今日の一言 2026-05-12 (火)
道場長の一日一心 " 自然と調和しあらゆる命を尊重する生き方〜地球は人間だけのものではない〜 "
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
本日は、二十四節氣
立夏【りっか】次候
七十二候
第二十候 蚯蚓出【みみずいずる】
5月10日~14日ごろ。
冬眠していたミミズが土の中から出てくるころ。
今日の " 道場長の一日一心 "
『 しぜん と ちょうわ し あらゆる いのち を そんちょう する いきかた 〜ちきゅう は にんげん だけ の もの では ない〜 』
暦の上では
「蚯蚓出」を迎えています。
地中からひょっこりと
ミミズが姿を現すころです。
さんさんと降り注ぐ
太陽の光や澄み切った空氣、
そして天地大自然からの
恵みの雨があったとしても、
作物を健やかに育むためには、
その土台となる
ふくよかな大地が欠かせません。
地を這うミミズは
土を食(は)んで細かく砕き、
作物が根を張りやすい
柔らかな土壌を作り出してくれます。
決して
目立つことはありませんが、
豊かな実りを支えてくれる
尊い働き手なのですね。
この地球という星に生きる
すべての命には、
必ず何らかの存在する意味があります。
私たち人間を含め、
生きとし生けるものは皆同じです。
これからの季節は
道場にも蚊や小さな虫たちが
入り込んでくるようになります。
その時、
手のひらでパチンと
当たり前のように
命を奪う光景を目にすると、
私は何とも言えない
違和感を覚えるのです。
確かに
羽音に氣を取られたり、
刺されれば
不快に感じたりすることもあるでしょう。
さはさりながら、
この虫たちもまた
今この時代をともに生きる
存在に変わりはありません。
人間側の都合で
「害虫」と呼んでいる虫たちも、
この地球や
壮大な宇宙の営みから見れば、
決して欠かすことのできない存在なのです。
その虫たちが
具体的にどのような役割があるのか?と
問われれば、
私にもよく分かりません。
それでも
必ず意味があるからこそ、
そこに存在しているはずです。
地球は決して、
人間だけのものではありません。
常に臍下の一点に心を静め、
他者と争わず
すべてと和合する道を歩む
合氣道を学ぶ者として、
他なる命を尊重し、
共に在るということを
私たちは決して、
忘れてはなりませぬ。
―――――――――――――――――――――
合氣道琴心館寺崎道場が
大切にしているのは、
ただ技を極めることではありません。
日常のあらゆる場面において
心を静かに保ち、
等しき命や周囲の人々と共に歩む
和合の生き方を探究していくことです。
自ら率先躬行して
万物への敬意を払い、
周囲の人の心に温かな灯火を灯すような
振る舞いを心がける。
自然の理(ことわり)や
日々の稽古を通じた氣づきを、
この道場長ブログ
『ぼくらの合氣道』でも発信しております。
より健やかな生き方、
良好な対人関係の築き方など
現代の暮らしに活かすヒントが、
ここにあるかもしれません。
ぜひバックナンバーもご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
兵庫県合氣道連盟
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝