今日の一言 2026-04-13 (月)

道場長の一日一心 " 十三参りの伝承に学ぶ! 過去を振り返らず今を生きる知恵 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

今週もよろしくお願いします。

 

 

本日は、二十四節氣

清明【せいめい】次候

 

七十二候

第十四候  鴻雁北【こうがんかえる】

4月9日~13日ごろ。

日本で冬を過ごした雁が北へ帰っていくころ。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

『 じゅうさんまいり の でんしょう に まなぶ! かこ を ふりかえらず いま を いきる ちえ 』

 

 

 

 

数え年で十三歳。

その節目を祝う「十三参り」という、

心温まる習わしがございます。

 

 

 

子どもの健やかな幸せと

開運を願い、

 

お寺や神社へ

お参りをするのですね。

 

 

​

京都の

嵐山にございます法輪寺。

 

 

こちらの虚空蔵菩薩様へ

お参りをいたしますと、

 

豊かな智慧と福徳を

授けていただけると言われております。 ​

 

 

 

ただ一つ、

不思議な言い伝えがございまして。

 

 

 

お参りの帰り、

「渡月橋」を渡り終えるまでは

 

決して後ろを

振り返ってはいけないというのです。 ​

 

 

 

 

なぜ

振り返ってはいけないのでしょうか。

 

 

 

それは仏様から授かったばかりの

尊い智慧が、

 

まだお子たちの中に

しっかりと

根付いていないからと言われます。 ​

 

 

 

 

振り返ることで

心がお寺の方へ引き戻されてしまう。

 

 

 

すると、

せっかくの智慧が

 

菩薩様のもとへ帰ってしまうのだと

言われているのですね。 ​

 

 

 

 

子どもから大人へと

成長していくための大切な節目。

 

 

 

幼い頃への

名残惜しさを手放し、

 

前だけを向いて

しっかりと歩みなさい。

 

 

 

そんな仏様からの

温かなメッセージなのかもしれませんね。 ​

 

 

 

 

 

わが家の娘たちも

ずいぶんと大人になりましたが、

 

かつて近くのお寺へ

十三参りに出かけました。

 

 

あの時の晴れやかな姿は

今でも昨日のことのように

脳裏に浮かんできて、

とても懐かしく感じます。

 

 

 

光陰矢の如し。

 

 

 

月日の流れるのは

本当に早いものですね。 ​

 

 

 

 

 

さて、

今日、4月13日が

その「十三参り」の中日ということで、

ふと、思い出したことがございます。

 

 

 

 

3月27日のこのブログの記事。

(※エントリーはコチラ)

 

​

以前、

夜の嵐山を訪れたときのこと。

 

 

ライトアップされた

「渡月橋」の美しさに、

 

私は何度も何度も

後ろを振り返ってしまったのでした。 ​

 

 

 

ふと、不吉なことが起こるのではと

頭をよぎりましたが、

 

私は「十三参り」の

帰り道ではありません。

 

 

 

特別な智慧を

授かったわけでもありませんから大丈夫。 ​

 

 

 

あの夜。

何度も後ろを振り返っていた

自分の姿を思い返しますと、

 

なんともおかしくて

つい笑みがこぼれてしまいます。

 

 

そうして、

この記事を綴りながら、

 

この「暁の朝」に

一人で静かに微笑んでおります。 ​

 

 

 

 

 

話を元に戻すと、

 

この「振り返らない」

という教えは、

 

私たちの生き方や

人生そのものにも

深く通じるものがございます。 ​

 

 

 

生きていれば誰しも、

失敗をしたり過ちを犯したりするものです。

 

 

 

しかし、

どれほど過去を悔やんでも

決してその時間には戻ることはできません。 ​

 

 

 

 

過ちは過ちとして

しっかりと反省をしたのなら、

 

もういつまでも

くよくよと悩まないことです。

 

 

 

次に同じ過ちを

繰り返さなければよいのですから。

 

 

 

 

むしろ

「失敗」や「過ち」があるからこそ、

 

 

私たち人間は

そこから学び、

 

豊かに成長していくことが

できるのですね。

 

 

​

 

 

過去の自分に

執着するのではなく、

 

過去の失敗も過ちも

何もかも「臍下の一点」に

放り込んで心をすっと鎮める。

 

 

​そして、

今この瞬間を大切に

前を向いて歩んでいく。

 

 

 

 

過去は変えられませんが、

これからの未来は

「今」の自分の一歩で決まります。

 

 

「今」という宝物を抱きしめて、

ともに歩んでまいりましょう。

 

 

 

その心と身体の使い方こそが、

健やかに生きるための

一番の「智慧」なのかもしれませんね。

 

 

 

 

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​

合氣道琴心館寺崎道場が

大切にしているのは、

 

ただ技の形を

追い求めることではございません。

 

 

過去の過ちにとらわれることなく、

今この瞬間の

心と身体の調和を実感すること。

 

 

そして自らが

率先躬行の姿勢で前を向いて歩むことで、

 

ご縁ある周囲の人々の心に

ぽっと温かな灯火をともすような生き方を

ともに探求していくことです。

 

 

自然の理や

日々の稽古を通じた氣づきを、

 

この道場長ブログ

『ぼくらの合氣道』でも発信しております。

 

 

失敗を成長の糧とし、

より健やかな毎日を過ごすための

ヒントがここにあるかもしれません。

 

ぜひバックナンバーもご覧ください。

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝