今日の一言 2025-01-15 (水)

道場長の一日一心  " 刻石流水 "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

本日は、

二十四節気 

小寒 (しょうかん) 末候

 

七十二候 

雉始雊 (きじはじめてなく)

第六十九候

1月15日~19日頃までは小寒の末候にあたり、雉(きじ)のオスがメスを求めて、甲高い声で鳴くころです。

 

 

 

 

今日のお題

 

 

『こくせきりゅうすい』

 

 

受けた恩義は

どんな小さくても

心の石に刻み、

忘れないようにしよう。

 

人に施したことは

水に流し、

忘れてしまおう。

 

 

人からいただいた愛は

決して

忘れないようにしよう。

 

人に与えた愛は

忘れてしまおう。

 

なぜなら、

それはその人への

自分からの贈り物だ。

 

その贈り物は

もう、

その人のものであって、

自分のものではない。

 

 

人からもらった

形あるもの、形ないもの

全てに感謝して、

 

自分が与えてあげたものは

何もかも

きれいさっぱり手放そう。

 

 

人間は

人から受けた恩には鈍感で

してもらったことを

忘れてしまいがちだ。

 

一方で、

誰かにしてあげたことは

ほんの小さなことでも

いつまでも

覚えているものだ。

 

 

「誰かのためにしてあげた」とか、

「あの人のためにやってあげた」と

よく言いますが、

 

本当のところは

「自分が勝手にしてあげた」

だけのことではないだろうか。

 

 

自分が勝手にしたことなら、

その相手に

見返りを求めることは

おかしなことである。

 

 

人から受けた恩は

心の石に刻み、

人にかけた情は水に流す。

 

 

それなら、

「させていただいてありがとう」と

感謝の言葉しか、

出てこなくなるのではないだろうか。

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

道場長 拝