今日の一言 2025-10-09 (木)

道場長の一日一心 " 温故知新 「大黒坂」 編 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

寒露【かんろ】初候

 

七十二候

第四十九候 鴻雁来(こうがんきたる)

10月8日~10月12日頃。

北国からガンが群れをなして日本へ渡ってくる頃。

 

 

​

 

 

今日の " 道場長の一日一心 " 

『 ​おん こ ち しん「だいこくざか」 へん 』

​

 

 

 

​" 麻布の古道を辿り、心身を整える "

​

​

 

港区麻布台ヒルズにほど近い、

新たな時代を象徴する

 

高層ビル群の中に、

合氣道指導者であり声優でもある

 

" つぶらやひとみ " が主宰する

麻布台道場はあります。

 

 

 

ここはまさに

「温故知新」を体現する場所です。

 

 

​現代のランドマークが

建ち並ぶ一方で、

 

一歩路地に入れば、

江戸の面影を色濃く残す坂道が

静かに存在しています。

 

 

 

道場までの道のりは、

私にとって日々の稽古と同じく、

 

大切な

「心と身体を整える時間」です。

 

 

​

 

 

今日は、東京出張の折、

道場へと向かういつもの道

 

「大黒坂」から始まる

坂道巡りについて

お話ししたいと思います。

 

 

​

 

「大黒坂」は、

江戸時代から続く由緒ある坂の一つ。

 

 

急な勾配が続く

この坂を登りきると、

 

自然と呼吸が整い、

心が研ぎ澄まされていくのを感じます。

 

 

​

 

坂の名の由来は、

 

かつてこの坂の近くに

大黒天を祀る

 

お堂があったからであると、

伝えられています。

 

 

 

歴史の重みを感じながら

歩を進めるうちに、

 

ふと、

合氣道の稽古に通じるものが

あることに氣づかされます。

 

 

 

​

合氣道は、

力で相手を制するのではなく、

 

相手の氣を導き、

自身の中心軸を保ちながら

技をかけますが、

 

その際に最も重要なのは

自分の姿勢なのです。

 

 

相手を投げる前に

まず、

 

「自分の姿勢が整っている」

ことが大前提になります。

 

 

​

「大黒坂」の急勾配を登る際、

無理に力んで登ろうとすると

かえって疲れてしまいます。

 

 

 

しかし、

 

臍下の一点を意識し、

重みを最下部におき、

 

一歩一歩、

重力に逆らわず、

 

地に足をつけて進むことで、

無理なく登り切ることができます。

 

 

 

​これは、

まさに合氣道でいう

 

「正中線」を保ち、

「統一体」で、

 

無理のない動きを

身につけることと似ています。

 

 

 

 

​麻布十番にある「大黒坂」を越え、

麻布台の路地を進むと、

 

さらにいくつかの坂道が

私を迎えてくれます。

 

 

 

 

​それぞれの江戸時代から続く

由緒ある坂には、

その土地の歴史や物語が宿っており、

 

 

坂道と合氣道が、

まるで二つの異なる

 

歴史の糸が紡がれながら、

一つの目的地へと

向かうようにも感じられます。

 

 

​

麻布十番「大黒坂」から

歩くこと約20分、

 

道場に到着すると、

すでに心は静かに整っています。

 

 

​

坂道で整えられた心と身体は、

東京タワーが間近に窓から望める

 

この最高の

ロケーションの道場の畳の上で、

 

ここに集うお弟子さん方と

呼吸を合わせる準備ができています。

 

 

 

​

 

" 温故知新 "

 

 

 

歴史ある

江戸の坂道巡りを通じて、

 

私たちは

ただ身体を鍛えるだけでなく、

 

過去と現在、

 

そして

自分自身と向き合う

貴重な時間を共に過ごしています。

 

 

 

​これからも、

日々の稽古と向き合い、

 

歴史の重みを胸に、

未来へ続く道を歩んでまいりまする。

​

 

 

 

私たちの

江戸時代から続く由緒ある坂道巡りは

まだまだ続きます。

 

 

 

過去の坂巡りのエントリーはコチラから

↓↓↓

雁木坂

中坂

檜坂

狸坂

冬青木坂

七面坂

二合半坂

狸穴坂

乃木坂

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝