今日の一言 2025-02-17 (月)
道場長の一日一心 " 自分で探し考えたことは忘れない "
今朝も目覚めることができた、
ありがとう。
本日は、
二十四節氣
立春 (りっしゅん) 末候
七十二候
魚上氷 うおこおりをいずる
第三候
「立春」は次候から末候へと移り、2月14日~18日くらいにあたります。
だんだんと暖かくなり、川や湖の氷が薄くなり解けはじめ、魚が跳ねるころのことです。
春の氣配に魚たちも少しづつ活発な動きになるのですね。
今日のお題
『じぶん で さが し かんがえ た こと は わすれ ない』
道に迷ったりしたとき、
人に道を尋ねるのは
圧倒的に女性が多いようですね。
一方で、
男性は地図やナビを見て
自分で見つけるまで探しまわる。
私も例外に漏れず、
人に道を尋ねることはほとんどないです。
「道に迷ったら、人に聞くのが一番手っ取り早い」
確かにそうかもしれません。
特に、急いでいる時や
土地勘のない場所では、
人に尋ねるのが効率的な手段ですよね。
でも、
誰かに道を尋ねる前に、
ちょっと、立ち止まって考えてみよう。
" 自分で考えることに
重要性があると思うのです。"
たとえば、
地図アプリやナビをじっくり見てみたり、
周囲の景色や標識を観察してみたり、
道に迷った
過去の経験や知識を思い出してみる。
そうすることで、
意外と簡単に
目的地にたどり着けることもあります。
" 自分で探す過程が大切です。"
人に聞いてしまうと、
すぐに答えを知ることができます。
これは時間の無駄を省き、
効率的なことに違いありません。
しかし、
自分で考えて、
試行錯誤して、
ようやく目的地にたどり着いた時の
達成感は格別です。
またその過程で、
様々な発見や学びがあることもあります。
" 記憶に残る経験が大切だと思うのです。"
人に聞いたことは、
すぐに忘れてしまうけれども
自分で考え、
苦労して見つけた道は、
記憶に残りやすいものです。
これは合氣道の技を覚える時も同じです。
「あっ、その技忘れました」
そう言って、
あたかも忘れることが当然のように
何度も私に技をきく人もいます。
本氣で覚えようとしない
心の表れですね。
そういう人は
この先も何ら変わりませんよ。
人にきけばすぐわかるが、
すぐ忘れる。
自分で考えたことではないからです。
その反対に
一度、頭の回路を通ったことは忘れない。
自分で考える時間を持つことです。
現代社会は、情報過多の時代です。
何が正しいのか?
自分で考える習慣を身につけないと
これからの時代についてはゆけない。
少し立ち止まってでも、
自分を見つめ直す時間を持つことが大切です。
自分と向き合い、
本当に大切なものは何かを考える。
人にきく前に
" まずは自分で考えること。"
それが、
考える力を養い、
現代社会において
豊かな人生を送るための
第一歩になるのではないでしょうか。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝