" ご縁尊し "
今朝も目覚めることが出来た。
ありがとう。
『ごえん たっとし』
存在するご縁。
子どもと言うと、
「あの子は私の子どもだ」と
親はよく言うけど、
実際、その子とのつながりを
考えてみると、
あらためて思うことがある。
それは
「その子の宝物は何一つ、親が作ったものではない」
ということだ。
すべての人にとって、
最も大切なことは
生きること。
その生きるために
必要な道具がたくさんある。
目、耳、鼻、口、
手、足、心臓、肺、
神経、血管、胃腸など、
どれを取っても
親が設計して組み立て、
作ったものはない。
身体全体の
素晴らしい設計、
組み立て、
運営。
全てが
親の氣づかない間に
行われていた。
だとしたら、
自分と子どもの関係は
ご縁だけであり、
生まれる際に
果たすべき役割が
親にあっただけ
ではないのかと思う。
全ての設計、
材料集め、
組み立ては、
本当の親である
天地大自然が行ったこと。
その時の
道具の一部として
果たすご縁。
これが
親子の結びつきである。
だから
わが子といえども
親の好き勝手にはできない。
ご縁こそが自分のもの。
子どもは
天地大自然の子で
あることがわかる。
自分自身も
天地大自然の子。
自分の子どもも
天地大自然の子。
同様に、
世界中の全ての人々、
全てのものも、
皆、
天地大自然を
親として
生まれてきた。
人間とこの世に存在する
森羅万象は
一切合切
ご縁だけのもの。
親子、夫婦、
師弟、友人。
全てのご縁だけが
自分のものなのですね。
その全ての
ご縁に
感謝して、
今日も一日ご縁尊し。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
道場長 拝