今日の一言 2025-12-25 (木)
道場長の一日一心 " 【季節の便り】冬至の柚子で、心と身体を温める "
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
本日は、二十四節氣
冬至【とうじ】初候
七十二候
第六十四候 乃東生(なつかれくさしょうず)
12月21日~25日ごろ。
ウツボグサの芽が出てくるころ。
今日の " 道場長の一日一心 "
『 【きせつ の たより】とうじ の ゆず で、こころ と からだ を あたため る 』
今週末は
ぐっと氣温が下がる予報ですね。
私の住む神戸でも
いよいよ冬本番の寒さがやってくるようです。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、
今週から二十四節氣「冬至」ですね。
冬至といえば「柚子湯」。
よく「冬至(とうじ)」と、
温泉で心身を癒やす「湯治(とうじ)」の
語呂合わせだと言われますが、
実はもっと
深い意味があるのですね。
かつて冬至は、
「一年の始まり」と考えられていました。
新しい一年を迎える前に、
柚子の強い香りと
薬効によって身を清める
「禊(みそぎ)」のような役割が
あったのだそうです。
「柚子湯に入れば風邪をひかない」
という言い伝えも、
単なるおまじないではなく、
身体を芯から温めて
免疫力を高めるという
先人の知恵が詰まっているのですね。
柚子の木を思い浮かべてみると、
その成長にも趣があります。
初夏は
可憐な白い花を咲かせ、
爽やかな香りを漂わせます。
秋には
太陽の光をたっぷり浴びて、
鮮やかな黄色い実を結びます。
そうして冬に収穫される柚子は、
まさに一年分の「氣」が凝縮された
果実といえますね。
柚子の魅力は、
お風呂だけではありません。
冬の食卓には欠かせない、
ある意味「万能選手」ですね。
寒い夜の「お鍋」や「焼き魚」に
一切れ添えるだけで、
香りが立ち、食欲をそそります。
また柚子胡椒は、
ピリッとした辛みと爽やかな香りで、
いつもの一品を格上げしてくれます。
" 寒さを味方につけて "
本格的な
冬の寒さはこれからですが、
柚子の香りに包まれながら、
ゆったりとお湯に浸かる時間は格別です。
一年の疲れを癒やし、
心身ともにリフレッシュして、
新しい季節を元氣に迎えたいですね。
皆様も、
暖かくして素敵なクリスマス、
年末年始をお過ごしください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
兵庫県合氣道連盟
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝