今日の一言 2026-02-12 (木)

道場長の一日一心 " ​敗戦で消え、復活した祝日。私たちが受け継ぐべきもの "

今朝目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

 

本日は、二十四節氣

立春(りっしゅん)次候

 

七十二候

第ニ候 黄鴬睍睆(うぐいすなく)

2月9日~13日ごろ。

春告鳥(はるつげどり)とも呼ばれる

ウグイスが、春の到来を告げるように

山里で鳴き始めるころ。

 

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 "

​『 ​​​はいせん で きえ、ふっかつ した しゅくじつ。わたし たち が つけつぐ べき もの 』

 

 

 

 

 

​昨日2月11日は

「建国記念の日」でした。

 

 

​この日は、

「建国をしのび、国を愛する心を養う」という

趣旨の国民の祝日です。

 

 

 

私たち

日本国民一人一人が、

 

我が国の

長い成り立ちをしのび、

 

今日に至るまでの

先人の努力に思いをはせ、

更なる国の発展を願う日です。

 

 

 

 

​例年であれば、

私は奈良県にある

 

橿原神宮(かしはらじんぐう)の

「紀元祭」へと足を運びます。

 

 

 

 

『日本書紀』に記された

建国の地、橿原。

 

 

ここは、

天照大神の末裔(まつえい)である

神武天皇が、

 

九州・高千穂からの

過酷な東征を経て

たどり着いた約束の場所です。

 

「平和な国を築く」という

不屈の志のもと、

 

畝傍山(うねびやま)の麓に

橿原宮が開かれたことで、

 

「日本」という国の

長い歴史が始まりました。 

 

 

 

 

この地で執り行われる

「紀元祭」は、

 

橿原神宮にとって

年間で最も重要な祭典であると同時に、

 

天皇陛下の御使いである

「勅使(ちょくし)」をお迎えする

「勅祭(ちょくさい)」でもあります。

 

 

​

勅祭とは、

古来より朝廷の崇敬が

極めて厚い神社に対し、

 

陛下からの

お供え物(幣帛へいはく)が

捧げられ、

 

御祭文が奏上される

格式高い儀式のこと。

 

 

 

 

現在、

この「勅祭」が執り行われるのは、

 

全国約8万社ある

神社の中でも、

わずか17社のみだそうです。

 

 

​

その中でも、

別格の存在とされる

 

「伊勢の神宮(伊勢神宮)」を除き、

 

「勅祭社」と

定められているのは、

以下の16社に限られています。

 

 

​

【勅祭社 16社】

​賀茂別雷神社(上賀茂神社/京都府)

​賀茂御祖神社(下鴨神社/京都府)

​石清水八幡宮(京都府)

​春日大社(奈良県)

​氷川神社(埼玉県)

​香取神宮(千葉県)

​鹿島神宮(茨城県)

​熱田神宮(愛知県)

​出雲大社(島根県)

​宇佐神宮(大分県)

​香椎宮(福岡県)

​橿原神宮(奈良県)

​平安神宮(京都府)

​明治神宮(東京都)

​近江神宮(滋賀県)

​靖國神社(東京都)

 

 

 

​ここ橿原の地が

いかに特別な場所として

守られてきたか。

 

 

その歴史の深さと重みを、

改めて感じずにはいられません。

 

 

 

 

​しかし

今年は叶わず、

 

地元の神戸にある

「生田神社」の紀元祭にて、

遥拝(ようはい)を行いました。

 

 

 

 

" 遥拝とは "

 

遠く離れた場所から

その方角に向かって拝むこと。

 

 

全国各地の神社で

紀元祭が執り行われ、

 

多くの人々が橿原の方角、

すなわち日本の原点に向かって

祈りを捧げました。

 

私もその一人として、

静かに手を合わせました。

 

 

 

 

​

​長い長い歴史の中で、

私たちの国、日本は

 

幾度となく大きな

困難や試練に直面してきました。

 

 

 

明治維新、

戦後復興、

高度経済成長。

 

 

 

その度に先人たちは、

勇氣と希望を持って立ち上がり、

 

社会変革を実現することで、

数多の国難を乗り越えてきました。

 

 

 

​

自由と民主主義を守り、

人権を尊重し、

 

法を貴ぶ

国柄を育て上げたその歴史。

 

 

 

今の我が国の発展は、

これまでの国民一人一人の

 

弛まぬ努力の

礎(いしずえ)の上にあります。

 

 

 

 

​折しも今年は、

昭和元年から起算して

満百年の節目の年です。

 

 

 

​激動の昭和、

戦禍や災害を乗り越え、

 

今日の日本の礎を

築かれた先人たち。

 

 

その不屈の

叡智(えいち)と努力を、

 

私たちは

受け継がねばなりません。

 

 

 

次代を担う若者が

日本の未来を信じ、

 

心から

「希望」を抱ける国へ。

 

 

 

 

この日本列島を、

より「強く、豊かな」ものへと

育んでいく。

 

 

 

日本の誇るべき国柄を、

未来を担う次の世代へと

しっかりと引き継いでいくこと。

 

 

 

 

それこそが、

現代(いま)を生きる

私たちの責務だと感じています。

 

 

 

​

​

 

橿原の杜(もり)に想いを馳せ、

来年こそはこの地で

祈りを捧げたく存じます。

 

​

その時まで、

一日一日を大切に。

 

 

今日よりまた、

合氣道の研鑽(けんさん)と

指導に邁進いたします。

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝