今日の一言 2026-03-11 (水)

道場長の一日一心 " ​弟子が住む「晴海」。摩天楼の圧倒的な輝きと、法規制が急がれる深い闇 "

​今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

本日は、二十四節氣

啓蟄(けいちつ)次候

 

七十二候

第八候 桃始笑(ももはじめてさく)

3月10日~14日ごろ。

桃の花が咲きはじめるころ。

 

古くは、

「笑」と書いて「さく」と読み、

花が咲くことを

「笑う」と表現していたそうです。

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

​『 ​でし が すむ はるみ。まてんろう の あっとうてき な かがやき と、ほうきせい が いそがれる ふかい やみ 』

 

 

 

 

 

昨日の

Yahoo!ニュースとテレビから

 

「晴海の…」という文字が、

突然私の目に飛び込んできた。

 

 

 

その報道は

東京都中央区

「晴海 (はるみ) 」エリアの

深刻な社会問題。

 

 

 

 

なぜ私が、

遠く離れた東京の

いちエリアのニュースに

 

これほど心を痛め、

注視しているのか。

 

 

 

 

それは、

つい1月の東京出張で、

 

まさにこの街の

圧倒的な美しさを

 

目の当たりにした

ばかりだったからです。

 

 

 

 

​私の東京出張における

もう一つの密かな楽しみ。

 

 

 

それは、

江戸時代から続く

由緒ある「東京の坂道巡り」です。

 

 

 

これまでも

この道場長ブログ

「ぼくらの合氣道」でも、

 

港区から新宿区、

千代田区へと続く

坂道の風情を綴ってまいりました。

 

 たとえば、ココ

 

 

ビル群の谷間に

ふと現れる歴史の面影。

 

 

 

私は特に、

地形の起伏と

洗練された街並みが同居する

 

「港区」の景観や

雰囲氣を好んで歩いてきました。

 

 

 

次回以降は、

いよいよ千代田区から

文京区の坂道へと

筆を進める予定です。

 

 

 

 

 

実は今回、

文京区生まれ・文京区育ちである

女性のお弟子さんのご縁で、

 

彼女の案内のもと

文京区の坂道も

巡ることができました。

 

 

 

地元を知り尽くした

彼女の案内は

 

ガイドブックにはない

奥深さがあり、

 

非常に有意義な

時間となりました。

 

 

 

 

​そんな折、

現在この日本女子が

住んでいるという

「晴海」の話になりました。

 

 

 

「先生、港区も良いですが、

是非私の住む晴海にも立ち寄ってください。

先生なら絶対にあの絶景が氣に入られると思いますよ」

 

 

 

これまで

幾度となく年間2〜3回以上、

東京へ赴き (おもむき) ながらも、

 

晴海、豊洲、築地、月島といった

湾岸エリアには

ほとんど縁がありませんでした。

 

 

 

 

しかし、

これも何かの貴重なご縁。

 

 

この日本女子に

導かれるままに

足を伸ばしてみることにしました。

 

 

 

 

​彼女が住まうのは、

地元で「晴海三兄弟」と呼ばれる

超高級タワーマンション群の一つ。

 

 

 

 

そして、

豊洲大橋から晴海方面を

望んだ時の光景は……

 

息を呑むほど

煌びやかな絶景でした。

 

 

 

 

水面に反射する

色とりどりの街明かりと、

天を突く摩天楼。

 

 

 

 

そこには

「ここは本当に日本だろうか」と

錯覚するほどの、

 

美しく圧倒的な

絶景が広がっていました。

 

 

 

 

「次の東京出張では、

この辺りのアパホテルに宿泊して、

この景色をゆっくり堪能しよう」と

心に決めたほどです。

 

 

 

 

しかし、

物事には常に

「陰と陽」が存在します。

 

 

 

この圧倒的な

輝きの足元には、

 

目を疑うような

深い闇が広がっていました。

 

 

 

 

​豊洲大橋から晴海方面へ、

 

さらには

きれいに整備された

「豊洲ぐるり公園」を歩きながら、

 

絶景に感動する私に、

お弟子さんは

静かにこう教えてくれました。

 

 

 

「先生、この街も

良い面ばかりではないんですよ。

治安やマナーの問題も確実に存在しているんです」と。

 

 

 

 

​冒頭で

私の目に飛び込んできた

ニュースは、

 

まさに

彼女の言葉の真意を

裏付けるものでした。

 

 

 

 

彼女の住まいからも

ほど近い、

 

東京オリンピック選手村跡地に

誕生した

 

巨大マンション群

「晴海フラッグ」での

異常な事態です。

 

 

 

 

現在、

あの美しく

整備されたはずの街で、

 

外国人グループによる

「白タク行為(道路運送法違反の無許可営業)」が

横行しているそうです。

 

 

 

さらに、

法の網の目を潜り抜けた

「ヤミ民泊(違法な住宅宿泊事業)」に

 

出入りする

外国人観光客らによって、

 

駐車場にゴミや

排泄物が放置され、

 

注意した住民と

一触即発のトラブルになるなど、

 

 

現地の方々が

恐怖と不安を抱えながら

生活している現実があります。

 

 

 

 

問題の根源は、

単なるモラルの欠如だけでは

ありません。

 

 

 

 

 

昨今の円安を背景とした、

海外投資家による

「投機的な不動産買収」です。

 

 

実需(実際に住む目的)のない

外資マネーが

 

日本の土地や

物件を買い漁り、

 

そこが違法なビジネスの

温床となっているのです。

 

 

さらには、

スパイ活動の

拠点になっている場合もあると、

私は思います。

 

 

 

 

他国では

当たり前のように

導入されている

 

「外国人・外国資本による土地取得規制」が、

日本はあまりにも

遅れています。

 

 

 

" 心・技・体 "

 

 

 

どれほど

最新鋭の防犯カメラ(技)を設置し、

 

堅牢で美しい

コンクリートの建物(体)

築き上げても、

 

そこに集う

人々のモラル(心)が欠如し、

 

 

それを正すための

「法規制」が追いついていなければ、

 

たちまち

街の秩序は崩壊します。

 

 

 

 

現状は完全に

イタチごっこであり、

 

国や行政による

早急な法整備と

 

厳格な取り締まりが

急務であると

痛感せざるを得ません。

 

 

 

あの「豊洲大橋」や

両岸に整備された

「豊洲ぐるり公園」から見た

 

あの眩いばかりの

摩天楼の光。

 

 

 

 

その裏側には、

日本の法制度の脆弱性を突く

都市の深い影が落ちていました。

 

 

 

 

 

​歴史が染み付いた

江戸の坂道を歩き、

 

最先端の街が抱える

光と影を知る。

 

 

 

 

 

今思い起こせば、

 

今年の1月の東京出張は

人間の営みと「心技体」、

 

そして

社会の「秩序」について、

 

改めて深く考えさせられる

貴重な時となりました。

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝