" 生涯書生 "
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
『しょうがい しょせい』
1日は24時間だ。
誰にでも平等に与えられる時間だ。
この時間をどう使うかによって
将来、差が出てくる。
1日の仕事が8時間だとする。
その8時間は仕事に没頭する。
残りの16時間をどう使うか。
睡眠時間に6〜8時間
使ったとすると、
残りは8〜10時間だ。
買い物、家事、食事、
子育て、家族の団欒 等、
人それぞれでしょう。
そのそれぞれの中に、
「学び」があれば、
その時間がとても有意義なものになる。
「学ぼうとする心」が必要だ。
例えば、
近くのスーパーに
買い物に行って、
レジに並んでいる。
そのレジの店員さんから
たくさんのことを
学ぶことができる。
できれば、
ある一定期間は
毎日、同じ店員さんの
レジに並ぶことだ。
時間帯や、天候により、
買い物客の数も
変わってくる。
今日は、この店員さん
忙しそうだな。
少し暇そうだな。
その違いにより、
振る舞いも変わる
場合が多いのだ。
比較的客数が少なく、
余裕がある時には
買い物客の一人ひとりに
丁寧に接するが、
レジが長蛇の列の時、
いつもの丁寧さが
欠けることが
往々にしてあるのだ。
一度に二人は対応できない。
いつでも一人にしか
対応できない。
一人の客のレジが
終わらなければ、
次の客には対応できない。
それなら、
いくらレジが
大行列になろうが、
一人ひとりに丁寧に
対応できるはずである。
それができないのは、
一人の客の対応をしながら、
心は次の客に向いている
からなのだ。
常に一人の客に
心を100%向ける。
そして、機敏に
レジ対応する。
常に一人、
そしてまた一人と
その連続である。
このように、
世の中のことというのは、
簡単なことがほとんどだ。
それを難しく、
困難にしているのは
他の誰でもなく、
自分自身なのだ。
これで分かるように、
人は心の状態が
身体に表れる。
心が主体で身体を動かす。
「心が身体を動かす」のだ。
日常における、
ほんの一例を挙げてみたが、
このように、
何事も学ぼうとする
心さえあれば、
いつでも、どこでも
大切なことを学ぶことが
できるのだ。
しかも、無料なのだ。
私はこれを12年間続けている。
その毎日の積み重ねが、
やがて将来において、
大きな差が生まれるのだ。
賢となるか、
愚となるか、
あなた次第でありまする。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
道場長 拝