今日の一言 2024-09-18 (水)

人として一流をめざすための道場長の今日の一言  " 丸い心と四角い心 "

今朝も目覚めることができた。

 

ありがとう。

 

 

 

 

 

『まるい こころ と しかくい こころ』

 

 

 

 

 

中秋の名月

 

というだけあって、

 

ほんとに見事な

 

お月さまだ。

 

 

 

このブログを執筆中も

 

私の寝室から西の空に

 

まん丸と大きな

 

オレンジ色をした

 

お月さまが、

 

あと1時間ほどで

 

西の山の向こうに

 

沈んでゆく。

 

 

 

 

 

合氣道寺崎道場の

 

お弟子さんも各々、

 

眺める場所は違えど、

 

皆、同じ月を見たことだろう。

 

 

 

 

 

近い将来に

 

合氣道師範として、

 

道を歩むべく

 

日々の稽古に励む、

 

 

 

東北出身の

 

日本女子である

 

お弟子さんから

 

見事な中秋の名月の

 

写真がLINEで届いていた。

 

 

 

何やら、

 

最新のi-phoneに

 

機種変更したらしい。

 

 

 

早速、

 

高性能のスマホで

 

高画質の中秋の名月を

 

届けてくれた。

 

 

 

そのトークには

 

" 万物流転 "と

 

送信されてきた。

 

 

 

 

 

昨年の

 

指導者育成稽古の

 

座学の時間に

 

私が話した内容である。

 

 

 

確か、

 

その内容は

 

" 縁と万物流転 "

 

であったと記憶している。

 

 

 

縁とは円のことでもある。

 

 

 

丸い円は決して

 

どこともぶつからない。

 

 

 

そして、天地大自然の

 

万物は流転して止まない。

 

 

 

森羅万象、全てのものも、

 

生きとし生けるもの、

 

その全ての生命が、

 

天地大自然によって

 

生かされている。

 

 

 

そうであるなら、

 

私達人間も

 

この天地大自然に

 

則った生き方を

 

しなければならない。

 

 

 

それを自然というのだ。

 

 

 

 

 

この東北出身の日本女子、

 

東京都内にある大学に

 

通いながら、

 

 

 

縁あって、

 

合氣道を学ぶことになり、

 

 

 

この先、就職してもなお、

 

合氣道師範として

 

後進を指導する道を

 

歩むというのだ。

 

 

 

この日本女子の名は

 

「つぶらや ひとみ」という。

 

 

 

これは私が名付けた

 

別称である。

 

 

 

つぶらやは本名で

 

つぶらな目をしているから、

 

そう名付けた。

 

 

 

本人もえらく

 

氣に入っているとのことだ。

 

 

 

彼女が何故、

 

合氣道師範としての道を

 

歩むことになったのか。

 

 

 

昨年入門した彼女は

 

現在、無級だ。

 

 

 

昨年の春の集中稽古に

 

参加するため、

 

神戸にやってきた。

 

 

 

その時参加した

 

お弟子さんの中で、

 

特に目の輝きと、

 

座った後ろ姿が

 

印象的であった。

 

 

 

とても希望に満ち溢れた、

 

明るい心の表れが、

 

身体全体から見て取れ、

 

顔の表情にも表れていた。

 

 

 

「あなたは指導者に向いてるから、指導者になったらどう」

 

 

 

私は直感でそう思った。

 

そして彼女にそう話した。

 

 

 

すると、彼女は

 

間髪入れずに、

 

「はい」と一言だけ

 

しっかりと返事したのだ。

 

 

 

後に聞いたことだが、

 

せっかく、師範が

 

そう言ってくださるなら、

 

そうしよう。

 

 

 

とにかく、やってみよう。

 

 

 

やらなければ、

 

何も分からないから、

 

 

 

これも天地大自然から

 

与えてくださったことであり、

 

何かしら、

 

自分にとって

 

やらなければ

 

ならないことが、

 

きっとあるのだろう。

 

 

 

とても大切なご縁を

 

いただいたことに

 

深く感謝しているというのだ。

 

 

 

なんと立派な18歳だ。

 

 

 

私のほうこそ、

 

良きご縁に恵まれた

 

ことに感謝、感激している。

 

 

 

 

 

何事も

 

やってみなけりゃ

 

分からないのだ。

 

 

 

 

 

一方で、

 

やる前から、

 

 

 

まだ、何も始めてないのに、

 

ドウタラ コウタラと

 

 

 

心を真四角に

 

ギュッと固めて、

 

自己主張する人もいる。

 

 

 

やりもしないで、

 

やらない、

 

やれない理由ばかり

 

一所懸命に探す。

 

 

 

このような生き方を

 

時間の無駄使いという。

 

 

 

それでは、いつまでたっても

 

やれない。

 

 

 

要は、

 

やりたくないのである。

 

 

 

この両者の違いは、

 

 

 

心が丸いか、四角かである。

 

 

 

やわらかな丸い心は

 

何でもすぐに吸収できる

 

柔軟な心だ。

 

 

 

一方で、

 

固い四角な心は

 

すぐに人とぶつかる。

 

四辺が角であるから、

 

せっかく

 

人から聞いた良い話も、

 

その角にぶつけて

 

先に進めないのだ。

 

 

 

天地大自然の

 

万物流転のように、

 

心が常に動いて、流れて

 

一瞬たりとも

 

留まることをしない。

 

柔軟な生き方が良いのか。

 

 

 

心を停止させ、

 

頑なに拒むように

 

汚れた泥沼の中で

 

佇んでいるほうが

 

良いのか。

 

 

 

その違いである。

 

 

 

そのどちらが

 

健康体であるだろうか。

 

 

どちらが

 

心を積極的に

 

使っているだろうか。

 

 

 

万物流転、

 

それは留まることは

 

決してないのだ。

 

 

 

そして地球は丸い。

 

 

 

円は決してぶつからない。

 

 

 

あなたなら、

 

どっちを選びますか。

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき

 

ありがとうございました。

 

 

 

道場長 拝