員票は

郵送とのことですが、

 

私は直接投票です。

 

自由民主党から送られてきた

党員投票用紙は

返信用はがきを

切り取って、

候補者の名前を書きます。

 

郵便配達員や

郵便局員を

疑うわけでは

全くごさいませんが、

 

第三者が名前を消して、

書き直すことも可能な

状態であるため、

 

私は直接投票をしました。

 

投票できて

心もスッキリです。

 

投票後に食べた

磯丸水産のマグロ丼の

なんと美味しかったこと。

 

ありがたいです。

 

師匠、

やるべきこと、

自分の責務を全うできましたよ。

 

師匠に届きますように。

 

 

次の総裁選は

迷わず、苦悩せず、

 

「青山繁晴」と

堂々と書きたいです。

 

 

長文にもかかわらず、

最後までお読みいただき、

感謝いたします。

 

ありがとうございました。

 

道場長 拝