今日の一言 2025-02-05 (水)

道場長の一日一心  " 疲れる原因は姿勢にあり "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

 

本日は、

二十四節氣

立春 (りっしゅん) 初候

 

七十二候 

東風解凍 はるかぜこおりをとく

第一候

二十四節氣では「大寒」から「立春」へと移り、2月8日頃までは立春の初候にあたります。

東風とは春風のこと。

東風解凍とは、あたたかな春風が吹きはじめ、川や湖の氷がゆっくりと解けるころのことです。

 

 

 

 

今日のお題

 

 

 

『つかれ る げんいん は しせい に あり 』

 

 

 

姿勢が良いと

見た目も美しく、

格好が良いですね。

 

 

しかし、

その重要性は

外見だけにとどまりません。

 

 

 

姿勢が悪いと、

体が前後左右に傾き、

 

体の軸が

常に不安定な状態になります。

 

 

この状態が続くと、

視線もまた不安定になり、

両目から入る情報に

ズレが生じるのです。

 

 

脳は、

このズレを修正するために

余分な作業を強いられ、

 

その結果、

脳の疲労が蓄積し、

集中力や判断力が

低下すると言われています。

 

 

つまり、

姿勢を正すことは、

見た目を美しくするだけでなく、

 

脳の疲労を軽減し、

集中力や判断力を

高めることにもつながるのですね。

 

 

 

それが

" 人間の脳の仕組み " であることが

分かれば、

 

 

親が子どもに

「勉強しなさい」

「集中しなさい」などと

いくら言ったところで、

できるはずもないのです。

 

 

 

私が主宰する

合氣道寺崎道場には

背中が丸まっているような

子どもは一人もいません。

 

 

 

しかし、

その子どもたちでも

初めて道場に来た時は

皆、姿勢がひどく乱れていました。

 

 

正座したとき、

ほとんどの子どもは

仙骨が起きていませんでした。

 

 

 

しかし、

その子どもの仙骨に

そっと手を当て起こしてやります。 

 

 

 

それを繰り返し行うだけで

改善できるのです。

 

 

 

まぁ、

子どものことですから、

 

時々、氣が抜けてしまって

背中が丸まってしまうことも

ありますが、

 

そのときも

「仙骨を起こしなさい」などと

口で注意するのではなく、

 

そっと優しく

仙骨に手を当ててあげるだけで

一瞬にして直ります。

 

 

 

それを繰り返し行えば、

私が近付いただけで

さっと自分で

仙骨を起こせるようになるのです。

 

 

 

 

また、

姿勢の悪さは

脳だけではなく、

内臓にも悪い影響を

与えてしまいます。

 

 

 

良い姿勢は

道場だけではなく、

家庭で実践することが大切です。

 

 

親子で実践することが重要です。

 

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝