今日の一言 2025-07-22 (火)
道場長の一日一心 " 素直であることは楽しいことだ "
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
今週も宜しくお願いします。
本日は、二十四節氣
大暑【たいしょ】初候
七十二候
第三十四候 桐始結花【きりはじめてはなをむすぶ】
二十四節氣は「大暑」へと移りました。
二十四節氣における夏の最後の節氣で、
一年で最も暑さが厳しい時期とされています。
「桐始結花」は7月22日~27日ころにあたります。
きりの花が実を結び始める頃。
今日の " 道場長の一日一心 "
『 すなお で ある こと は たのしい こと だ 』
神戸市の市立中学校では、
全国に先駆け
2026年度に部活動を終了し、
生徒が地域の方々とともに活動する
「神戸の地域クラブ活動」
「KOBE◆KATSU(コベカツ)」が始まります。
コベカツとは、
校区を越えて子どもたち自身が
「やりたいこと」を選んで活動でき、
これまで部活動に無かった
新種目に取り組むことができます。
地域のスポーツ、文化団体をはじめとした
幅広い団体が主体となり、
中学校の施設を活用し、
スポーツや文化活動など、
子どもたちに活動の場を提供する。
2026年9月から、
神戸市内で全ての神戸市立中学校が
地域の教育資源と連携し、
子どもたちの学びをさらに豊かにする
取り組みとして始まります。
「中学校の部活動で合氣道をやれないか?」
私自身、
合氣道の指導者として活動を始めた頃から
ずっとそんな思いがありましたので、
合氣道琴心館寺崎道場は
コベカツに " 積極的 " に参画いたします。
" 偶然ではない、必然の導き "
今月末 (2025年7月31日) で
コベカツの二次募集が締め切られるため、
私はもう一度、
自分の生活スケジュールを見直し、
神戸市の一区一校でも多く
合氣道琴心館寺崎道場の合氣道を
取り入れてもらうべく、
PCに向かって登録作業を進めていました。
そんな折、
先日、所属する
兵庫県合氣道連盟会長の琴地茂先生より
「コベカツで東の地区はされないのですか?」と
ご質問をいただきました。
実は、
私自身もそれが氣になっていたところでした。
二次募集が始まってすぐに、
神戸市中央区、兵庫区、北区、西区の
4区の中学校と地域施設の登録を
済ませていましたが、東地区がないのです。
神戸市の東といえば、東灘区、灘区です。
それらを加えるとなれば、
自分の生活スケジュール的には
もう限界に近い状態です。
「本当にやれるのか?」
しかし、
私の中でくすぶっていた思いと、
会長からのこのご質問。
これは決して " 偶然 " ではありません。
そもそも、
世の中に " 偶然 " というものは存在せず、
全ては " 必然 " だと私は考えています。
これはお天道さまからの
「その場所でやりなさい」という、
ありがたいメッセージに他なりません。
「よし!やるぞ」
そうと決まれば、
居ても立ってもいられず、
早速、車でその地区の中学校を
下見に行ってみました。
「この道のりを来年から通うんだ」
「たくさんの素晴らしい人たちとの出逢いが待ってるんだ」
まだ見ぬ元氣ハツラツとした
中学生の顔が浮かんできます。
そんな子どもたちと
共に合氣道を学び、成長できる。
胸の高鳴りが抑えきれず、
とてもワクワクしました。
" 素直さから生まれる「成功」"
私はまだまだ未熟者であり、
まだまだ発展途上にあります。
しかし、
幸いなことに子どもの時から
" 素直さ " だけは備わっていました。
残念ながら両親はもう他界しており、
確かめることはできませんが、
幼少期に受けた両親からの教育の中で、
この " 素直さ " を身につけることが
できたのでしょう。
この " 素直さ " が、
やがては " 謙虚さ " へと結びつき、
その " 謙虚な姿勢 " から生まれた行動が、
今回のように「ワクワク感」へと進み、
最終的には
「成功」につながるのであると、
私は信じています。
自分の中にある
" 消極的 " な固定観念やプライドに
固執していては、
新しい学びや氣づきを得ることはできません。
" 素直な心 " で他者の言葉に耳を傾け、
自らの行動を省みることができる人こそ、
成功への扉を開くことができるのでは
ないでしょうか。
この東の地区での新たな挑戦も、
" 素直な心 " で
一つひとつのご縁を大切にしながら
今後も進めていきたいと考えています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
兵庫県合氣道連盟
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝