今日の一言 2026-09-04 (金) ~ 2026-09-06 (日)

道場長の一日一心 " 荒れ狂う野分の中へ。心の中心にピーカンの青空を "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は二十四節氣

処暑【しょしょ】次候

 

第四十二候 禾乃登【こくものすなわちみのる】

九月二日~六日ごろ。

稲などの穀物が、ふっくらと実り始めるころ。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

『 ​​あれくるう のわき の なか へ。こころ の ちゅうしん に ぴーかん の あおぞら を 』

 

 

 

 

先日、

「野分(のわき)」について

書かれた文章を目にしました。

 

 

台風のことを

昔は「野分」と呼んでいたそうです。

 

 

現代の私たちは「台風」と聞くと、

建物を壊すほどの被害や

恐ろしさばかりを

真っ先に思い浮かべてしまいます。

 

 

 

しかし昔の人々は、

秋の野原の草を

強く吹き分けていくこの風に、

 

恐れの中にも

どこか風雅な趣や、

季節の深い情緒を感じ取っていたらしいです。

 

 

 

​自然の猛威すらも

味わいとして受け入れる。

 

 

昔の人の感性は

とても豊かなものですね。

 

 

 

​その文章の中で

著者はご自身が

台風の目に入った時のことを

空は曇っていたと綴られておりました。

 

 

 

それを読み、

はるか昔の記憶がよみがえりました。

 

 

 

私が合氣道の道を歩む

ずーっと、ずーっと、前の若かりしころ。

 

 

波乗りの趣味が高じて、

高知県でサーファー向けの民宿を

営んでいた時期がございます。

 

 

 

​高知は年間を通じて

よく台風が通過し上陸する土地です。

 

 

 

ある日、

建物が倒壊するのではないかと思うほどの、

猛烈な台風の直撃を受けました。

 

 

​すさまじい

暴風雨が吹き荒れる中、

 

ちょうど

この地の上空を

台風の中心が進んできた時のことです。

 

 

それまでの轟音が

ピタリと止み、

 

風一つない

静けさに包まれました。

 

 

 

​見上げれば

雲一つない

ピーカンの晴天が広がっていました。

 

 

 

ウソのように

静まり返った青い空。

 

 

 

その時間は

30分ほど続いたと記憶しています。

 

 

 

​それが

私の経験した「台風の目の中」です。

 

 

その後、

再び猛烈な吹き返しにあい、

 

台風が通り過ぎた翌朝には、

向かいのお宅の軽四が、

ひっくり返っているほどの凄まじい惨状でした。

 

 

 

 

​昔の人々が

荒々しい野分の中にも情緒を見出したように、

 

どれほど外側が荒れ狂っていても

自然には必ず、

 

風一つない青空が広がる

絶対的な静寂の中心があります。

 

 

 

​これは私たちの

心のあり方にも通じるものがあります。

 

 

 

日々の生活の中で

嵐のような艱難辛苦に見舞われた時、

 

外部の強風に巻き込まれて

右往左往するのではなく、

 

自らの

「臍下の一点(せいかのいってん)」に

心を静め、

 

深く、ゆったりとした呼吸とともに

心の中に台風の目のような静寂を保つこと。

 

 

​中心さえ

ブレることなく静まっていれば、

 

どのような嵐の中でも

物事をありのままに見つめることができますね。

 

 

自分への戒めです。

 

 

今週もありがとうございました。

良い週末を。

 

 

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​合氣道琴心館寺崎道場は

単に技だけを習得する場ではありません。

 

私たちが大切にしているのは、

外側の嵐に飲み込まれず

自らの中心にブレない軸を保ち、

心と身体の調和をはかるあり方を

共に探究していくことです。

 

 

日々の生活に活きる氣づきを

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『ぼくらの合氣道』でも発信しております。

 

 

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心穏やかに過ごすヒントが

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝